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【採用コンサルティング】にこだわる理由

今回は、株式会社パソナJOB HUB採用コンサルティング部、部長の近藤さんにインタビューしました。

採用コンサルティング部は採用活動にお困りのクライアントに対し、戦略立案から実務支援までを行う、“JOBHUBリクルーティング”というサービスを提供しています。その具体的な仕事内容とは?また部長として、どの様な想いを持って働いているのか?

詳しく語っていただきました。ぜひ最後までご覧ください!



挑戦に挑戦を重ねるキャリア

本日はよろしくお願いします。まず、自己紹介をお願いします!

株式会社パソナJOB HUB 採用コンサルティング部、部長の近藤です。よろしくお願い致します。

私のキャリアのスタートは少し変わってるんです。大学は法学部だった事もあり、卒業後は法律関係の『士業』としていずれは独立開業をしたいと考えていました。一般企業への就職活動はせず、法律事務所で補助者として働き、夜は資格の学校で学ぶという生活を送っていました。

4年程そこで働いたんですが、士業として独立するにしても営業や交渉、経営に関するいわゆるビジネススキルが必要なんだと痛感する様になってきました。そこで思い切って方向転換をし、2006年にパソナの人材紹介部門に中途入社をし、ビジネスの世界に飛び込んだんです。

完全に未経験からのスタートでしたし、同年代と比較をして回り道をしている自覚もありましたので、とにかく必死に働いてましたね。やがて人材エージェントとして営業実績と顧客への価値提供もできるようになってきて、リーダー職や大阪拠点の立上げ、部長として最大50名近くのメンバーマネジメントも経験させて頂きました。

その後、転機がありまして2020年の東京オリンピックの開催に伴ってパソナ内にオリンピック・パラリンピック部が創設される事になり、そちらに参画する機会を頂きました。15年程、どっぷり人材エージェントにのめり込んでいた私にとっては、全く未知の仕事内容でしたが、一生に一度の大きなイベントのプロジェクトマネジメントに関わるという、非常に遣り甲斐のある職務でした。

新型コロナウィルスの関係で開催が危ぶまれたり、無観客になったりと、一筋縄ではいかない状況ではありましたが、2021年にプロジェクトが無事完了し、次のキャリアとして機会を頂いたのが、グループ会社であるパソナJOBHUBという事になり、現在に至ります!


キャリアのスタートから現在まで、様々な新しい挑戦があったんですね!パソナJOBHUBで採用コンサル部の部長になった経緯を教えてください。

私がパソナJOBHUBに異動した時、弊社内ですでに数社のクライアントに対して採用支援を行っていました。当時はまだ事業として外部に打ち出していた訳ではなかったのですが、顧客との繋がりの中でご支援していた様な形です。

ただ当時すでに、世の中ではノウハウを持った専門家に採用をアウトソースをするという流れは出ており、労働力不足や、採用手法の複雑化・高度化という背景もあり、ニーズは非常に強い状況でした。

そこで、この採用支援をしっかりと組織化し、1つのJOBHUBの事業として立ち上げていく責任者というミッションを頂いたんです。当時は5名程のメンバーでチームはスタートしました。私と同様、元人材エージェントの出身者が集まって1からの立上げでした。サービスメニューから料金形態、営業資料など、メンバーと意見を出し合い、議論をしながら作ってきました。クライアントに価値を提供する為に、私達自身のレベルアップ、ノウハウの蓄積が必要でしたので苦しさもありましたが、信頼のおけるメンバーに恵まれ、形にする事ができました。お蔭様で多くの引き合いも頂き、支援実績も着実に増え、今では15名の組織となっています。

様々なご縁があって、採用コンサルティング事業が立ち上がり、発展していったんですね。



採用代行ではなく採用コンサルティングにこだわる理由

ここからはJOBHUBリクルーティングについて具体的にお聞きしていきたいと思います!実際にどういったお仕事をされているんですか?

