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ベンチャーや上場企業の新規事業を支えてきた私が、今INVOYの事業責任者としてコミットする理由

OLTAの主要事業のひとつであるクラウド請求書プラットフォーム「INVOY」の事業責任者を務める勝山さんへインタビュー。
OLTA入社にいたるまでの人生の大きな選択やその背景、そして現在OLTAで働く想いをお話しいただきました。

勝山 公裕 (かつやま きみひろ) / INVOY事業責任者
北海道出身。
ベンチャーや上場企業で事業推進やマーケティングに従事したのち、ウェルスナビにて新規事業開発PdMとメインプロダクトのPMを務める。2023年にOLTAへ入社。

ロケット工学の道から、本当の夢だった作家の道へ

大学では、機械航空工学科でロケットを打ち上げるためのジェットエンジンに関わる研究を行っていました。ロケットを打ち上げることへの憧れは、幼少期に何度も繰り返し読んでいた図鑑からきています。地球や宇宙、ノーベル賞受賞者といった未知のものや偉大な人々に対する憧れがありました。

しかし、ロケット打ち上げへの道は想像以上に地道な世界でした。一日かけても1マイクロメートルしか動かせない。研究室で研究をしているときに、「僕はこれを仕事にはできない」と気づき、そこから人生を大きく変える決断をします。それは大学を退学して、作家になる夢を追うことです。

親の期待に応えるためにロケット工学を選択しましたが、本当は作家になるという夢がありました。
ちなみに、作家になりたいという夢は、中学生の時に読んだ「風の谷のナウシカ」がきっかけです。当時、中学校の生徒会長を務めていましたが、上下関係が厳しい校風で、自分の言いたいことが言えずフラストレーションとコンプレックスを抱えていました。そんなときに風の谷のナウシカを読みナウシカが世界に立ち向かう姿に感動して、「僕はこうなれないけど、作品として物語を書きたい」と思うようになりました。

大学退学後は執筆の日々でした。しかし、執筆活動も壁にぶち当たります。「こんなことを伝えたい」という思いはありましたが、作品として表現する力がありませんでした。
そんななか、27歳で家庭を持ち子どもができたことをきっかけに、正社員としての就職の道を選びました。

ライフスタイルの変化から「何がなんでも達成を目指す」事業マネージャーへ

家電量販店でのインターネット回線の販売経験を活かして、光回線通信サービスを展開する会社の営業として働き始めました。
当初は執筆活動を並行して続けるつもりでしたが、入社をきっかけに気持ちが変わっていきます。その会社は数字目標の達成に厳しい社風でしたが、もともと負けず嫌いな性格だったため、「何がなんでも達成できるまでやり遂げたい」と、気持ちに火がつきました。

その後、社内では1、2番目の速さでマネージャーになり、部下を持ちました。会社から任されることが増える中で、「作品のような非現実な世界より、仕事の方がリアリティがあってやれることが多い」と感じるようになり、「僕にはこの道が合っているし、挑戦したい」と明確に思いが変わりました。

この光回線通信サービスを展開する会社には13年間在籍しました。
外勤、内勤営業の経験を経て、新しい事業を任されるようになりました。事業内容は、既存のチームを集約し、新規事業のためのオペレーション組織として立ち上げるものでした。営業会社では特殊な立場の事業部でしたが、生産性向上といった明確な数値目標を達成するために、戦略から実行までを担当しました。
マネジメントとしては、社員が生産活動やコストを数字で把握する仕組みを作り、60名ものメンバーと定期的に1on1を行いました。実態を把握しながら数字もコントロールすることで、定性・定量の両面で事業成長に貢献しました。



” 市場のトップを目指す ” 事業会社での経験

事業戦略の構築などの上流の経験を詰んだことで、事業におけるビジネスモデルの在り方や面白さを知り、「事業会社でチャレンジしたい、もっと成長したい」という思いが芽生え、転職を決めました。

転職先は主に以下の条件で探しました。
・市場のトップを目指す企業
・市場自体の成長が見込めること
・自分の力が活かせること

その後、複数の事業会社で事業成長に携わる経験を積みました。
最初の転職先は、家事代行サービスを展開する会社でした。当時、テレビで家事代行サービスが取り上げられるなど市場が盛り上がっている中で、このサービスを牽引する市場大手の会社に転職しました。そこでは、名古屋支店長として営業支店の立ち上げを行い、最終的には本部コールセンターやサポートセンターを統括しました。

その後、全国No.1の規模を誇るトランクルームを展開する会社のマーケティングマネージャーとして働き、また家賃債務保証などの保証事業を展開する企業で、新規事業立ち上げや全社横断のWebマーケティングを経験しました。マーケティングツールを導入して成約率120%を実現したり、オウンドメディアを開設して半年で市場トップの流入PVを達成するなど、BtoBおよびBtoCにおける事業の伸ばし方を掴んでいきました。

