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POPは情報ではない、プロダクトの一部だ

前職のPARCO時代、店舗内演出を担当していたことがある。社内にデザイナーなんておらず、印刷もほとんどが外注だった。今のように誰でも手軽にデザインをつくり、すぐに出力できる時代ではない。だからこそ、催事のポスターも、館内のPOPも、店内装飾も、すべてを逆算して準備しなければならなかった。正直、日々時間に追われる中で、「これを内製化できたらどれだけ楽だろう」と何度も考えていた。装飾品が完成し、店内に設置されるまでには想像以上に時間がかかる。相手も僕らだけの仕事を請け負っているわけではない。当然のことながら、一歩も二歩も先回りして仕事を依頼しなければ、納期もクオリティも、自分たちが目指すもの...

勤続14年目の自分へ

こんにちは。大泉工場の内田です。なぜ13年前、私はこの会社を選んだのか。 そして、なぜ今もここで働き続けているのか。 この問いに、ちゃんと向き合ったことがありませんでした。 日々は忙しく、目の前の仕事に追われる中で、「理由」はいつも後回しになっていたと思います。でも13年という時間は、ただの継続ではなく、自分の人生の一部そのものだと気づきました。 だからこそ、いまコラムにしておきたかった。「自分の意思で選び続けてきた理由」なぜ今、このコラムを書くのか は、13年という節目は、振り返るにはちょうどいいタイミングだったからです。でも本当の理由はもう一つあります。 それは、「これからもここで働...

ポップコーン王に、俺はなる!

2009年、20代も終盤に差し掛かる当時の僕は、住んでいた赤羽のマンションのベランダで、毎晩のようにこう叫んでいた。「ポップコーン王に、俺はなる!」今とは違い、毎晩のように家で一人酒を飲み、サラリーマン時代には感じたことのなかった孤独を抱えていた頃の話だ。食のビジネスに一切関わっていないにもかかわらず、本気でそう思っていた。何の根拠もない。人脈も技術も、もちろん実績もない。でも僕は、毎晩のようにこう叫んでいた。イメージがあったからだ。サラリーマン時代に別れを告げ、当時は不動産管理の仕事のみをしていた大泉工場へ戻ってきた僕。4代目として期待を背負ってはいたものの、何をしたらいいのかはまった...

何%のオーガニックが必要なのか

2012年、「オーガニック」という概念と出会った。当時の僕は、その考え方そのものよりも、まず数字に衝撃を受けたことを覚えている。日本の食品市場全体におけるオーガニック食品の割合は、約0.3%。規模で言えば、1,300〜1,500億円程度だった。「え、そんなに少ないのか」それが、最初の感想だった。当時、世界平均は約1.0%前後。アメリカは約4.0%。ちなみに、お隣の中国ですら約0.5%。数字だけを見ると、日本には伸び代しかないように思えた。1%に伸ばすだけで、1兆円規模。だから純粋に、これはビジネスチャンスだと感じた。あれから10年以上が経過した2025年。日本のオーガニック食品比率は約0...

2026年度『mizuiRo map共有会』を開催しました

こんにちは。人事総務の富本です。4月に2026年度がスタートし、毎年恒例の「mizuiRo map」共有会を開催しました。「mizuiRo map」は、事業計画だけではなく、私たちがどんな未来を創りたいのかを示す地図です。この会では、数字や事業計画の説明だけではなく、私たちはなぜこの事業をやるのかどんな未来を目指しているのかそのために何へ集中するのかを、改めて全員で共有し、同じ方向を向いて進んでいくための大事な時間です。「正しいことを、やり続ける」大泉工場では、「正しいことをやり続けるためには、事業として成立させなければならない(利益を出し続けなければならない)」という考え方を大切にして...

食と笑顔で、人を元気にしたい。

私は現在、飲食店運営を中心に、オペレーション構築・改善からスタッフ教育、イベント企画まで、店舗運営全般に携わっています。また、この飲食の仕事と並行して、長年大切に続けている活動があります。それは「チア」です。チアを通じて多くの人と出会い、仲間と支え合いながら、一つの目標に向かって挑戦してきました。そこで学んだのは、「人は心と身体の両方が満たされてこそ、本来の力を発揮できる」ということです。どれだけ技術があっても、身体のコンディションが整っていなければ思うように動けません。反対に、身体が元気でも心が疲れていると笑顔は生まれません。だから私は、心と身体の健康は切り離せないものだと考えています...

再生エネルギーが創る、オーガニックの未来

~体内環境と地球環境、その両方を整えるために~こんにちは。大泉工場の内田です。勤続14年の中で、会社の成長とともに多くの仲間が加わりました。大泉工場が大切にしてきた想いや挑戦の背景を、改めて伝える機会も必要だと感じています。社内のあるコメントを目にしたことをきっかけに、「なぜ私たちがオーガニックやプラントベース、そして再生可能エネルギーに取り組んでいるのか」を改めて整理し、共有したいと思い今回のコラムを執筆しました私たちが日々選ぶ食べ物や飲み物。その背景には、生産者の想いや原材料へのこだわりがあります。近年は「オーガニック」や「プラントベース」という言葉も身近になり、身体にやさしい選択を...

大泉工場で挑戦をつづけること

▶︎私がはたらく理由こんにちは。大泉工場でグロースグループを統括している清水です。今回は「なぜ大泉工場ではたらいているのか?」について書きたいと思います。こういうお題になると、少し変化球でイカしたことを書きたくなるのですが、いろいろ考えてみても結局はとてもシンプルな理由にたどり着きました。それは、大泉工場に大きな成長の可能性を感じていること。そして、社会から必要とされるテーマに挑戦していることです。大泉工場は、もともと鋳物工場としてスタートした会社ですが、時代の変化に合わせて不動産事業へとシフトし、現在では食に関する事業を中心に、健康や環境、コミュニティ形成といった、これからの社会に必要...