採用に困っているクライアントの採用チームの一員となって、採用課題の解決をしていきます。契約形態としては業務委託という形になります。

採用に課題を持っている会社様はとても多いですし、課題も様々です。

例えば、募集を出してもなかなか人が来ない。マンパワーの問題で採用活動に十分な時間を割けない。人事機能が社内にない、従来行ってきた自社の採用手法が、本当に正しいのかわからないなど。

そういったお悩みを解決する為に、外部のノウハウをもった会社にアウトソースすると言う事が一般的になってきています。


多様な課題があるということですが、お仕事の内容としては、かなり幅広いのでしょうか?

はい。課題が様々な分、私達のサービスもかなりカスタマイズして提供しています。

こちらで定めたメニューを選んでいただくのではなく、お客様の状況に応じて必要な部分を

アウトソースしてもらっています。どの範囲で、どこまでを自社で行い、どこから外部委託するのか、打合せを通じて最適な形で提案しています。

お悩みとして一番多いのは、母集団形成の部分ですね。求人広告を出しても、人材エージェントに依頼しても求めるターゲット人材からの応募が少ない、スカウトを打っても返信が全然返ってこない…などです。多くのケースでは、採用ターゲットそのものが明確化されていなかったり、それが言語化できていなかったり、適切な採用チャネルが選定されていなかったり、採用企画部分から見直す必要がある事が多いので、ボトルネックを特定する所から入らせて頂くケースが多いです。

お客様の課題も流動的ですので、1つのフェーズをクリアしたら、次に着手すべき第2フェーズが出てきます。状況に応じて、支援内容を変化させる事ができるのも弊社サービスの強みだと思っています。結果として多くの企業様には長期的なご支援となっていますね。2年以上継続している企業も多くなっており、そこまで来ると本当に同じチームとして一体感を持って活動させて頂いています!

ご支援に入る中で中途採用だけでなく新卒採用にも困っているから支援して欲しい、面接官のスキル向上の為のトレーニングを実施したい、採用広報についてもアドバイスが欲しいなど、様々なリクエストを頂く事も多いので、あらゆるお困り事に対応できるよう、サービスの幅は今後も広げていきたいと考えています。


お客様となる企業には、どのような企業が多いのでしょうか?

共通しているのは、もちろん『採用に困っている企業』という事になりますが、業種・業態・会社規模は様々です。誰もが知る大手プライム上場企業様もいれば、スタートアップ、ベンチャー企業の実績もあります。ただ傾向としてご相談が多いのは、国内の製造業(メーカー)のお客様とIT系の企業様が多いですかね。


様々なお客様と日々関わっておられるのですね。採用コンサル部として目標としていることは何でしょうか?

まずJOBHUBリクルーティングというサービスのコンセプトとしては、私たちの支援活動を通じて、クライアント企業様に『採用に強い会社』になって頂きたいなと思っています。

企業の強さというのは、社員の強さであると思いますので、『優秀な人材を惹きつける事ができる』というのは、強いプロダクトを持っている、秀逸なサービスを有しているのと同じ、またはそれ以上の価値があると思っています。

強い採用力を持った企業を1つでも多く増やす事が私達の目指す所です!

ですから、一時的な採用枠を埋める為だけ、工数不足を補う為だけのアウトソースではなく、

私達の活動を細かく情報共有をして、形に残すようにし、企業様自身のノウハウとして蓄積頂けるような活動を強く意識しています。また、アドバイスだけで終わってしまうコンサルティングではなく、単に業務代行で工数不足を解消するだけでもなく、その両方を提供するサービスでありたいとも思っています。


魚を与えるのではなくて、魚の釣り方を教える…ということでしょうか?

そうですね。『教える』という表現だと少し上からの感じがしてしまいますが。。『教えながら、一緒に釣って、一緒に喜ぶ』という表現が近いと思います。

支援に入ったら、もう採用チームの一員だと思っていますから、施策が成果に繋がればクライアントと一緒に喜びますし、採用計画達成時には心からガッツポーズが出ます。この仕事の醍醐味だと思ってます!

