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大泉工場スタッフによる、インタビューリレー「mizuiRoリレー」第2回目は、PR TEAMにてブランディングやプロモーションを担当する岩本祐介(いわもと ゆうすけ)さんにミス・ワールド・埼玉グランプリの宮平葵がお話を伺います。
参考記事:mizuiRoとは?
PR TEAMのリーダーとして全事業のブランディングやマーケティングに携わる岩本さん。様々な業界でPR職として務めてきましたが、新しいものを多く取り扱う大泉工場だからこそのやりがいを感じる日々を送っているそうです。大泉工場のこれからについて、そして[Mission]地球を笑顔で満たす・[Vision]素敵な環境を創造する・mizuiRo(oizumi×Radiant)について、どのような考えをもっているのでしょうか。
【プロフィール】
1978年、埼玉生まれ埼玉育ち。
広告表現の面白さに魅了され、大学卒業後は印刷会社へ入社。その後、教育サービス等で雑誌やテレビCMなど様々な広告制作に携わりPRとしてキャリアを積んだ後、2018年大泉工場に入社。以降、PR TEAMにて全事業のブランディングやプロモーションを担当する。
宮平:
学生時代はどのようなことに打ち込んでおられたのですか?
岩本:
中学、高校とバスケットボールをずっとやっていました。友人に誘われて軽い気持ちで始めましたが、やり始めると面白くてどんどん打ち込むようになりましたね。
当時の部活のメンバーには今もよく会います。バスケットボールを通じて、人との繋がりの大切さを学びました。
今も変わらずアクティブで、趣味ではランニングや山登りをしています。
宮平:
とてもアウトドアですごいです!
きっかけはやはり、体作りでしょうか?
岩本:
そうですね。歳を重ねると足から衰えやすいという話を聞いて、
今のうちから対策しておこうという思いから始めました。
ここのところ新型コロナウイルスの影響のため在宅勤務で運動も難しい状況が続いていましたが、ランニングをすることで生活リズムが整っています。
月の半分くらいは早朝5時ぐらいに起きて走っており、4月は1ヶ月で 150 kmほど走りました。
状況が落ち着いたら、山登りにも早く行きたいですね。
様々な広告物に携わる中で、発信側に立ってみたいと感じた
宮平:
大泉工場へ入るまでどのようなお仕事をされていましたか?
岩本:
大泉工場に入るまでも、PR やマーケティングに関連する職種にずっと携わっていました。
前職の教育サービスや金融業界でも、PR職に就いていましたね。
最初は学習塾のプロモーションを行いました。
多くの子供にとって、楽しくないと感じるであろう勉強を「楽しい」「やりたい」と思ってもらえるようにメッセージを発信するというのが楽しかったですね。ブランディングやテレビ CM、新聞雑誌の広告担当など様々な経験をしました。
最初は小さなチラシなどからスタートしましたが、キャリアを積む中で最終的にはテレビなどの大きな仕事も任せて頂けるようになりました。この経験が自分の今の礎になっていますね。
宮平:
大学卒業時から、PRやマーケティングにご興味があったのでしょうか。
岩本:
就職活動の時はあまり意識していなかったです。
ただ、広告物に興味がありました。面白いコピーや魅力的なビジュアルをもつ映画のパンフレットなどの広告表現が好きだったので、最初は印刷会社に入社しました。印刷会社は一社のみでなく、 世の中にある色んな広告物を世に出る前に扱えるというところが面白そうだなと感じて決めました。
様々な企業の印刷物にふれる中で、もっと広告を作る上流工程に携わりたいという思いが沸々と出てきて、そこからPR・マーケティング職へ大きく舵を切りました。
宮平:
PRの仕事をする中で大切にしていることはありますか?
岩本:
こちらの伝えたいことに拘り過ぎてしまうのではなく、ユーザーファーストであること。
商品を買う時にスペックだけを比較して、一番優れているものを選ぶお客様ばかりではないと考えています。逆に、良いものを作るイコール売れるということではない。
そこで大事になってくるのが、プロモーションによるコミュニケーション。お客様の頭の中を紐解き、そこにどうアプローチしていくかを考え、魅力的な世界観を構築していくことかなと考えています。
また、今は SNSが当たり前のものになってきています。昔は、企業と一般の方が直接やり取りをするのはなかなか難しい時代でしたが、今は相互の壁がなくなってきている。
それを受け、お客様の気持ちに立ったPRをするということが更に大事になってきているのではないかと考えています。
世の中にとって新しいプロダクトを扱う難しさとやりがいを感じる日々
宮平:
大泉工場のPRを行う中で、大変なことは?
