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祝・「高田馬場動物病院byアニホック」開業!

皆さんこんにちは!

TYLで長期インターン中のホワイトヘッド ニコラです。7月初旬よりイギリスに留学しているのですが、記事作成等、現在もオンラインでTYLの業務に携わらせていただいています!

ペット先進国と言われるイギリスでは、飲食店や、駅構内、電車内といった公共の場でキャリーに入っていない状態のワンちゃんを見かけることがとても多く、ペットという存在が当たり前に社会生活に認められているのをひしひしと感じています。

今回は、8月に開業を迎えるアニホック系列の店舗型動物病院「高田馬場動物病院byアニホック」の紹介記事を書かせていただきました!

高田馬場動物病院で実際に働かれる予定の先生からのコメントも掲載されているので最後まで目を通して下さったら嬉しいです。

アニホック動物病院グループの5つ目の店舗型病院

「アニホック往診動物病院」という往診専門の動物病院として誕生したアニホック動物病院には、実は系列グループとして店舗型の動物病院も存在しています。

東京都杉並区高円寺の「高円寺動物病院」、練馬区大泉の「ワンダーランド診療所」、神奈川県横浜市緑区の「ながつたペットクリニック」、そして大阪府吹田市の「フカツ動物病院」です。フカツ動物病院を除く3軒の病院は、ア二ホック往診動物病院の往診において手術等のさらに詳しい診療が必要と判断された場合の受け入れ先にもなっています。

今回開業する「高田馬場動物病院」は上記の病院に続く5つ目の店舗型病院です!

東京都新宿区の高田馬場駅から徒歩3分のところに位置し、利便性抜群です。

▲高田馬場動物病院byアニホックの外観

目指すのは包括的な医療

高田馬場動物病院が目指しているのは“包括的な医療”だと言います。「包括的」という言葉にはどんな意味、思いが組み込まれているのでしょうか。

店舗型の動物病院の良さとはやはり、その地域に根付き継続的に獣医療を提供し続けられるところにあります。「何かあってもあの動物病院がある」「あそこに連れて行けば大丈夫」といった安心感はペットと生活するうえで心の支えになります。私自身もウサギを飼育しているのですが、以前飼育していたウサギも診てもらっていたウサギに詳しい先生がいらっしゃる動物病院があり、その病院が自宅の近くにあることは今の子を引き取ると決めた一つの要素でもあるほどです。ペットと共に生活をするという選択をしたら、最期まで責任を持って飼育することが飼い主たる私たちの絶対的な義務です。そのためには、私達飼い主がどんな獣医療を選択するかも非常に重要であり、地域に根付く獣医療では、開業からの期間と地域の人々、そして飼い主と獣医師との間に培われた関係性が担保する信頼の元、医療を提供することが出来るのです。

高田馬場動物病院では、高田馬場という土地で長く診療を行ってきた先生も継続して診療を行う予定です。加えて、大学病院や循環器専門病院等で診療を行ってきた獣医師、複数名の獣医師が在籍する大規模な1.5次病院(予防診療だけではなく、外科手術等も行う病院)で診療を行なってきた獣医師、そして「エキゾチックアニマル」を専門に診療している獣医師と、さまざまな経験を積んだ獣医師が勤務予定です。至極当たり前のことですが、一括りに獣医師と言ってもその経験もバックグラウンドもそれぞれにあり、その違い、言い換えれば異なる得意分野をを持つ獣医師さんたちがこのように集まっているというのは、その地域に対し包括的な獣医療を提供するという面から見て申し分のない素晴らしいことだと思います。


獣医療における「エキゾチックアニマル」とは?

「エキゾチック」という単語だけを目にした時、多くの人は「変わっている、風変わり」又は「異国的」といった少し表現しづらいようなイメージを想像するのではないでしょうか。

私も「エキゾチック」から1番に連想されたのは「エキゾチックビューティー」という言葉でした(笑)

ですが、獣医療における「エキゾチックアニマル」には明確な意味合いがあります。

実は、エキゾチックアニマルとは、犬、猫、そして豚、鶏、牛といった産業動物以外の動物の総称として用いられているのです。私が飼育しているウサギもエキゾチックアニマルに当たります。

近年、長年ペットとして飼育されていた犬、猫に加えてウサギ、ハムスター、モルモットといった齧歯(げっし)類、インコ、文鳥といった鳥類や、爬虫類に両生類とペットして飼育される動物の種類は様々に増加しています。

ですが、体の作りも生態も全く異なるこれらの動物、エキゾチックアニマルを全ての動物病院で診療できるかと言われたらそうではありません。人間の医療においても病気や、その器官ごとに専門医がいるように獣医療においても犬、猫とエキゾチックアニマルでは診療も治療も全く異なってきます。もちろん、犬と猫とでも違います、、、!

