初めまして!
NINJAPAN株式会社 Abuild事業部の松井です。
福井県鯖江市出身の東京在住です。
「鯖江」と聞いてピンとくる方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません!
そう、世界三大眼鏡産地のひとつとして知られる町であり、日本国内に流通する眼鏡の95%以上の生産を担う世界の鯖江です。皆さんの国産眼鏡のフレームも鯖江産ではありませんか?
私自身、そんな「鯖江」にて地元の誇りとして幼い頃から“ものづくり”の現場が身近にある環境で育ちました。世界を相手に、地道に品質で勝負する職人たちの姿は、今の自分の価値観や仕事観にも大きく影響しています。
ちなみに余談ですが、私のかけてるメガネは中国製です。
そんな話はさておき、私がNINJAPANに来た理由をお伝えします。
■「ひとりで闘う」道を選び、そして手放した日々
私はもともと、地元・福井で整備士として働いていました。手を動かし、技術を高める職人気質な仕事にやりがいを感じながらも、いつしか「もっと広い世界を見てみたい」という思いが強くなり、思い切って上京。そして、独立・起業という道を選びました。
起業を通して、最先端の情報や刺激的な環境に身を置くことができた一方で、常に孤独と背中合わせ。信頼を築くことの難しさ、人と組織の大切さを痛感しながら、事業を手放すという苦渋の決断を下しました。
このとき、「次は何をすべきか」本気で悩みました。再び起業するべきか、それとも一度、組織の中で“人と一緒に”働くことに立ち返るべきか。そんな中で訪れたのが、NINJAPANとの出会いでした。
■「カウンセラーという仕事」に惹かれた理由
ある日、知人を介して何気ないドライブをしていたとき、「一緒にやろう」と声をかけてもらったのが、NINJAPANへのきっかけでした。
興味を持った部分としてNINJAPANのミッション「埋もれた資源を最大化する」というのがあります。
一人ひとりの可能性に光を当てることを本気で追求している会社。その言葉に、かつて孤独の中で見失っていた“仲間と価値をつくる”感覚を思い出しました。
中でも私が惹かれたのは、「カウンセラー」という役割でした。
それは、過去の私自身の原体験にも深くつながっています。
進路に悩んでいた学生時代、「誰かが真剣に自分に向き合ってくれたら、もっと違う選択ができていたかもしれない」と思ったことが何度もありました。
だからこそ、今の学生たちには「自分には無理だ」と諦める前に、“自分で選び取る力”を持ってほしい。人生の大事なターニングポイントに寄り添い、一緒に未来を描けるカウンセラーという仕事に、大きな使命感を感じたのです。
会社員から経営者、そして再び会社員へ。決して簡単な道ではありませんでしたが、今の私は、かつて経営していたときよりもはるかに充実した毎日を送っています。
■学生の理想を現実に変える、日々のカウンセリング
現在、私はAbuild就活のカウンセラーとして、将来に不安を抱える学生たちに向き合い、理想のキャリアを現実に変えるサポートをしています。
印象的なのは、「こうなりたい姿はあるけど、自分には無理かもしれない」と言う学生が本当に多いこと。情報格差、周囲の優秀さ、そして自己肯定感の低さ。そんな見えない壁に押し潰されかけている彼らを支えるのが、私たちの役割です。
Abuildのプログラムを通じて、自信を取り戻し、本気で自分の未来に向き合っていく姿を間近で見ることができるのは、何度経験しても胸が熱くなります。
自分の力で困難を乗り越え、理想のキャリアを実現していく姿を見届けるたびに、「この仕事を選んでよかった」と心から思えます。
■NINJAPANで働く楽しさは、人生とつながっている
私にとっての「仕事の楽しさ」は、以下の3つに集約されます。
① 社会にインパクトを与えられる実感
Abuild就活は、学歴やガクチカにとらわれず、可能性に満ちた学生が本当に望む企業に進むための支援をしています。地方大学の学生が外資系トップメーカーに内定するなど、“常識を覆す成果”を何度も見てきました。学生にとっても企業にとっても、本質的な価値を届けられる。そんな意義ある仕事に携われることは、何にも代えがたい喜びです。
② 自己成長の幅広さ
カウンセリングに留まらず、企画・マーケ・採用・設計など、あらゆる業務に関われる環境がここにはあります。「事業全体をどう動かすか」という視点を持てることで、自分自身の成長も加速していると感じます。
③ チームとの信頼と一体感
NINJAPANには、本気で社会を変えたいと願う仲間が集まっています。価値観は違っても、根っこの想いでつながっている。だからこそ、苦しいことも乗り越えられるし、心から「一緒に働けてよかった」と思える関係性があります。
■ベンチャーマインドで、「自分も会社も、もっと成長できる」
今、NINJAPANは“第二創業期”とも言えるフェーズ。新しい事業が次々と立ち上がり、変化の真っ只中にあります。そんな環境だからこそ、一人ひとりに求められる役割も、責任も大きい。でもそれ以上に、チャンスと成長の場にあふれていると感じます。私自身も、新たな領域に挑戦する中で「今の自分を超える」ことの楽しさを感じています。そして何より、この会社には“本気で向き合える仲間”がいる。
今後も、個人の成長と組織の進化をリンクさせながら、「自分の可能性を最大限に広げられるチーム」を一緒に創っていきたいと考えています!
最後にちょっとだけプライベートな話を。
実は最近、人生の大きな節目を迎えました。
ヘリコプターで東京の夜景を眺めながらパートナーにプロポーズをし、無事に成功しました。
NINJAPANに入ってから、自分自身の将来について真剣に考えるようになったことが、この決断につながったのだと思います。
相手を長く待たせてしまった分、待ってくれたことへの感謝を胸に、これからの人生でもっと誠実に向き合っていきたいと思っています。
この経験も、自分の人生そのものに責任を持つきっかけになりました。
だからこそ、仕事にもこれまで以上に本気で取り組んでいきたいと感じています!