岩本:
大泉工場の事業は多岐に渡りますが、世の中にとって新しいものが多いです。そのため、知ってもらうだけじゃ結局ビジネスにならず、それをどう使ってもらうかというところまで考慮しないといけません。
スタートラインとしてまだ認知がないものを伝えることの難しさ、そしてやりがいというのは日々感じています。
宮平:
大泉工場さんの商品、例えばKOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)だけでなく、KOMBUCHA自体の魅力を伝えていくところからスタートということですね。
岩本:
まさにそのような話で、
KOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)という僕らの作っている飲み物をみんなに飲んで欲しいと考えても、KOMBUCHAとは何か?をまずは伝え、そこにKOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)の魅力も合わせて伝えていく必要があります。
宮平:
PR TEAMは全事業と繋がっているというところも特徴かと思うのですが、
その中で大変だったなと思うことがあれば教えていただきたいです。
岩本:
1つめは、スピード感と思考の切り替えです。
並行して7つすべての事業をしっかりリードする必要があるので、スピード感をもってそれぞれに対応しなければならない点は大変ですね。また、事業ごとに頭を切り替えて対応しないといけないので、そこの思考のスイッチが大変です。
2つめは、全ての事業に繋がりをつくること。
大泉工場の事業はそれぞれがすごくユニークな特徴をもっています。そのため伝え方も違う。そのような異なったサービスや製品ながら最終的に繋がりを出していくことはとても重要だと思っています。その繋げていくべき先が、大泉工場の企業理念ではないかなと。
宮平:
ミッションの部分ですね。
岩本:
そうです。
一見無関係に見える中で、それぞれの事業が「地球を笑顔で満たす」というミッションをより具現化し世の中に伝えていく活動をしているということ。
例えばKOMBUCHAでいえば、単純に海外で流行っているからといった理由でのビジネスのあり方ではなく、「笑顔を作りたいからKOMBUCHAを通してアクティブな暮らしや人との繋がりを創るんだ」という部分を大事にして、PR TEAMで世の中に伝えるように意識しています。
PR TEAMとして行いたいこと、それは大泉工場が伝えるべきことの橋渡し
宮平:
[MISSION] 地球を笑顔で満たす
[VISION] 素敵な環境を創造する
[VALUE] mizuiRo(oizumi×Radiant)
を浸透させるために、PR TEAMとしてどのような行動が今必要だと思いますか。
岩本:
1日2日でできるものではなく、 本質的な取り組みになると考えています。
どんなにミッションやビジョンが素晴らしくとも、外の人たちに対して大泉工場を伝えるのは最終的に社員なんですよね。
そう考えると、社員一人一人がどうやったら意識を高められるかというところが、まず一番大きい。 それを考えた時に 、全部の事業と密に関わっているPR TEAMが使命感を持って、その事業の PR のみではなく、大泉工場として何を伝えるべきかの橋渡しをすることが必要だと思います。
その中で、まずは仕事をする仲間としてしっかりその相手をリスペクトすることが大切。
例えば、仕事の中で気付いた小さなことでも「今の行動って理念に繋がることだよね」と認めてあげる。みんなが何気にやっている良い行動を認め合うみたいな、そういう空気を会社の中に作っていく。これがしっかり根付くと、PR TEAMだけが発信するのではなく、誰がどこで活動しても自ずと大泉工場の見られ方が大きく変わっていくはずです。
宮平:
企業理念(ミッション)に繋がっているな、と感じる仕事はありますか?
岩本:
毎月行っているファーマーズマーケットです。
これは、部署を横断して多くの社員が参加し、自分たちでイチから企画をして当日の運営をしています。
ゴミを出さないような自然環境に配慮した取り組みを行っている点で[VISION]素敵な環境を創造する という部分に繋がっていたり、生産者の人達や地域の川口に住んでいる人たちを結びつける機会を作ることで目の前でたくさんの笑顔を見られる点で[MISSION] 地球を笑顔で満たすという部分に繋がっているのではないか、と感じることが多いですね。
大きく変容するであろう世の中にも柔軟に対応していきたい
宮平:
今後の目標や展望はありますか?
岩本:
7つの事業はすごくユニークなので、それぞれしっかりと市場を作って盛り上げること。また、その事業をやっている大泉工場という会社をたくさんの人に知られているような状態を早く作りたいです。
また、新型コロナウイルスの関係で一気に世界中の人たちの価値観が、ガラッと変わっているのでそこにもしっかり対応していきたい。
コミュニケーションのあり方も変化し、外出制限が解除されたとしてもすぐに人々が色んなところに行き交う状態にはならないと考えています。そうすると、自分の家の近くの良さを探し始めたりと行動変化が生まれるのではないでしょうか。そう考えると、ローカルへの注目が高まるのでは、と想像しています。
私たちはKOMBUCHA(コンブチャ)であったり、ファーマーズマーケット、オーガニックのカフェなど、個性的なコンテンツを川口市内に持っています。それらが、地域の人たちの楽しめる場所として知られたらうれしいです。
宮平:
新型コロナウイルスの影響も、ピンチとして捉えすぎないということですね。
岩本:
そうですね。
健康への意識も全世代に共通して高まっていくと考えています。
大泉工場の商材は健康へ貢献度が高いものばかりなので、これからの時代にフィットするのではないかなと。
新型コロナウイルスの影響は大きいですが、見方を変えチャンスと捉えたい。
そうすればものすごくポジティブな未来があると思いますし、そのチャンスをしっかりつかみ取ることが今やるべきことかなと考えています。
ミス・ワールド埼玉の審査員も務めてくださった岩本さん。お話する中で、冷静で落ち着いた雰囲気の中に、熱いパッションを感じました。
混乱する世の中を悲観しすぎず、健康に対する関心が高まっていくであろう今後の世の中に対し大泉工場がどのようにコンテンツを発信していくべきか、既に冷静に先を見据えているように感じられました。
次回は、Goodnature TEAMの営業担当新井 慎矢さんにmizuiRoリレーを回します。
どうぞお楽しみに!