こんにちは。PIGNUS採用・広報担当の上村です。
誰もが想像し得なかったコロナショックにより社会情勢には大きな変化が起きました。アフターコロナ・Newノーマルへの適応が多くの企業に求められる中、当社では顧客に対し「価値を、本気で」を体現するため、サービスの形態まで大きく変化させることを早期に意思決定しました。
弊社でも、4月度には大幅な利益減少が見込まれるような影響を受けましたが、PIGNUSならではの馬力をかけて約1か月という短期間で当初計画まで戻すことができ、さらに年度末には計画を上回る見込みとなりました。
また、「価値提供の本質」を見直したことにより、現状メイン業務であった、Web広告運用代理業を大きく事業ピボットするという判断を下しました。
詳細はまだ公表できないのですが、テクノロジーの力でより本質的な形で顧客をサポートし、Web広告運用代理マーケットに大きな変革を起こします。
これにより、採用計画自体も大幅な見直しを図ったため、今後の方針についてお話させていただきます。
■PIGNUSでの”働き方“の変化
当社では3月からリモートワークを開始していましたが、業務特性もあり、大きな問題もなくリモートワークに適応することが出来ています。
(旧外苑前オフィス写真)
一方、それまでは外苑前の26坪ほどのオフィスに20名弱が身を寄せ合い業務に邁進していたため、日々代表の水戸が考えていることや発信することなどが熱量も感じるほど伝わっていましたが、リモートワークでは必要最低限のコミュニケーションになりがちです。
リモートワーク開始2週目より、全社で毎日朝会を実施、さらには毎週1度直近の経営課題と業績速報を開示するなど、社内の情報共有を徹底してきました。
目まぐるしく変化する状況において、社内のコミュニケーションの頻度と質が下がることで、顧客への価値提供の質とスピードを落とさないことにこだわり続けています。
■経営方針の変化と企業理念の再構築
コロナによる経済減退懸念が出た3月ごろ、リーマンショック以上のインパクトがあるのではないかという声や、政府による小中高の休校の判断についても「やりすぎではないか」という声など、様々な意見が交錯する中で、当社内ではコロナにより事業計画の変更の必要があるかを議論していました。
当時の結論は、リーマンショック後においてもインターネット広告におけるダイレクトレスポンス領域は、市場が減少しなかったことなども参考とし、当社の業績には「大きな影響はない」という予測をしておりました。
しかしながら、想像よりも実態経済への影響は大きく、緊急事態宣言発令に伴う広告出稿の停止は加速、当初のヨミは外れることとなりました。
一方、出稿が停止したり、縮小したりしたとしても、顧客一社一社への価値提供にこだわり、出稿計画の変更、出稿停止期間中に緊急事態宣言後のシミュレーションの策定等、コンサル一人一人が顧客と向き合い続けてきました。
緊急事態宣言解除により広告出稿の再開もあり、または戦い方を変えるなど、顧客と共にアフターコロナ・Newノーマルへの適応を実施できている経験は、確実に当社の財産になると考えています。
この経験も踏まえ、今後も顧客にとって“マスト”な存在であるために、PIGNUSの「価値提供」の本質を見直し、価値提供し続けるための自己規定となる行動指針を刷新することに。
PIGNUSで働くメンバーは「どうあるべきか」を全員で考え、意見を出し合いながら行動指針を定め、これを体現していくことを全員が日々意識するようになりました。
「WebでプロダクトグロースをするならPIGNUSに相談」、となるようなポジションを確立すべく、コンサルタント一人一人が日々もがきながら確実にその歩みを進めています。
■現在の採用状況について
~これから経験者採用を加速させる理由~
当社ではこれまで、Webマーケ未経験×優秀な人材をメインで採用し、トップコンサルがOJTで指導することで、他社でいう“シニアコンサルタント”たるレベルにまで最短で育成するフローを確立し、価値提供に再現性を持たせる仕組みも出来上がってきました。
一方、Webマーケティング戦略全体のコンサルティングを行うためには、現シニアコンサルタントメンバーにおいても、より多くの案件、改善経験の機会を必要とします。
ありがたいことに、時代に必要とされ案件が集中している環境ができたことで、これまでの“未経験者を育てる”というフェーズから、PIGNUSが考える“経験者”に参画いただくことで、さらなるスピード感を持って会社全体を大きくしていくフェーズに変化したと考えました。
難易度の高い業務レベルではありますが、シニアコンサルのマネジメントと並行して顧客に対し戦略全体の設計にも中心となって従事していただきたいと思います。
■PIGNUSの環境、得られるスキル
PIGNUSに参画いただければ、運用代理とは一線を画す経験とスキルを身に付けられ、事業会社のCMOクラスの人材となれることを約束します。
またPIGNUSでは、プランナーとコンサルタントを分けていないため、顧客への初期提案から運用、実際の戦略構築まで一気通貫で担当していただきます。
コンサルタントはクオーターごとに人事評価面談を実施しており、スピードを上げて昇格していくチャンスがあります。
今年(2020年)の1月にジョインしたメンバーは、入社後2カ月でOJTメンバーを持つ役職まで昇格し、部下をマネジメントしています。役職のあるポジションへの昇格も可能なため、PIGNUSだからこそ若くしてマネジメント経験を得るチャンスがあると言えますね。
PIGNUSの採用は、経験問わずカルチャーマッチしない人は絶対採用しないことを徹底していて、双方に懸念がない、納得感ある採用活動を心掛けています。結果として、応募からの内定率が1%となり、全員が同じ温度、同じ熱量で“価値提供”にこだわっているので、そういう環境に身を置きたい人には居心地がものすごくいいはずです。
自己実現したいという気持ちと、会社の方針を合致させて、まだまだ創業期であるPIGNUSのコアメンバーとして会社経営にまで参画していただきたいです。
次回、後編では今PIGNUS内に立ち上がりつつある新組織とそれに伴い新しくジョインしてくれたメンバーのご紹介、そして今後PIGNUSが目指している先や目標についてお話したいと思います。
足元で動いている新規事業についても触れるつもりですのでぜひ読んでみてください!