ライムの木と日本代表

飲食事業部責任者の林田です。先日、みんなでライムの苗木を植えました。よく考えると、人生で初めての農作業だったかもしれません。土を触り、苗木を植え、水をあげる。普段は店舗やキッチン、オフィスで仕事をしている私たちにとって、とても新鮮な時間でした。何より印象的だったのは、「ライムを植えたこと」以上に、「みんなで植えたこと」です。一人で植えることもできます。でも、みんなで集まり、同じ場所で土を触り、同じ未来を想像しながら植えると、ただの苗木が少し特別な存在になります。今はまだ小さな木です。当然ながら、明日ライムは実りません。来週も収穫できません。時間をかけて根を張り、枝を伸ばし、少しずつ成長し...

「ただいま」と言える場所へ

こんにちは。_SHIP teamの矢作です。約半年の産休・育休を経て、このたび大泉工場に復帰いたしました。一般的には「短い」と感じられるかもしれないこの期間。それでも復帰を決めたのには、いくつかの理由があります。もちろん、愛する子どもと過ごす時間は、何ものにも代えがたいかけがえのないものでした。4年ぶりの赤ちゃんのいる暮らしは、日常の空気そのものがやわらかく、穏やかで、いつまでも浸っていたいと思えるほど幸せな時間でした。その一方で、私の心の中には、大泉工場という場所で働きたいという強い想いも、ずっとあり続けていました。「戻りたい」と思わせてくれた会社の魅力産休・育休中も、私は大泉工場の事...

美味しさの先にあるもの

こんにちは。4月より、Food & Beverage Production Teamに異動した牧野です。突然ですが、皆さんは食においてどんな感覚を大切にしていますか?私は、美味しいと感じる瞬間が心地良く、日々の中で大切にしたい感覚のひとつです。美味しいものを我慢せずに、できるだけ健やかでいるために選ぶものは少しだけ意識したいと思っています。それともうひとつ、「こんなのあるんだ」と驚いたり、「美味しい」という言葉や笑顔を受け取ること、日常の中に新しい選択肢が増えるなど、様々な感情が生まれる瞬間に立ち会う、一緒に体験することの楽しさを共有することです。大泉工場で製造・販売をする、発酵スパーク...

お茶所育ちの私が、永田茶園の「魂のお茶」でコンブチャの未来を見た話

こんにちは、総務、大泉工場と1110 CAEF/BAKERYのSNS担当tamuraです。お茶所育ちの私にとって、お茶は空気のような存在でした。小学校の給食で牛乳とお茶がセットで出る環境で育ったからこそ、私の中には「お茶はお茶。アレンジせず、そのまま飲むもの」という強い固定観念ができあがっていました。しかし、大泉工場に入社し「コンブチャ(_SHIP KOMBUCHA)」に出会ったことで、その価値観はガラリと変わりました。会社の企画で自家製コンブチャ作りに挑戦した時のことです。発酵の力によって、見慣れたお茶の味わいがフルーティーに、そして無限に広がっていく奥深さを体験し、「お茶って、こんな...

町工場で育った私が、なぜ飲食にこだわるのか

飲食事業部責任者の林田です。私は町工場の末っ子として育ちました。生まれ育ったのは東大阪市。この街には5,000を超える工場があり、その密度は日本一とも言われています。小さな工場がひしめき合い、音と熱と油の匂いが日常にある、そんなインダストリアルな環境でした。父は研磨業を営む職人でした。厳格で、礼儀に厳しく、正直かなり怖い存在。でもその背中は、誰よりも真っ直ぐでした。黙々と仕事に向き合い、目の前の素材を磨き続ける姿。そこには派手さはないけれど、「仕事とは何か」が詰まっていました。町工場の仕事は、決して表に出るものではありません。けれど、その精度やこだわりがなければ、世の中の多くの製品は成り...

僕たちは何をしているのか

学生を卒業し、社会に出て22年が経過した。サラリーマンとして企業で働かせていただき、その後、家業を継ぐため埼玉県川口市へ戻った。30歳で社長に就任し、気づけば「働いている時間」が、「働いていなかった時間」を超えていた。人生の半分以上を、社会の中で働いていることになる。けれど正直に言うと、僕は社会人になってからしばらく、「なぜ働くのか」ということを深く考えていなかった。もちろん目の前の仕事には向き合っていた。成果も求めていたし、勤めているときは結果を出し、評価されたいとも思っていた。大泉工場に戻ってからは、日々、会社を成長させたいとも思っている。ただ、「企業活動を通じて、社会に対して何をし...

「未来の豊かな暮らし」は、体験から始まる。COMMONs MARKET KAWAGUCHI 2026 SPRING 開催レポート

こんにちは。人事総務の富本です。2026年4月12日(日)、OKS KAWAGUCHI CAMPUSにて「COMMONs MARKET KAWAGUCHI 2026 SPRING」を初開催しました。約1,000名の方にご来場いただいたマーケットで、私たちが目指したのは、人・暮らし・地域がゆるやかにつながり、未来の豊かな暮らしを”体験”できる場をつくることでした。OKS KAWAGUCHI CAMPUSで開催する意味OKS KAWAGUCHI CAMPUSは、大泉工場が100年以上の歴史の中で培ってきた価値観と、未来に向けた挑戦を体現する場所です。サスティナブル、植物性由来の食、発酵、醸造...

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