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こんにちは!採用担当の川満です🐶🐱
TYLは年間・半期ごとに、ミッション・ビジョン実現のために大切にしたい価値観であるバリュー(※)に沿って優れた成果や活動をおこなっている社員を模範として賞賛しています。
※TYLの5つのバリュー
Challenge 常によりよいモノを求め、挑戦し続けます。
Client Value 顧客から選ばれ続けるサービスを追求します。
Grit 最後まで諦めずに全力で業務をやり遂げます。
For Mission 会社および事業の目的実現のために業務遂行します。
Respect 仲間を尊重し、相互理解に努めます。
今回は、新卒入社1年目。FY25下期で新人賞を受賞した、HRソリューション事業部 ファームグループの横川さんにお話を伺いました!
愛犬の経験がきっかけに。動物医療の“不均質さ”とTYLを選んだ理由
まずは自己紹介をお願いします。
ファームグループの横川愛実(よこかわ まなみ)です。亜細亜大学を卒業し、2025年度の新卒としてTYLに入社しました。大学では外国語学科に所属し、半年間アメリカへ留学していたこともあります。また、在学中はジンギスカン居酒屋で約2年間アルバイトをしており、お客様と会話しながら接客をするスタイルのお店だったこともあって、人とコミュニケーションを取りながらサービスを提供することが好きでした!
入社後の配属はどこになりましたか?
入社後は、畜産・加工領域を担当する「ファームグループ」に配属されました。最初は九州エリアを担当し、その後はチーム編成の変更に伴い、東日本エリア、そして現在は道外チームを担当しています。
TYLに入社した決め手を教えてください。
二次面接で伺った「動物医療が不均質である」というお話がとても印象に残っています。こうした「不均質さ」に向き合い、動物医療にアプローチしている企業で働きたいという想いが、TYLを選んだ一番の理由です。
何か「不均質さ」が印象に残るできごとがあったのですか?
はい…以前、愛犬が血を吐くほど体調を崩した際、複数の病院で検査を受けても「異常なし」と言われ、その場しのぎの治療しかしてもらえないことが続きました。そんな中、たまたま近所に新しくオープンした動物病院で診てもらったところ、初めて病気が判明し、治療によって症状が大きく改善しました。そのとき、「病院や先生によってここまで差が出るのか」と強く実感したんです。
同じように、悩みを抱えたまま適切な医療にたどり着けていない飼い主さんは、きっとたくさんいるはずだと思っています。
そうだったんですね…回復してよかったです!
入社してすぐに直面した“本当の壁”とは?
実際に入社してみて、入社前と入社後のギャップはありましたか?
正直、大きなギャップはありませんでした。選考インターンや内定者インターンの際に何度もオフィスへ足を運び、さまざまな部署の先輩方の隣で「実際の業務の様子」を見せていただけていたため、「入社してみたら想像と違った」という驚きはほとんどありませんでした。
一方で、入社前のインターン期間は電話業務が中心で、求職者様と深く話す機会があまりありませんでした。そのため、キャリアアドバイザーとして求職者様の本音や「本当に悩んでいること」を引き出す難しさに、入社後に直面しました。多くの場合、求職者様が話すのは今の職場で起きた出来事という表面上の悩みで、その奥にある「本当のモヤモヤ」はまだ言語化されていないことがほとんどです。
こうした潜在的な悩みを一緒に整理し、「次の職場では何を大切にしたいのか」を紐解いていくことが、今まさに試行錯誤している部分です。
入社後の研修はどんなことをしましたか?
まずは、社会人としての基本的なビジネスマナーから学びました。事業所様へのメールの書き方、言葉遣い、「御中」などの表現、会社全体の事業内容や各部署の役割など、基礎から丁寧に教えていただきました。
キャリアアドバイザーとしては、人材派遣と人材紹介の違い、支援するうえで意識すべきポイントなど、仕事のスタンスに関する内容が中心でした。その後の定期研修では、個人の目標や潜在的な価値観を深掘りするワークもあり、「自分は何を大切にしたいのか」「どんなキャリアを歩みたいのか」を言語化するよい機会になりました。
「どうしても取りたかった」新人賞。支えてくれた仲間への恩返し
あらためて、新人賞おめでとうございます!受賞したときの率直な気持ちを教えてください!
正直、「絶対取りたい」と思っていたので、本当にうれしかったです。特に、私のことをいちばん近くで支えてくれたのが、マネージャーや同じチームのメンバーでした。新人賞という形で結果を出すことで、上司やファームの皆さんに少しでも恩返しができたら…という思いがずっとあったので、表彰の場で感謝の気持ちをお伝えできたのは本当によかったです。
同時に、「これからもっと頑張らなきゃ」という気持ちもより強くなりました。
受賞につながったと思う工夫や意識していたことはありますか?