ビジネス推進の強みを活かして、ウェルスナビの新規プロダクトを推進

ここからITプロダクトを展開する会社に移ります。
前職での商品開発の経験から、「商品を成長させるには、商品自体を変化させていかなければならない」という難しさを知りました。そのため、次は商品の作り手であるエンジニアがいる組織で、より専門性をもって事業を成長させたいという思いで、ウェルスナビへの転職を決めました。

ウェルスナビでのポジションは新規事業のプロダクトマネージャーで、会社側がビジネス知見をもつ人材を探しており、私の経歴を見て採用いただきました。新規事業のプロダクトマネージャーとして、企画からユーザーに届けるための推進を担い、兼務として既存メインプロダクトのプロジェクトマネージャーも務めました。
これまで様々な新規事業に携わってきましたが、ウェルスナビでの経験を通じて「自分は事業を育てることが好きだな」と改めて理解し、もっとこの分野の経験やスキルを伸ばしていきたいと思うようになりました。


「事業が伸びる」と感じた ”OLTA” との出会い

次のチャレンジ先は以下の条件で探しました。
・ビジネスプランニングやマーケティング戦略といった上流でのチャレンジができる
・事業やユーザーの数値に近い立場であること

しかし、自分のキャリアの強みがどこで一番活かせるか分かっていなかったので、様々なフェーズの企業や職種で求人を探しました。
特にウェルスナビでの経験からFintech企業からのお声がけが多く、その中にOLTAがあり、一度話を聞いてみることに。当初は志望度は高くなかったのですが、選考中に受けたケース問題がきっかけで印象が大きく変わりました。
そのお題は、「新規プロダクトを成長させるための戦略を考えるもの」でした。実際に解いてみると、自分ごととして捉えることができ、面白そうだと思いました。また「この新規プロダクトは伸びそうだな」と感じたことも大きかったです。

OLTAのミッションに共感したことも、入社を決めたポイントの一つです。
OLTAがサービスを届ける中小企業(SMB)の方々とは、前職からお客様として関わる機会が多く、SMBの経営の大変さを身に染みて知っていました。
カジュアル面談を通して事業理解が深まり、「OLTAはSMBの経営を支える社会的意義のあることをしている」「ただ売り上げを上げるだけでなく、社会貢献度の高さを含めたグロースをすることができる」と感じました。

また、最終面接で代表の澤岻さんとお話しし、その人柄や想いからOLTAが目指してるミッションと自分の考えがマッチしていると感じました。
採用オファー時には私の強みや希望を考慮し、COOの右腕ポジションを提示してくれました。このように人と向き合う会社だと感じたことも、OLTAの魅力の一つでした。

今、OLTAでやってること/これから実現したいこと

<OLTAでやってること>
クラウド請求書プラットフォーム「INVOY」に関わる全てを統括しています。直近では新規プロダクトである「INVOYカード」のオペレーション構築など、より便利に使っていただける体制を整備しています。 
他にも、INVOYのマーケティングチームやカスタマーサポート、事業開発チームなどの戦略構築からマネジメントまで、多岐に渡る業務を担当しています。

<OLTAでのやりがい>
OLTAには、新規プロダクトである「法人カード」の0→1フェーズや「OLTAクラウドファクタリング」の10→100フェーズなど、スタートアップのやりがいがたくさんあります。
そんなOLTAで新たに事業責任者として、代表と一緒に事業を考えることができる面白さを感じています。プロダクトをリリースしながら、並行してメンバーと事業計画を進めています。大変な部分もありますが、逆境に燃える性格なので「成長するためにどうするか」「どうすれば事業を伸ばしていけるか」、仲間と切磋琢磨して進めています。

<これから伸ばしていきたいこと>
大きなチームのマネジメントを担うのが久しぶりなので、大規模かつ複数のチームを任されることにやりがいを感じています。事業を推進させる力と、そこに紐づくマネジメント。この両輪をさらに伸ばしていきたいと考えています。

こんな人と働きたい

甲子園を目指すような、向上心が高い人と一緒に働きたいですね。成長することに面白さを感じながら、柔軟性が高く、新しい考えや変化に対応できる方がマッチすると思います。

OLTAはバリューを発揮することで、新しいプロジェクトやポジションへのアサインへのチャレンジを掴みやすく、成長チャンスが多い環境です。少数精鋭のスタートアップだからこそ、自分のパフォーマンス次第で事業成長にコミットでき、自分の強みを自己認識することができます。自己価値を社会に向けて発揮し、仕事を楽しみたい方にとって、OLTAはベストな場所だと思います。


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