転職を検討中のあなたが最も気になること—それは「この会社の経営陣は信頼できるのか?」「本当に成長できる環境なのか?」ではないだろうか。前年比837%成長という驚異的な数字を叩き出すSaaS企業openpageの代表取締役・藤島誓也氏に、同社の経営チームの特徴や組織文化について詳しく話を聞いた。
事業責任者経験者が集結する経営陣
「openpageの経営陣には共通点があります。全員が事業責任者の経験を持っていることです」
と藤島氏は開口一番に語った。
「これによって、経営陣の議論が非常に広い視野で行われます。営業担当であってもプロダクトについて深く語れますし、エンジニアでも事業開発に真剣に向き合う。この『クロスファンクショナル』な議論こそが、openpageの意思決定の特徴なんです」
財務とIPOを知り尽くした取締役・田中邦裕氏
取締役の田中邦裕氏は三菱UFJ銀行出身で、前職では経営企画としてIPOプロジェクトを推進し、事業責任者も務めた。
「田中さんとは、まさに会社を設立してベンチャー経営をしていくぞ、というタイミングで出会いました。初めてのエクイティファイナンスから一緒にやってもらっています」
田中氏の強みについて、藤島氏はこう説明する。「事業責任者の経験、IPO推進経験、ファイナンス経験がハイブリッドされた稀有な人材で、SaaS事業の予算設計の精度は他社のCFOと比較しても類を見ないレベルです。キヤノンMJとの資本提携・アライアンスのキーパーソンとして活躍し、伊藤忠とのアクセラレーターやベンチャーファイナンスも主導してくれています」
ベンチャーと大企業、両方を知るCTO・渡邊恒介氏
CTO・開発責任者の渡邊恒介氏については、「スタートアップとして上場したスローガンの開発責任者と、1兆円規模のパーソルホールディングスの新規事業『シェアフル』の開発責任者、両方を経験した人材です」と藤島氏。
「ベンチャー企業と大手企業の両方を経験しているからこそ、開発組織をどう成長させていけばいいかを熟知しています。最大80名の開発組織の責任者を複数社で歴任してきた経験は、今後openpageが拡大していく上で非常に心強いですね」
渡邊氏は20年以上のWEB業界経験を持ち、WEB制作からメール、ソーシャルゲーム、人材マッチング、スキマバイトまで幅広い領域を経験。ゲームプロデューサーとして有名IPを活用したソーシャルゲームの事業責任者も務め、ビジネス×テクノロジーの抜群のバランス感覚を持っている。
世界トップ企業で磨かれた営業戦略―CRO・志村裕司氏
CRO・執行役員の志村裕司氏は、Salesforce、BOX、ByteDanceなど世界トップクラスのSaaS・クラウド企業でビジネスデベロップメントを経験してきた。
「志村さんも国内のSaaSベンチャーで営業責任者を務めた経験があります。外資系の最先端オペレーションと日系大手企業の組織、両方に精通しているのが強みですね」
志村氏はエンタープライズセールスにおいて国内市場のロールモデルとなる働きを見せており、データドリブンな営業改善サイクルの構築に成功。さらに、自身の事業開発経験を活かしてプロダクト開発への重要な示唆も与えている。
トップタレントがトップタレントを呼ぶ採用哲学
注目すべきは、openpageの経営陣が100%リファラル採用で構成されていることだ。
「『トップタレントがトップタレントを呼ぶ』という好循環を大切にしています」
株主として、上島千鶴氏(「営業を変えるマーケティング組織のつくりかた」著者)や中野慎三氏(伊藤忠でベンチャー投資事業の土台を築いた人物)といった業界トップクラスの人材が参画している。
議論の質が圧倒的に高い理由
「経営陣全員が事業責任者経験を持つことで、議論の質が圧倒的に高くなります」
と藤島氏は強調する。
実際の議論の様子
- 営業戦略を議論する際
→開発責任者の渡邊氏もプロダクトマーケットフィットの観点から鋭い指摘 - 予算策定の場面
→財務の田中氏が単なる数字ではなく事業成長の文脈で予算を組む - プロダクト開発
→営業の志村氏が顧客の生の声を反映した機能要求を提案
この『クロスファンクショナル』な議論こそが、openpageの成長を支えている。
顧客体験を直接変える、他社との圧倒的な違い
一般的なSaaS企業では社内向けの生産性向上ツールを提供することが多いが、openpageは顧客体験を直接変えるツールを提供している点が大きく違う、と藤島氏は説明する。
「多くのSaaS製品は社内のオペレーション効率化にとどまりますが、私たちのDSR(デジタルセールスルーム)は営業利益に直貢献し、お客様の売上に直結します。これが他社との圧倒的な差別化要因なんです」
従来のSaaSは社内向けの生産性向上・間接的な効果にとどまるのに対し、openpageのDSRは顧客体験を直接変え、営業利益に直貢献し、お客様の売上に直結するという根本的な違いがある。
この違いは、社員のキャリア形成にも大きな影響を与えている。「営業担当でもマーケティングやプロダクト、そして何よりカスタマーサクセスに深く向き合えます。またエンジニアでも事業開発やビジネスに深く精通できる環境です」
社員が実感する成長と手応え
💬 実際の社員の声
「スタートアップでの事業開発が非常に学びになった。より視点が広がりアクションも具体的になり、何より営業に関してはスペシャリストになれた。本質的な製品なので顧客から熱量の高い声が多数寄せられ、社会や働き方を変えている実感がある」
藤島氏が語る成長環境の特徴として、まずコーチングコミュニケーションを大切にし、丁寧に傾聴しながらも本音で事業開発にぶつかる文化がある。また、数千ページに及ぶ営業現場の業務設計やナレッジを惜しみなく共有し、カスタマーサクセス業界をリードしてきた経験による圧倒的な成長機会を提供している。
安定性と成長性を両立する組織
最後に、求職者へのメッセージとして藤島氏はこう締めくくった。
「openpageの経営陣は、事業開発・プロダクトマネジメント・マーケティング・財務すべてに精通した人材が揃っています。スタートアップでありながら、これだけ多様で深い経験を持つ経営陣が集まっている企業は珍しいのではないでしょうか」
伊藤忠のアクセラレーターに採択され、キヤノンマーケティングジャパンとの資本提携を実現し、前年比837%成長という実績を持つopenpage。デジタルセールスルーム(DSR)という新市場を切り拓く確かな成長基盤がある。
「この安定した経営基盤の上で、デジタルセールスルーム(DSR)という新市場を切り拓いていく。そんな挑戦に参加したい方には、これ以上ない環境だと思います」
多様なバックグラウンドを持つ経営陣が織りなすクロスファンクショナルな議論、そして全員が事業責任者経験を持つからこその広い視野。openpageは、スタートアップの挑戦する楽しさと、経験豊富な経営陣による安定性を両立した、稀有な成長環境を提供している。