もっとも意識していたのは、「求職者様に寄り添うこと」「早めに相談し、フィードバックをもらうこと」の2つです。
日々の業務では、できるだけ早く一通りの対応を終わらせ、「ここまで進んでいます」と上司に共有するようにしていました。入社したばかりの頃は、キャリアアドバイザーとして自分だけで質を担保できる自信がなかったため、あらかじめ「この段階まで進んだら一度相談する」というラインを決め、そのラインに達したら必ず報告・相談をおこなっていました。
そのうえで、「自分はこう考えていますが、この進め方で問題ないでしょうか?」と早めに確認し、いただいたフィードバックはすぐ実践に移すようにしていました。伝えるのが遅れて取り返しがつかなくなる状況をつくらないよう、常に先回り行動を意識していたと思います。
上司やチームから受けたサポートで、特に印象に残っていることはありますか?
私の上司は、できているところをしっかり褒めてくださる方なんです。もちろん改善点のフィードバックも多くいただきますが、「ここはよかったよ」と言っていただけることで、素直に頑張ろうと思えます。
また、いまのリーダーにはメンタル面でも大きく支えていただきました。うまくいかず落ち込んだときには「大丈夫ですよ」と声をかけてくださり、「このチームで頑張りたい」と思える存在です。私はどちらかというとフィーリングで考えるタイプなのですが、リーダーはロジカルなタイプ。面談の振り返りでは、「ロジックとして整合性は取れているか」「その捉え方で本当に正しいか」といった視点からアドバイスをくださり、求職者様への向き合い方や考え方が大きく変わりました。
「経験がない自分で大丈夫?」新卒が最初にぶつかったリアルな課題
入社してすぐに直面した壁や、挫折はありましたか?
挫折とまではいきませんが、壁はたくさんありました。その中でも一番大きいのは、「社会人経験がない状態で、求職者様と向き合うこと」です。私はTYL以外で働いた経験がなく、他企業でインターンもしていませんでした。そのため、転職を考える求職者様のこれまでの働き方やキャリアを、具体的にイメージすることが難しく感じる瞬間があります。特に、自分が経験したことのない業界・職種については、その方のこれからのキャリアを一緒に描こうとすると、知識や想像力が追いつかないこともあります。
「社会人経験がないことで、見落としてしまう部分があるのでは…」という不安は、今でも完全には消えていません。キャリアアドバイザーにとって「この人になら任せたい」と信頼していただけるかどうかは、とても大きなポイントだからこそ、その不安が自分の中の壁になっています。とはいえ、「挫折した」と思ったことはありません!
その壁を、どのように乗り越えようとしているのでしょうか?
まだ「完全に乗り越えた」と言える段階ではありませんが、自分なりに工夫を重ねています。私は負けん気が強いタイプなので、うまくいかないと悔しさで泣いてしまうこともあります(笑)。でも、そこで立ち止まらず、「次はこうしよう」と前向きに切り替えるようにしています。
その中でも特に意識していることはありますか?
一番意識しているのは、「分からないことは素直に聞くこと」です。求職者様に、実際の仕事内容や業界のリアルを直接教えていただきながら、自分の中にイメージを蓄積しています。すると、次に同じ業界・職種の方とお会いしたときに、以前の知見を踏まえて対話できるようになってきました。
また、事業所様には「どんな人が合うのか」「採用の背景は何か」などを丁寧に質問し、情報を集めるようにしています。自分だけでは分からないことは、求職者様・事業所様・チームメンバーに聞きながら、少しずつ引き出しを増やす。この積み重ねこそが、今の私が大切にしているスタンスです!
素敵なスタンスですね!この1年間で「一番成長した」と感じた瞬間はどんなときですか?
それは、「寄り添う」だけでなく、「現実的なこともきちんとお伝えできるようになった」と感じたときです。
入社当初は、求職者様の気持ちに寄り添うことを最優先にしていたため、厳しいことを言えない自分もいました。しかし、業界や職種の理解が深まるにつれ、「それは違うかもしれません」「ここはこう考え直した方がよいかもしれません」とお伝えすることの重要性を実感するようになりました。
いまでは、寄り添いながらも、キャリアのプロとして現実的な視点をしっかりお伝えする。そのバランスを取れるようになったことが、この1年間での大きな成長だと感じています。
一人ひとりのスタイルを尊重しながら成長を後押ししてくれる環境
働く中で感じた「TYLらしさ」や、「この会社って面白い」と思った瞬間はありますか?