愛玩動物として飼育されるようになってから日が浅いだけに、症例や学説等も少ないエキゾチックアニマルの診療は非常に難しいのです。

私が飼育しているウサギはエキゾチックアニマルの中では比較的長年ペットとして飼われている動物であり診療可能な動物病院も多いですが、体調の変化が分かりづらい上、ストレスにも敏感なため診療が難しいとアニホックグループ総獣医師長の藤野先生も仰っていました。

高田馬場動物病院には、そんなエキゾチックアニマル専門の臨床経験が長い獣医師さんが在籍予定のため、犬、猫以外のペットの診療も積極的に行っていく予定です。

(ウサギとモルモット)

高田馬場動物病院で勤務予定の先生から

今回、この記事の執筆にあたり高田馬場動物病院で勤務予定の鈴木千里先生からコメントをいただきました!

鈴木先生とは狂犬病ワクチン接種のお仕事でご一緒させて頂いた事があるのですが、とても気さくで優しいお人柄は勿論、1枠当たり15分という短い時間の診療でも狂犬病接種に加え飼い主さんが特に意識はされていなかったものの、ワンちゃんが今後気を付けるべき点(心音の軽い異常や、脱臼しやすいかもしれないことなど)をお伝えしていた手際が良い上にとても丁寧な診療が大変印象的な、本当に素敵な先生です。

では、以下鈴木先生へのインタビュー内容を掲載させて頂きます!

実は先生自身もアニマルジョブの利用者でした

ー 以前の病院からTYLに転職したのはどんな経緯があったんでしょうか?

前職が忙しすぎたため転職をしようとアニマルジョブに登録をしていました。

担当キャリアアドバイザーの方にいろんな条件から病院を探してもらっていたのですが、その中に新しく病院運営事業を始める予定のTYLという選択肢をいただきました。その後金児さん、藤野さんと面談し企業理念に共感したため入社させていただきました。

ー 忙しすぎたがゆえのご転職だったのですね。以前の病院はどんなところだったのでしょうか?

前職の病院はとにかく忙しい病院で、繁忙期は1日の診察件数が300件という日もありました。そんな中で1年目の早い段階から一人で診察に出て行き、一度見た症例はどんなに難しくても最後まで診るというのがルールでした。夜間勤務もあり正直きついことも多かったですが、今では良い経験だったと思えてます。

開業を目前に控え、先生が目指す動物病院とは

ー 先生から見た高田馬場動物病院はどんなところですか?

木目調で柔らかいイメージの病院で、新築なのでもちろんとってもきれいです(笑)

新しいなと思うのは動物病院ではまだ導入しているところが少ないDXとして自動受付ができるソトマチ、自動釣り銭機、在庫管理システムを導入しているところです。ネットでの予約システムもあります。

診察の面ではそれぞれの先生が得意を持っていることに加え、エキゾチックアニマル専門の診察があるのも特徴で、診られない動物は基本いないとのこと。どんな珍しい動物たちが来るのか私も楽しみです。

ー 建物を含め新しいこと尽くしの動物病院なのですね、、、!最後に、先生の今のお気持ちと意気込みをお願いします。

私にとって新しい土地、新しいシステムになるので正直楽しみ8割不安2割です。話せない動物たちを診察する上で飼い主様とのお話でヒントを得ることも多いので、DX導入で事務的な作業に時間を取られない分診察時間が長く取れることを嬉しく思っています。ちょっと相談してみたい、不安だけど誰に話していいかわからない、そういう時に一番に浮かぶ存在でいられたらと思っています。動物たちと飼い主様が少しでも長く笑顔で過ごせるよう、来たら安心できる場所を目指して頑張ります!

ー 鈴木先生、ありがとうございました!!

高田馬場動物病院は8月12日の開業を予定しています。

曜日ごとの在籍獣医師や診療内容に関する情報は公式HPに記載しておりますので、以下のサイトをご覧ください。

https://anihoc-group.com/hospitals/takadanobaba/

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