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本質的な価値提供で、人材紹介を心から楽しめる。バリュー表彰を受賞した3人に聞いたプレックスらしい働き方と組織の風土

プレックスでは、「顧客・高み・一丸」という3つのバリューを掲げており、それぞれのバリューを体現するメンバーの表彰をおこないました。今回はバリュー表彰を受けた、長谷川、熊谷、星野の3人に、プレックスでの働き方や組織風土について話を聞きました。

目次

1)楽しみながら成果を上げる、プレックスのワークスタイル
2)チームで高みを目指し、顧客に寄り添う
3)様々な視点で考え、企業と求職者の双方に価値ある提案を
4)大事にしているバリューと行動指針
5)一丸となり、柔軟に成果に向かう風土
6)バリューを浸透させて、プレックスらしく働ける組織に

長谷川 威夫(はせがわ たけお)

19歳でリクルートでのアルバイトからビジネス人生をスタート。アパレルベンチャー、食品業界などを経て再び人材業界へ戻る。40年余りのビジネス人生で培った知見をすべて共有し、今までの学びの恩返しをしたいと考え、2022年7月にプレックスへ合流。主に、物流企業の採用戦略を支援。あまりのスピードに逆に学びも多く、日々成長を実感しながら仕事をしている。プレックス初の「顧客」賞を受賞。


熊谷 秀明(くまがい ひであき)

企業に所属し社会人野球選手としてプレーする傍ら、野球スクールの運営にも従事。引退後は、不動産業界で営業を経験し、2023年6月よりプレックスに入社。入社以来、複数の社内ギネスを更新し、「わっしょい」を合言葉に日々チームを盛り立てながら、継続的に高いパフォーマンスをあげる。プレックス初の「高み」賞を受賞。


星野 誠(ほしの まこと)

人材業界で10年以上働き、派遣・新卒採用代行・定着コンサル・紹介などの業態を経験。2023年1月よりプレックスに入社。平日はメンバーの案件チェックと指導をしながら、プレイングマネージャーとして奮闘中。休日は少年野球チームで小学生とコーチを指導する総監督。中学シニアチームの臨時コーチも務める。プレックス初の「一丸」賞を受賞。

1)楽しみながら成果を上げる、プレックスのワークスタイル

はじめに、バリュー表彰が始まった経緯について教えてください。

星野 プレックスでは組織の拡大を見据え、約1年かけてバリューの見直しを進め、2023年3月に「顧客・高み・一丸」という3つのバリューと、それに紐づく行動指針を設けました。

事業成長に伴い組織が拡大し、多様なバックグラウンドを持つメンバーが増えているため、全員が同じ方向を向いて成果を上げるには、社内にバリューを浸透させることが効果的だと考えています。そのため、称賛する文化を醸成することを目的としてバリュー表彰を始めました。

長谷川 プレックスの褒める文化は、前職のリクルートに似ていると感じます。今回、バリュー表彰という形で、日々の行動を評価してもらえたのは素直に嬉しかったです。

常にバリューを意識したり、積極的に広めていこうとしたりして仕事に取り組んでいるわけではありませんが、明確なバリューが掲げられていることで、一人ひとりが仕事に向き合いやすく、同じ方向に力を発揮しやすいと思います。

星野 「顧客・高み・一丸」という3つのバリューとそれに紐づく行動指針は、プレックスで働く私たちが大事にする価値観や、これまで培ってきた組織の風土をよく表しています。

私はこれまで長く人材業界に携わり、1年前にプレックスに転職してきましたが、今後も良い職場の雰囲気や環境を保っていきたいという想いから、有志でバリューチームに入り活動しています。

前職では、たとえ成約したとしても、「クライアントや求職者に対して、本質的な価値を提供できているのか?」と、悩みが尽きない日々でしたが、プレックスではその実感を得ながら仕事に取り組むことができ、働いていて楽しいです。


熊谷 私も以前は不動産や土地の売買をする仕事をしていたのですが、常に数字作りに追われて、当時は仕事を楽しむ余裕がありませんでした。そうした働き方に疑問を抱き、わくわくしながら働ける環境を求めて転職活動をしていた時に出会ったのがプレックスです。

