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学生でもwillを求めて主体的に働く機会を与えてくれる環境。僕がOLTAインターンを通して得た、気づきと学び。

多田光太朗(ただ こうたろう)/インターン

東京都出身。2022年2月より、OLTAの経営企画室にて長期インターンを開始。2023年3月に東京大学経済学部を卒業し、同年4月から外資系の投資銀行に入社予定。

高校生活

東京の公立中学校を卒業し、都立高校に入学しました。

中学校から始めたバドミントンを高校でも続け、1、2年生はひたすらに部活、部活を引退したあとの3年生はひたすらに受験勉強に精を出す生活でした。一つのことに集中して忍耐強く努力するという強みはこの時に培われたと思います。一方で熱中すると周りが見えなくなったり、他のことがどうでも良くなってしまう性格だったため、部活で周囲に迷惑をかけてしまったり、学校行事に消極的だったりする面もありました。

大学生活

高校時代のバドミントン部の引退が2年生の冬と早い時期だったこともあり、高校時代の自分には「まだバドミントンをやりきっていない。もっと上手になりたい」という気持ちが残っていました。そのため、大学でも体育会のバドミントン部に入部しました。1、2年生の間はコロナ禍で試合ができない時期も続きましたが、高校生時代と同様に、ひたすらに部活に時間を費やしていました。チームのメンバーと切磋琢磨し、試合での勝利に向けてひたすらに練習する時間は、本当に貴重な経験でした。

アルバイトに関しては、基本的には交際費や旅行費用を貯めることが目的でした。1、2年生の時にハンバーガーショップやカフェ、塾講師、家庭教師なども経験しましたが、最終的には稼げるという理由で予備校の添削業務を続けていました。

ビジネスの世界に興味を持つようになったのは、大学3年生になって就職活動を始めてからです。それまでは漠然と「いい会社にいければいいや」といった気持ちで、新聞も読んだことがないような学生でした。それでも色々な企業の面接やインターンに参加する中で、ビジネスの世界に興味を持ちました。自分の周りの社会がどうやって動いているのかを知り、自分の知見が広がっていくことに面白さを感じるようになりました。最終的には、企業のM&Aや資金調達を支援する投資銀行の仕事に興味を持ち、進路を決めました。

しかし、就職活動を通じて色々な学生や社会人の話を聞く中で、これまでの学生生活でビジネスに関わる経験をしていなかったことを大きく後悔しました。大学を卒業するまでに、少しでもビジネスマンとして成長できる経験をしたいと感じ、部活を辞めた大学3年生の1月ごろに長期インターンを探し始めました。

OLTAとの出会い

長期インターンを探す中では下記の2点を重視していました。

1)経営者の近くで働ける

2)成長できる環境がある

1点目については、「ビジネス」について学びたいという思いと同様に、自分が経営学科だったこともあり「経営」についても興味があったため、経営者がどんなことを考えているのか、どうやって会社を動かしているのかを学びたいと考えました。2点目については、抽象的な内容ですが、長期インターンをやる以上、ビジネスマンとして成長できる環境に身を置きたいと思いました。単純作業ではなく、自分の頭で考える仕事や、学生同士というよりは社員の方と働ける環境を希望していました。

業界に関してはこれといったこだわりが無かったため、まずは話を聞いてみようと複数の長期インターンの面接を受けました。

複数社の面接を受けるなか中で出会ったのがOLTAです。面接の際に社長の澤岻さんからOLTAのファクタリング事業についての説明を受け、「伝統的な金融機関がカバーしづらい中小企業の資金調達のペイン」にアプローチするという社会的意義の大きさと、オンラインのファクタリングという事業そのものの面白さに魅力を感じました。面接の中でOLTAの事業についてたくさん質問をしたのですが、そのすべての回答が「なるほど、面白そうだな」と思う内容でした。この分野についてもっと知りたいと感じたため、面接当日に入社を決めました。社長の澤岻さんが自分の進路の先輩である投資銀行出身だったことや、自分が金融領域に興味を持っていたことも大きな理由です。

また、OLTAのインターンは柔軟に働ける点も魅力でした。シフトの日にちや在宅勤務も上長の承認のもと柔軟に決めることができますし、なにより学生としての活動を優先させてくれます。自分の場合は短期留学や趣味の海外旅行についても、上長に相談すると、「学生のうちしかできないことは是非経験してほしい」と快く休暇をいただけました。


社長、副社長、経営企画・コーポレートメンバーとの一枚

OLTAで過ごした1年間

強みを伸ばしながらも、複数の業務を経験できる環境

OLTAには、物事を分析し、論理的に考えるという自身の強みを汲んでもらいリサーチ業務を中心に経験させてもらいました。その中でも海外企業の調査がメインでした。フィンテックの領域では海外企業、特に米国の企業が先進的なサービスを始め、それが日本にも輸入されることが多くあります。オンライン型ファクタリング業界でも、米国で有力なスタートアップが立ち上がった数年後に日本でもOLTAのようなスタートアップが複数誕生しています。

入社して最初に任された仕事は、「ある海外のファクタリング企業3社について調査し、そこからOLTAの未来の事業についての示唆を出して欲しい」というものでした。当時の自分には難しい依頼でかなり苦しみましたが、定期的に上司に壁打ちをして内容をブラッシュアップする機会もいただき、何とか完成させることができました。