お客様の本質的な課題解決に根差した考え方ですね…!

「働き方はこうでなければいけない」がない組織

お仕事内容について伺ったところで、働く組織について教えていただきたいです!チームのメンバーは15人とお話されていましたが、どのような方が働かれているのでしょうか?

クライアントへの支援はリモートが中心ですので、メンバーもリモートワークを活用しながら働いています。東京だけでなく、名古屋や大阪に住んでいる人もいますし、子育て中のママさん社員も多く活躍しています。

能力と意欲のある人材が、住んでいる場所や家庭の状況によって活躍の機会が失われてしまうのは非常にもったいない事ですので、そうならない環境づくりをしています。

働き方の柔軟さと同じ位意識しているのは、組織としての一体感です。リモート環境で、支援クライアントも様々ですので、仕事内容はどうしても個々人になってしまいがちです。

ですから週に1回はプロジェクト状況を共有して、上手く行った取り組みや、課題感などを共有しあって、組織としてのノウハウ向上に努めています。実際にチームチャットなどでは、事例共有や相談事が頻繁に飛び交っていますし、リモートでランチをしながら、プライベートの話で盛り上がったりもしています。

さらに、支援プロジェクトチームには社外のフリーランスの方に参画頂くケースも多くあります。私達の組織内にはない知見や得意分野を持った方も多く、とても刺激を受ける事ができます。そういった方から更に知人のフリーランスの方を紹介頂いたりして、人脈の輪が広がっていく所もとても面白いですね。

年齢も、住んでいる地域も、経歴も様々な方々で、この事業は運営されています。

働きやすいだけでなく、多様なメンバーがいることでコミュニティとしての広がりがあるような環境なのですね。今後、どのようなメンバーと一緒に働きたいですか?

JOBHUBリクルーティングは、まだまだ発展途上のサービスです。更に広く、深く顧客に価値提供ができるように形も変えていく必要があります。一緒にサービスを作り上げていきたいと思ってくださる方や、そこに参画したい人はぜひきていただきたいです!

メンバーには『顧客志向』と『プロ意識』を持とう!と常々伝えています。顧客の採用メンバーの一員だという当事者意識をもって、常にお客様の為に何ができるかを考えられる人、そして高い専門性を身に着けていく向上心のある方に来て頂きたいと思っています。


▲採用コンサルティング部のメンバーと。年齢も、住んでいる地域も、経歴も様々です。


それでは、最後に採用コンサル部の魅力を教えてください。

自身の経験を活かしながら、『採用』という事に対する世界を広げられる点が魅力です。私自身もかつては中途採用=人材紹介という感覚が強かったですが、採用コンサルティングの仕事を通じて、それは採用手法の1つであり、求人広告やリファラル採用、ハローワークや新聞の折り込みチラシまで、採用チャネルは沢山ある事を痛感しました。

また1つの会社で人事業務をやるよりも、多くの企業様の様々な事例をノウハウとして吸収していける環境でもあります。高い専門性を持って『採用のプロフェッショナル』を目指していきたい方に是非お勧めしたいと思っています。

加えて、お客様と長期的に、深くお付き合いをしていきたいという志向の方にもマッチした事業だと思います!


本日はありがとうございました。

はい、ありがとうございました!


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<JOB HUBリクルーティング> 採用に困っているクライアント企業の採用担当者として、採用課題の解決をしていきます。 『採用代行ではなく、採用コンサルティング』 採用に課題を持っている会社様はとても多いですし、課題も様々です。 例えば、募集を出してもなかなか人が来ない。マンパワーの問題で採用活動に十分な時間を割けない。人事機能が社内にない、従来行ってきた自社の採用手法が、本当に正しいのかわからないなど。 そういったお悩みを解決する為に、JOB HUBリクルーティングでは、採用戦略立案から採用成功まで一気通貫でサポートをしています。
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