今は心から仕事を楽しんでいますし、周りにはどんな状況でもポジティブに捉え、楽しみながら仕事をする人が多くいます。「明日また新しい出会いが生まれるかもしれない」と考えると、それだけで仕事が楽しく感じられますし、日々変化があり面白いです。

長谷川 「楽しい」というのは、プレックスで働く上での、一つのキーワードのような気がします。私は熊谷さんと同じ部署ですが、熊谷さんを見ていると、本当に楽しみながら仕事をしていることがよく分かります。自分の成果だけでなくチーム全体で成果を上げるために、先頭に立って盛り上げていて、それが周囲に良い影響をもたらしています。

2)チームで高みを目指し、顧客に寄り添う

熊谷さんは、誰よりも高みを目指し、圧倒的な成果を残して、「ワッショイ!」という合言葉で事業部全体をポジティブにしている、という理由で表彰されました。「ワッショイ!」と言い始めたのは、どのような理由からですか?

熊谷 「誰かが成果を上げるたびに、みんなで喜びを共有する風土を作りたい」という話しをしていた時に、「お祭りみたいに盛り上げたら楽しいんじゃないか?」という話になり、「ワッショイ!」という言葉を使い始めました。

長谷川 熊谷さんが「ワッショイ!」と言うとチームが活気づいて、「もう一本電話をしてみようかな」という気持ちになるんです。周りもその空気に引き込まれて、気付いたら楽しくなり、自然とチーム全体で高みを目指す雰囲気が醸成されているから不思議です。熊谷さんが「ワッショイ!」と言い始めてから、チームの雰囲気がさらに良くなりました。

熊谷 ポジティブな思考や行動で、チーム全体をより良くしていきたいと考えているので、これからも言い続けていきます。(笑)

プレックスには個人で成果を追うのではなく、みんなで楽しみながら成果に向かう雰囲気があり、幼少期から続けてきた野球にも似たものを感じます。チーム一丸となって物事に取り組むことが、自分には合っていると思いますし、そういうところを評価していただけたのは嬉しいですね。

長谷川 日々同じように仕事をしていたとしても、周囲の声かけなどによって、チームの雰囲気や働く人のモチベーションが上がり、それがダイレクトに成果に表れているのは本当に凄いことです。


ー長谷川さんの顧客賞の受賞理由には、当社の売上や個人の目標視点だけではなく、「どうすれば顧客が成功するのか?」という視点を大切に営業しているとあります。日頃、どのようなことを意識して仕事をしているのでしょうか?

長谷川 少しでも自分の利益を優先させた途端にお客様は離れていくので、顧客の利益を大事にするというのは大前提です。その上で、お客様の利益、つまり採用人数を増やすためにどうすれば現状の課題を解決できるかについてお客様と一緒になって考え、最大限の提案をするように意識しています。

お客様の採用を成功に導くことが、結果として私たちの利益につながるので、課題に深く入り込み、目標を達成できるように伴走しています。

熊谷 長谷川さんはお客様との関係構築がとても上手です。長谷川さんのクライアントとは、初めての打ち合わせでもすぐに打ち解けられますし、フラットに話しをすることができます。入り口から良好な関係性を築き、話しやすい雰囲気を作ってくださっているので、クライアントから様々な情報を提供してもらうことができます。それにより求職者にも解像度の高い情報を伝えることができ、人材をスムーズに案内することが可能です。

また、長谷川さんのクライアントは求職者の方からも評判が良く、「面接で色々な情報を聞くことができました」とか、「その会社に入りたくてわくわくしてきました」と、喜んでいただけることが多いです。面接の直後に、わざわざお礼の電話をいただいたこともあります。

長谷川 色々と人生経験が豊富なので、良好な人間関係を築いていくのは得意かもしれません。(笑)

3)様々な視点で考え、企業と求職者の双方に価値ある提案を

ー星野さんの一丸賞の受賞理由には、「チーム一丸の空気を作り価値を生み出してくれた」とありますが、星野さんはどのような価値提供を重視しているのでしょうか?

