OLTAでは、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして最大限の能力を発揮し、生産性高く働ける環境づくりを目指しています。その一環として導入しているユニークな制度が「わんふり」です。
「わんふり」とは、社員が自身の希望に基づき、平日の勤務日と休日を月1回まで振り替えられる制度です。会社からの指示による休日出勤の振替とは異なり、社員が主体的に活用できることが特徴です。この制度は、社員のパフォーマンス最大化を主目的とし、「集中したい開発作業は、連絡の少ない休日にじっくり取り組む」「締切前の資料作成は、残業ではなく休日に集中して質を高める」といった、プロフェッショナルとして成果を最大化する柔軟な働き方を可能にします。もちろん、「平日にプライベートの予定を入れたい」といった希望にも対応できます。
では実際に、この制度は社員にどのように活用されているのでしょうか?今回は、「わんふり制度」を活用しているINVOYカード開発チームの武内さんと、マーケティングチームの山崎さんにお話を伺いました。
【今回インタビューされたメンバー】
▼ 武内 修平 (Shuhei Takeuchi)
所属・役職: INVOYカード開発チーム / バックエンドエンジニア・チームリーダー
経歴: 新卒で広告代理店に入社後、プログラミングに魅了されてエンジニアへ転身。前職での決済機能開発経験を活かし、OLTAではINVOYカード開発チームのリーダーを務める。
趣味: 上白石萌歌さんのおっかけ、楽曲制作
▼ 山崎 あい (Ai Yamazaki)
所属・役職: マーケティングチーム / マーケター
経歴: D2Cアパレルブランドの経営を経て、toBマーケティングに挑戦。OLTAではINVOYサービス全般のSNS立ち上げ・運用を担当。
趣味: BE:FIRSTの推し活、アニメ、漫画、ゲーム
【「わんふり制度」が可能にする、 生産性向上のための柔軟な働き方】
▼こんな時に活用されています!
- 平日に会議や相談が多く、集中して作業する時間を確保したい場合。(土日に集中作業し、その分平日で振替休日を取得)
- 設計や資料作成など、まとまった時間が必要な業務を一気に完成させたい場合。(同様に土日に集中作業し、平日に振替休日を取得)
- 締切間近のタスクに、元気な土日に臨み生産性を高めたい場合。(同様に土曜などに集中、提出後に平日休む)
- 平日にしかできない大切な予定(趣味のイベント参加、役所手続き、家族行事など)のために、有給休暇を使わずに休みを取得し、仕事とプライベートを賢く両立させたい場合。
【「わんふり制度」活用メンバーにインタビュー】
ーーまず、お二人が担当されているプロジェクトや業務内容について教えてください。
武内: 法人向け「INVOYカード」の開発チームリーダーを務めています。ファクタリングで利用枠を確保できる新しいタイプのカードで、支払いタイミングをコントロールできるのが特徴です。チームリーダーとして社内外の連携や仕様作成、タスク管理なども行いつつ、自分自身も開発業務に携わっています。
山崎: INVOYサービス全般のSNSマーケティングを担当しています。INVOYには、武内さんが開発を担当している「INVOYカード」の他に、請求書発行・管理を効率化する「請求管理サービス」もあります。現在は、主にXとInstagramの戦略立案、コンテンツ企画・作成、効果測定など、立ち上げから運用まで一貫して担当しています。変化の速い市場に合わせて、常に新しい施策を考え実行しています。
ーーお二人が「わんふり制度」を活用しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
武内: 平日は会議などで作業が中断されがちです。エンジニアとしては、集中して設計作業に取り組んだり、まとまった時間でコーディングを進めたい場面が多くあります。そういった際に自分がボトルネックになっているタスクを「連絡の少ない休日に集中して片付けたい」と思っていたところ「わんふり」の存在を知り、「これは使える!」と。主に生産性を上げるために活用しています。結果的に、平日に私用を入れることもありますが、基本的に業務効率の向上のために使っていますね。
山崎: 業務に集中できる環境を確保したいという思いと、プライベートの用事を済ませたいタイミングが重なった時です。例えば、次期SNSキャンペーンのコンセプトを固めて具体的な投稿コンテンツの構成案を作成したり、過去の投稿を詳細に分析して次の一手を検討したりといった、集中力とまとまった時間を要する業務がある一方、平日に友人と会ったり、予約の取りにくい用事を済ませたい時。「わんふり」で集中作業する時間を確保し、代わりに空いた平日を有効活用できるのが魅力です。
<INVOYカード開発チーム/武内さん>
ーー「わんふり制度」は、皆さん気軽に利用されている印象ですか?申請などもスムーズなのでしょうか?
