【10問10答】Backlogソフトウェアエンジニア 酒井 / 自分たちが使うプロダクトの進化に携わる喜びと、仕組みを紐解く知的探求の日々 | 株式会社ヌーラボ
こんにちは!採用チームの古賀です。早くも8月が終わろうとしていますが、日中は特に、しっかり暑いですね...秋と呼べる期間が年々短くなっている気がするのは、私だけでしょうか...🤔さて、ヌーラボで...
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こんにちは!採用チームの古賀です。
9月に入り、少し日が落ちるのが早くなってきた気がします😮
日中はまだ日差しが強いので、注意ですね🌤️
さて、先月からスタートした「10問10答」シリーズ、第2回目をお届けします!
今回は、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」の開発を担当している西にインタビューしました。
仕事をするうえでの、ヌーラボならではのやりがいや、メンバーの魅力など、興味深いお話がたくさん聞けました🙌
最後まで読んでいただけると嬉しいです😊
名 前:西 周(にし あまね)
入社年月:2021/08/02
所属部署:サービス開発部 Backlog課
専門学校卒業後、特定技術派遣の企業に入社し、カーナビの試験プロジェクトに1年半ほど参加して、プロジェクト終了後は貿易事務の現場に派遣されました。
その際に自身が携わっている仕事を自動化するツールを作り、業務効率の改善に努めたところ、派遣先の上司に「事業部全体の仕事を改善するためのIT部隊に入らないか」と打診され、転属。
そこからは事業部内で使えるアプリケーションの開発をしていました。2人体制の小規模なチームということもあり、開発に関するノウハウがあまりなく、社外の勉強会に参加したり、本や技術ブログなどを通して、ドメイン駆動開発やアーキテクチャの手法、フレームワークのトレンドなどの知見を深めていきました。
そして、より多くのユーザーに利用されるサービスの開発に携わっていきたいと思い、Web開発の業界への転職を志し、ヌーラボに入社しました。
一番のきっかけは、関数型言語を新しく覚えようとScalaを勉強していたタイミングで、声をかけてもらったことです。
個人的な思いとして、ユーザー視点に立った開発というのは、そのサービスを自分自身が日々使っていなければ難しいと考えています。
Backlogは当時勤務していた企業でも使っていて、「プロジェクト・タスク管理ツールは何を開発するにしても欠かせないもの」と認識しており、そのサービスの開発に自身が携わることができるなら、願ってもないチャンスだと思い、入社を決めました。
選考が進む中で印象深かったことは、2つあります。
1つは「技術力をしっかり見てくれている」と感じたことです。
技術課題に取り組んだ際、提出期限は設けられていなかったものの、想定よりも時間がかかってしまい、少し提出が遅れてしまったのですが、選考官には丁寧にレビューをしてもらい、選考も無事に進みました。在職しながらの転職活動だったため、こちらの事情も考慮してくれていることと、実践的な技術スキルを綿密に評価しているのだなと思いました。
もう1つは、最終面接で代表の橋本さんとお話をした時に「面白い社長だな」と感じたことです。
ヌーラボでの働き方について、
『定時』という制度がある=『遅刻』という概念が生まれる。フルフレックスにすれば『早退』や『遅刻』という概念はなくなるし、子育て中の社員など個々のライフスタイルや家庭事情に合わせたワークスタイルも実現できる。
というお話があり、共感するとともに「色々なことを自由に任せてもらえそうだ」と思いました。
Backlogの課題機能を担当する開発チームの一員として、新規機能の開発から、不具合修正や運用タスクなどの業務を担っています。
開発した新機能の価値が本当にあったのか・なかったのかを日々実感できるところです。
まず社内において、Backlogは日常的に使っているので、社員こそユーザーです。フィードバック文化が根付いているので、新機能を社内向けにリリースすると、すぐにフィードバックが飛んできて、「正式リリース前の改善」に素早く着手できます。
また、Backlogはコミュニティで成長してきたサービスです。Xで「Backlog」と検索すると、機能の要望など様々なフィードバックがエンドユーザーの方々によってポストされているので、「フィードバックを自分で探して取りに行ける」というのも良い点です。
社内・社外(エンドユーザー)からのフィードバックはすべてありがたく受け止め、Backlogのコンセプトに沿って取捨選択・反映をしています。開発サイクルが早いので、より早く価値を届けることができると思っています。
大きな変更を伴う開発をする際、慎重なアプローチが必要という点です。
やはり、約20年の歴史を持つサービスなので、大きくアーキテクチャを変更するとなると、影響範囲などをしっかり精査して進めなければなりません。また、チームの体制上、そこに集中してしまうと、技術的負債や運用に関わるタスクの消化が滞るため、抜本的な設計変更を伴う開発は、優先度が低くなってしまうこともあります。
そこに関しては、チーム外のプロジェクトを立ち上げて有志で開発を進めていく「Subject Matter Experts制度」*もあるので、うまく活用できるといいと思います。
* QA、セキュリティ、デザインシステムなどの機能横断的なテーマには、テーマ別で担当者を決め、業務の20%の範囲内で改善活動を進める制度
仕事の流れや波を自分でコントロールできるため、個人的にはやりやすいと感じています。非同期コミュニケーションが大半なので、集中したい時間にはしっかり集中できますし、仕事にメリハリがつけやすいというのも良いポイントです。
「チームで仕事をする」という文化が根付いていると思います。「タスクをチームとしてどのように消化していくか」という観点でプロジェクトを進めているので、個人のタスクというのがあまりない印象です。
チームの魅力は、各メンバーが持つ強い自主性と、新しいものに対する好奇心旺盛な姿勢です。
例えば、新機能のベータ版がリリースされると、メンバーはその瞬間に反応してくれます。各メンバーがこのような自主性を持って行動することで、開発スピードの向上はもちろん、より質の高いサービスを生み出すことにも繋がっていると思います。
PCは周辺機器を使わずにMacbook単体で使っています。周辺機器がない状態で使い慣れておく方が、勉強会などで外に持ち出す時に楽なので。どちらかといえば、ネット回線などのインフラや、空調などの環境にリソースを注いでいます。
ゲームや絵描き、個人開発や、TRPGのシナリオを書いたりしています。
個人開発では、オンラインゲームでのチーム戦をサポートするようなツールを作りました。ゲームをする中で思い浮かぶ「こういうことができたらな」という考えが、「じゃあ作ってみるか」という動機になっていますね。
↑ Wacom Intuosというペンタブレットで描いた絵
自分が考案した設計によって、Backlogの技術品質の向上に貢献していきたいです。
これまで、インフラのバージョンアップや、Backlogの課題に添付できるファイルサイズの上限UPなど、「既存のアプリケーションにどう組み込むか」というのを考えて実行する小規模なプロジェクトにはいくつか携わってきました。
今後は、もっと1から組み立てていくような大きいプロジェクトに関わり、新たな価値を創造し、サービスの持続的な成長を支えていきたいと思います。
以上、Backlogソフトウェアエンジニア 西の10問10答でした!
チームの魅力や熱意が伝わってくるインタビューでしたね🙏
ヌーラボでは、技術力を大切にし、自主性を重んじるカルチャーの中で、情熱のあるエンジニアが日々新しい価値を生み出しています。
そして、Backlogを進化させていくための仲間を募集中です🚀 ※2024年9月現在の状況です
ヌーラボでの挑戦に興味を持たれた方は、ぜひ求人情報をチェックしてみてください!
次回の10問10答もお楽しみに😊