星野 求職者の将来を見据えた提案ができるのは非常に嬉しいですし、やりがいも大きいので、未来の道筋を立てて、求職者一人ひとりをきちんと導いていくことを大事にしています。一方で、人材紹介に携わっていると、どうしても求職者の方に感情移入しやすいので、クライアントへの価値提供も同じくらい大事にしています。

クライアントに良い人材を紹介するためには、求職者のことを深く理解する必要があります。人材の強みや仕事への向き合い方、今後改善しなくてはいけないことなど、たくさんヒアリングを重ねて、細部まで把握した上で企業に紹介するようにしています。

メンバーには日頃から、「採用する企業側の目線も持ち合わせて、様々な角度から求職者への理解を深めてマッチングしよう」と話しているので、最近はメンバーそれぞれが柔軟な発想で企業と人材をマッチングできるようになってきました。

具体的に、どのようなマッチングが生まれているのでしょうか?

星野 例えば、新たに資格を取得して、その資格を活かして働きたいという意向の方がいたとしても、企業が求める経験や技術レベルに達していなかったり、すでにそのポジションが埋まっていたりすることもあります。そうした時に、今まで培った経験や技術を活かして志望する企業で働くことができるのであれば、一度転職した上で、将来的に資格を活かして働くという選択肢を提案することもあります。

最終的なゴールを明確にして、そこにたどり着くための道筋をしっかりと共有することで、すぐに希望がかなわなくても、納得して転職されるケースもあります。

長谷川 星野さんとは別の部署で、仕事での接点がほとんどないので、そこまで理解を深めて紹介をしていることに驚きました。

星野 前職では数字を作ることが優先で、企業や求職者に寄り添った支援をすることができず、もどかしい思いをしました。ようやく理想とする紹介のスタイルに近づいてきましたが、現状に満足せずもっと多くの引き出しを用意して、企業と求職者の双方にとって価値ある提案をしていきたいと考えています。

様々な視点で物事を考えることができれば、マッチングの幅も広がります。最近はチーム内で私やメンバー同士での相談が増え、意見が飛び交うようになりました。かなり頭を使うので疲れますけど、今のスタイルで仕事ができるのは楽しいですね。

4)大事にしているバリューと行動指針

みなさんが特に大事にしているバリューや、行動指針はありますか?

長谷川 企業として売上や利益を追求するのは当然ですが、顧客の利益があるからこそ自社の利益があるので、顧客というバリューとその行動指針は特に大事にしています。誰かの役に立つために自分がいると考えているので、社外でも社内でも、人のために動いて喜んでもらえることが一番です。

熊谷 私は「最速で最大を目指す」という行動指針を最も意識しています。すぐにでも転職したいという求職者の方も多く、競合もいるので、私のことをいち早く知ってもらい、頼ってもらえるような関係性を築くことが重要ですし、スピードだけでなく、より良い選択肢を提示できるように努めています。

星野 どのバリューも大事ですし、好きなのですが、特に意識しているのは、「広く深く考え、迅速に解決する」という行動指針ですね。私のメールの署名にもこの言葉を入れています。

人材紹介は求職者やクライアントのために、何が足りなくて何がピッタリはまるピースなのかを考え、それを解決することができれば、とても感謝される仕事です。それが仕事のやりがいにもなりますし、結果として、成約が生まれて対価をいただけます。

先日も、半年ほど転職の支援を続けてきた若い求職者のご家族が、内定先企業の所在地で度々起こる豪雨災害を心配しているという話があり、その地域の住環境などについて調べて、すぐにご両親と電話面談をしました。結果的に、内定していた企業はお見送りになりましたが、他の企業への転職を支援することができ、ご本人やご両親からお礼の電話をいただきました。

様々な事情により、すぐに転職に至らない方もいますが、自分の名前を覚えていただけるくらいの関係性を築くことができれば、転職活動を再開するタイミングであらためて連絡をもらえますし、中長期で自分の成果に積み上がっていきます。

ダイレクトリクルーティングでも、人が介在する価値は大きいですよね。

長谷川 私たちが事業を展開するエッセンシャルワーカーの領域においては、まだ企業も求職者もダイレクトリクルーティングに慣れていないので、人が介在しながらフォローアップしていくことで、決定率や満足度は大きく変わります。

熊谷 例えば、履歴書を準備したり、スーツを用意したりすることも、人によっては面倒に感じることもあります。そうした小さなボトルネックをどうすれば解消することができるかを常に考え、自分にできることは可能な限りサポートするようにしています。