武内: そうですね、申請は簡単ですし、実際に多くの社員が活用しているので、特に気兼ねなく利用できる雰囲気です。前職にはなかった制度なので、最初は少し戸惑いましたがすぐに馴染めました。
山崎: 予定がまだ確定していない段階で申請することもあって、「予定が変わったらどうしよう」という不安も少しありましたが、変更フローも整備されていて安心でした。OLTAは有給休暇も取りやすい社風なので、「わんふり」の利用も心理的なハードルは低かったです。社員を信頼してくれる社風が根付いていると感じています。
ーー具体的には、どのように活用されていますか?「わんふり」で稼働する日の1日の流れを教えていただけますか?
武内: 基本的に自分一人で完結する作業に充てることが多いので、開始時間や終了時間もある程度自分でコントロールしやすいですね。3ヶ月に1回くらいの頻度で、まとまった時間が必要な設計作業などに活用しています。平日の細切れ時間ではなく、休日に集中作業することで質の高いアウトプットができると感じています。
▼ 武内さんの「わんふり」稼働日
山崎: 私の「わんふり」稼働日はこんな感じです。MTGがない以外は平日業務と基本同じです。目の前の業務に集中できるので、企画立案やコンテンツ作成が捗ります。
▼ 山崎さんの「わんふり」稼働日
ーー実際に「わんふり制度」を使ってみて、改めて感じたメリットや感想を教えてください。
武内: 一番は、Slackなどの連絡がほぼ来ないので驚くほど作業に集中できることです。これが生産性向上に直結しています。ただし、休日にスムーズに作業するには事前準備が大事。前日までに必要な情報確認や連携を済ませるようにしています。あとは、自分がボトルネックになっているタスクを解消できる点や、業務を遅らせずに平日に休める点も魅力です。大型連休の間の平日に稼働して連休を長くできるのも嬉しいですね。テックブログのような集中力が必要な作業も格段に捗ります。
山崎: 私も、MTGがない分、自分の業務に没頭できるのが大きなメリットです。集中できる環境で、より質の高いアウトプットを出せるようになったと感じます。結果的に、プライベート面で「やりたいけど後回しにしがちだったこと」を実行できたのも良かったです。予定が合わない友人と会えたり、平日にしかできない用事を済ませられたり。
<マーケティングチーム/山崎さん>
ーー集中できるメリットは大きいですね。ちなみに、振替で取得した平日休みは、どのように過ごされましたか?
武内: 好きなアーティストの平日ライブや映画のエキストラに参加したり、空いている平日にスキーに行ったり。休日の混雑を避けられて快適でした。
山崎: 歯医者、ネイル、友人とのランチ、美容皮膚科、漢方薬局など、美容と健康の用事を一気に済ませました(笑)。平日だと予約も取りやすく、ゆったり回れて最高でした!
ーー平日休み、満喫されていますね!最後に、お二人はOLTAの働き方について、全体的にどのように感じていますか?
武内: 「わんふり」は勤務日数が変わらないので、生産性を上げる手段として気兼ねなく活用できます。OLTAでは子育て中のメンバーも多く、急な休みも「お互い様」という寛容な雰囲気があります。このような環境だからこそ、こうした柔軟な制度が成り立ち、各自が最もパフォーマンスを発揮できる働き方を追求できる、働きやすい環境ですね。
山崎: 「わんふり制度」はこれまでにない働き方で、最初は戸惑いもありましたが、自分のペースで仕事の生産性を高めるのに最適だと感じています。
平日休みを取ることを話した時、「いいね!楽しんできて!」とポジティブな反応をもらえたのが印象的でした。OLTAには、個々の事情や価値観を尊重し、多様な働き方を認め合う文化が根付いています。仕事もプライベートも大切にしたい人におすすめしたい会社です。
ーー武内さん、山崎さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!
【インタビューを終えて:OLTAが目指す、プロフェッショナルのための働き方】
今回、「わんふり制度」を活用している武内さんと山崎さんのお話から改めて見えてきたのは、この制度がもたらすポジティブな相乗効果です。業務に対する集中力・生産性の向上、質の高いアウトプット、プロフェッショナルとしての自律的な働き方の促進といった側面と、プライベートの充実(趣味、自己投資、大切な人との時間)や働き方の心理的な安心感といった側面が、相互に良い影響を与え合っていると感じました。
OLTAはまだまだ成長途上のスタートアップであり、大企業のように全てが整っているわけではありません。それでも、「わんふり制度」をはじめ、社員一人ひとりが自分らしい働き方を実現できるよう、創意工夫を凝らし、環境づくりに力を入れています。
それは、社員のパフォーマンスを最大化することが、会社の成長、そして私たちが目指す「あらゆる情報を信用に変え、あたらしい価値を創出する」というミッションの実現に繋がると考えているからです。
今回の記事を読んで、OLTAに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
少しでも気になった方は、ぜひ採用ページもご覧ください!