最初に驚いたのは、就活における「自由さ」です。選考インターンのときに「私服で大丈夫です」と言われたのですが、不安でオフィスカジュアルで行ったところ、「えっ?私服でよかったのに!」と言われて(笑)。これまでの就活は、私服OKと言われても結局スーツばかりだったので、そのカルチャーの違いに驚きました。
また、社員同士が役職ではなく、名前に「さん」をつけて呼び合うのも特徴的です。同年代の友人に聞いても、ここまでフラットに呼ぶ会社は珍しく、TYLならではの文化だと感じています。さらに、TYLは「いろんな考えを受け入れる会社」だとも思っています。キャリアアドバイザーのコミュニケーションスタイルは人によって大きく違いますが、それを無理に統一しようとはしません。一人ひとりの特性を尊重しながら、「もっとよくなるポイント」を丁寧に教えてくれる。個性を大切にしつつ、成長もしっかり後押ししてくれるところが私が感じる「TYLらしさ」です。
今後挑戦したいキャリアや、2年目に目指したい姿を教えてください。
いつかリーダーになりたいです!もともと誰かをまとめたり支えたりすることが好きなので、そういった役割を担えるようになりたいと思っています。
ただ、まだまだ力不足を感じることも多くて…。入社して1年ほどでリーダーになっている先輩を見ると、本当にすごいなと尊敬しています。まずは「目指す気持ち」を持ち続けて、それに見合う実力をつけていきたいです(笑)。
これから入社する新卒にとって、TYLはどんな環境だと思いますか?
正直、TYLに入ってからものすごく成長できていると感じます。1日の中で求職者様や事業所様と話す時間がとても多く、さらにキャリアアドバイザーは両面型なので、アプローチ方法も一人ひとり違います。だからこそ「毎日いろんな経験を積んでいる」と実感できます。
入社して自分なりに身についたと感じるスキルはありますか?
そうですね…特に身についたと感じるのは、実行力・分析力・論理的に考える力です。「どの月に案件を置くのがよいか」「求職者さんの悩みの本質はどこか」「どう解決すればいいのか」など、日々の業務のほぼすべてに考える力が求められます。
また、傾聴力も非常に重要です。ただ話を聞くだけではなく、「この人の本当の悩みは何か」「どんな選択肢が最適なのか」を考えながら向き合う必要があります。悩みが整理できないまま転職してしまうと、その方にとってよい転職ではなくなってしまうので、寄り添いながら丁寧に解決していく力は絶対に欠かせません。
因みにTYLの環境で横川さんは入社してから変化したことってありますか?
入社してから、思考のクセが大きく変わりました。その影響で、性格も少し変わったように感じます(笑)。入社前は「楽しければいいじゃん!」「とりあえずやってみよ〜」というタイプだったのですが、いまは論理的に考えたり、物事を整理して伝えたりする場面が格段に増えました。
友達と話しているときも、「それってこういう理由でそう感じてるんじゃない?」と無意識に分析してしまうほどです。以前なら絶対にしなかった質問が自然と出るようにもなりました。
相談ごとにはキャリアアドバイザーの血が騒ぎますね(笑)
本当にそうですね(笑)。分かりやすい変化で言うと、MBTIがENFPからENTPに変わってしまいました。「こんなタイプだったっけ?」と思うほど、思考のクセがよい方向にアップデートされたと感じています。
動いて、会って、話す。その積み重ねが未来の自分をつくる
どんどん進化していきますね!最後に就活中の学生へ、1年目の自分だからこそ伝えられるメッセージをお願いします。
学生のうちは、とにかくいろんな経験をしてほしいです。海外に行くことでも、アルバイトでも、普段関わらない人との交流でも、学生の間にしかできないことは本当に多いと思います。私自身、「もっとやっておけばよかった…」と感じた経験もあります(笑)。
ただ、2〜3月頃からは、少しずつ「社会人になる意識」を持ち始めてほしいですね。4月になって急に切り替えるのは意外と難しいので、いろんな業界を見たり、価値観を広げたりしておくことをおすすめします。同時に、学生だけのコミュニティに閉じないことも大切です。同じ価値観の仲間とだけ過ごしていると、どうしても思考の幅が狭くなってしまうので、いろんな年代・バックグラウンドの人と話してみてください。私は学生時代、飲食店で40〜60代のお客様と会話する機会が多く、その経験が今の仕事にもすごく活きています。
学生の時の経験が今の仕事にどんな風に活かされているのでしょうか?
社会人になると、求職者様も事業所様も、自分より年上の方がほとんどです。だからこそ、学生のうちに幅広い価値観に触れておくことが、後になって大きな力になります。不安に思う人も多いと思いますが、「まずは動いてみる」「いろんな人に会う」「話す」これだけで視野は一気に広がります。その経験は、必ず将来のあなたの武器になります。ぜひ一歩踏み出してみてください!
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