長谷川 現状は、ただダイレクトリクルーティングの仕組みを提供するだけでは、思うような成果は期待できないので、人が介在する価値はかなり大きいと思います。


5)一丸となり、柔軟に成果に向かう風土

あらためてプレックスに集まっている人材や、組織の風土について教えてください。

熊谷 いつ話しかけてもウェルカムな雰囲気で、気軽に相談に乗ってくださる、素直で、優しい人ばかりです。経営陣や上司、同僚に対する信頼も厚く、採用がしっかりとしているので、新しい人が入ってきても安心してすぐに打ち解けられます。

星野 それでいて個々のキャラは立っていますし、それぞれの個性を発揮してきちんと成果を上げているから面白いですよね。私も色々と思考を巡らせながら、クライアントや求職者への最適な選択肢を一緒に考えることができるメンバーがいるからこそ、仕事が楽しいです。誰と働くかというのも仕事を楽しむ上では大切な要素ですよね。

長谷川 組織としてはまだ盤石とは言えませんが、楽しみながら仕事をする雰囲気は、プレックスにいる一人ひとりの人柄や、仕事への向き合い方から醸成されている気がします。事業を成長させていく過程では、大変なことや避けて通りたいようなことにも直面しますが、それさえも楽しみながら、一丸となって仕事に取り組むことのできる人の集合体がプレックスなのだと思います。

5年先、10年先のことはわかりませんが、今はどの事業も伸びていて、人も増えているので、組織として非常に良いスパイラルで回っています。一人の強力なリーダーがいなくとも、自然と同じ方向を向いて一丸となっているところに、組織の強さを感じます。

成果を上げるための方法やプロセスについても、柔軟に個が尊重されるのでしょうか?

長谷川 一人ひとりがきちんと成果を出しているからこそ、ある程度の自由が許容されるのだと思います。好き放題やっていいというわけではありませんが、「仕事をやりきりたい。けど、自由度や裁量が欲しい。」という人にとっては、すごく働きやすい環境だと思います。

星野 私の事業部では、目標に向けて最大限の努力をした上で、目標に届かなかったとしても、最終的に成果がついてくればそこは許容されます。

たとえ月間の目標に対して進捗がギリギリだったとしても、事業部の責任者は「最終的には求職者の意向を優先して決めてもらってください」と声をかけてくれます。むしろマッチングの質が下がったり、求職者の意向を損ねたりするのであれば、無理に成約する必要はないという考え方です。

もちろん、リーダーやマネージャーは、メンバーが各自の目標をコンスタントに達成できるように促していく役割なので、個々が最大限のパフォーマンスを発揮できるようにできる限りサポートしますが、事業部の責任者と私が大切にしたい価値観がフィットしているので、働きやすくマネジメントもしやすいです。

6)バリューを浸透させて、プレックスらしく働ける組織に

最後に、皆さんのこれからの目標について教えてください。

長谷川 社内のメンバーとのちょっとしたコミュニケーションでも、お客様が高い採用目標を達成したというのでも、誰かの役に立って喜んでもらえたら最高ですし、日々それを実感できるのは嬉しいです。大きい小さいは関係なく、人の役に立っていると実感しながら働くことはこれからも大事にしていきたいですし、誰かの役に立っているということは、きっと何かの成果を出せている状態だと思うので、それを追い続けていきたいです。
熊谷 私は求職者やクライアントにしっかりと価値提供し、事業の成長に貢献していくことはもちろん、今後も楽しみながら仕事に取り組める環境を作っていくことが一つの目標です。今いるメンバーにも、これから入ってくるメンバーにも「プレックスを選んでよかった」、「長くプレックスで働いて、もっと成果をあげたい」と思ってもらえるようにしていきたいですね。


星野 自分の成果だけでなく、チーム全体で成果を上げて、メンバー全員がリーダーになれるように引き上げていくことが当面の目標です。
また、組織に「顧客・高み・一丸」のバリューを浸透させていくことで、よりプレックスらしく働くことができますし、逆に思うような成果を上げることができなかったり、組織のバランスが崩れそうになったりした時にも、迷わずに自分たちの原点に立ち返ることができるので、今後も楽しみながら働ける環境を保っていきたいと思います。
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