その後も、基本的には海外のフィンテック企業の調査が業務の中心でした。上司からゼロベースで依頼されて調べることもあれば、自分で気になったニュースを見つけて深掘っていくこともありました。段々とリサーチに慣れ、業界の知識が増えていく中で、自分がより主体的に動けるようになり、より高い視点で議論できるようになることが大きなモチベーションになりました。

海外企業のリサーチ業務では、社長の澤岻さんや、経営企画の上司に報告、相談することが多くありました。お二人とも自分の進路である投資銀行出身のため、リサーチ業務に関する学びはもちろんのこと、将来の仕事に関してもたくさんお話を聞くことができました。

また、その他にも、他部署の人と関わる業務の経験も積むことができました。例えば、マーケティングチームのユーザーインタビューや事業開発チームのアライアンス候補先の洗い出し、社外の方も含むMTGでの議事録作成や資金調達に関する市場調査などです。中心となるリサーチ業務に加えて、他部署や外部の方と関わり、幅広い業務の経験を得る機会をいただけたことは大きな学びになりました。

OLTAでの気づきと学び

ここからは実際にOLTAでの1年間を通じて感じたこと・学んだことについて触れたいと思います。

OLTAに入って最初に感じたことはwillを求められる/求めてくれる点です。自分は受験や部活といった、「絶対にこれを達成したい」というもの以外の物事に対しては、漠然と「なんでもいい」と考えてしまう癖があります。OLTAに入社したときにも漠然と「ビジネスに関わる経験がしたい」といった意思しか持っていませんでした。初日に副社長の武田さんと話している中で、「多田君はOLTAで何をしたいの?」と言われた時に、明確な答えができなかったことが印象に残っています。ただ、そんな中でも上長の小林さんに週次の1 on 1で相談にのっていただき、様々な業務をアサインしてもらったことで少しずつ自分のやりたいことを見つけられるようになりました。入社から半年が経った頃には、自分から主体的にリサーチ業務などができるようになり、成長を実感しました。学生でもwillを求めて主体的に働く機会を与えてくれる環境だったことは、自分がOLTAで働いて良かったと思う大きな理由の1つです。

また、OLTAのバリューからも多くを学べたと思います。OLTAはバリューが全社に浸透しています。例えばwith whyというバリューに関して言えば、仕事をする際はその業務の目的や背景をしっかりと設定してから始めるため、仕事の内容に対して目的意識を持ちやすくなります。OLTAで過ごした1年間でこういった癖を身につけられたことは、自分の将来の大きな糧になると感じています。

加えて、学んだことというよりは悔しさを感じる機会が多くありました。仕事をするたびに突きつけられる社員の方々とのレベルの差に圧倒される日々でした。中心的な業務であった海外企業のリサーチ業務では、長時間かけて調べ、個人的には良い内容を得られたと思って報告しても、より高い視座の意見を返されて自分の未熟さを感じることが多々ありました。マーケチームのユーザーインタビュー業務に関わらせていただいたときも、インタビューのロジ周りから、インタビューの際の立ち回り、その後の示唆出しの全てに至るまで自分とは経験も能力も桁違いでした。そういった中でもたくさん仕事を任せてもらえるため、悔しさの中でも、もっと頑張ろうというモチベーションが得られ、自身の成長につながりました。レベルの高い社員の方と一緒に仕事ができるのは、学生同士での仕事が中心の長期インターンと比べてより大きな成長環境につながると思います。

最後に経営者に近い環境だった点です。社長の澤岻さんや副社長の武田さんと席が近く、日々の雑談から業務の依頼まで、頻繁に交流できる環境は刺激的でした。特に社長の澤岻さんからは「多田くんちょっとこれ気になるから調べてみてよ」といったような距離感で仕事を任せてもらえると大きなモチベーションになりました。また、経営者同士の会話を間近で聞くことができた点も、先に述べた「経営」を学ぶという点で良い経験になりました。

OLTAのインターンをおすすめしたい人

最後に、長期インターンを検討している人に向けて、どんな人がOLTAのインターンに向いているかについても触れたいと思います。

1つ目は、willのある人、好奇心の強い人です。主体的・積極的にwillを持って行動できる人はより成長できると思います。自分の2個上の先輩のインターン生はリサーチ業務が中心、1個上の先輩は他部署と積極的に関わる業務が中心、自分は2人の中間的な業務内容であったというように、自分の意思や強みに合わせて業務を経験できる環境があります。

2つ目は、色々な人、事業と関わるのが楽しいと感じる人です。上記で述べたように個人の意思にもよりますが、インターン生が所属部署を超えて色々な業務を経験できるのはOLTAの大きな魅力です。様々な業務を経験するチャンスを活かし、積極的に行動できる人はより充実した時間を過ごせると思います。

3つ目は経営者の近くで学びたい人です。上記でも述べたように、成長しているスタートアップの経営者の近くで仕事をできることはOLTAの醍醐味です。直接仕事をいただける環境ももちろんですし、経営者がどういう思考をしていて、社員の方とどうやってコミュニケーションを取っているのかなど、学べることはたくさんあると思います。

最後に

ここまででお伝えしてきたように、自分は学生生活のうちの貴重な1年間をOLTAという会社で過ごすことができて、本当に良かったと感じています。OLTAには自分の強みを活かしながら成長できる環境があります。貴重な学生生活を有意義なものにしたい人は是非チャレンジしてみてください!

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