1
/
5

旺盛な好奇心とチャレンジマインドで、未経験からBIエンジニアへのキャリアチェンジを実現

ニジボックスにおける主力事業のひとつ「リクルート共創」。その中で注力するものの1つがデータマネジメント職の、リクルートグループのデータ利活用推進の取り組みへの参画です。

今回は入社間もないBIエンジニアメンバーにお話を伺います。職種未経験からのキャリアチェンジを実現したデータ推進グループの高山さんに、選考時の印象や入社までの経緯、入社直後の研修から現場配属までのリアルを語っていただきました。

<関連記事>
【BI】“データ”を扱う技術者として、点から線、線から面へとキャリアを展開できる環境
【PGE】エンジニアとして“データ利活用”という変化の激しい世界に身を置く意義、そして醍醐味
【採用担当が聞く!】組織長が語る新ポジション「データマネジメント職」のやりがいと醍醐味、そして可能性
【採用担当が聞く!】新たな採用注力ポジション「データマネジメント職」とは?社長に聞くニジボックスの強みと未来

コミュニケーションの齟齬をなくすために独学でSQLを習得

--これまでの経歴をお聞かせください

キャリアのスタートは子どもの頃からの夢だった宇宙開発関連の会社です。小惑星探査機に使用される特殊なネジを作る職人でした。その次にチャレンジしたのは公務員試験。見事合格して今度は県庁職員として窓口業務に携わります。ただ、ここまでのキャリアは明確な意思があったわけでなく、その時々の状況にあわせて選択したものでもありました。

そして、ターニングポイントとなったのは次の職場です。大手ファストファッションブランド企業に総合職として入社したのですが、自身の興味もあって片手間で需要予測ツールを作ったんです。それが社内で評価され、いつの間にかオンラインショップの在庫コントロールに携わることになりました。

--それが今の仕事の原点になるわけですね

その後、入社以来お世話になっていた方が異動先から声をかけてくれて、グループ内の別法人に移ります。その会社では新しいサービスとしてO2Oを構築するとのことで、TableauというBIツールを使ってデータを分析し、売上をはじめ数値周りの管理を担当していました。今思い返すと、データに関する探究心がそこで芽生えたんだと思います。

--データにハマるきっかけはなんだったのでしょうか?

BIツールを取り扱うビジネスパートナーとの間で認識の齟齬が多発したんです。その時に気付いたのが、サービスを運営する私たちと、データ分析環境を構築してくださるデータマネジメント側で意思疎通ができていないと、目的のデータを参照することができない、ということです。そこで、まずは独学でSQLを勉強することにしました。自分でコミュニケーションに齟齬のない、納得のいく環境を作ってみようと考えたんですよね。

--なんと、独学でSQLですか!

そうしたら案の定、思い通りの数値が出るようになりました。これはすごく面白いと思い、もっとデータ分析の裏側、データを管理する側を追求したくなったんです。

リクルートの枠の中でさまざまな挑戦ができる環境

--ニジボックスを知ったきっかけは?

エージェントからの紹介です。というのも、今回はやりたいことが明確だったので、データエンジニアに職種を絞ってお仕事の紹介をお願いしていました。

ニジボックスは新たに立ち上げる組織での募集ということで、もうその時点でちょっとワクワクしていまして(笑)。もちろん仕事内容は希望にピッタリだったので、一度お話を聞きにいくことになりました。

--実際に話を聞いた印象はどうでしたか

面接官がとても気さくな方で、面接そのものがすごく盛り上がりましたね。新しいチームでこれから大きくなっていくから一緒にやっていこうよ、とカジュアルにお誘いいただき、とてもフラットな印象でした。

お話を伺う中で、リクルートグループという大きな枠の中でさまざまなデータが扱えることが分かりました。人々の生活全般に及ぶ事業領域の広さと影響力の大きさは、好奇心旺盛な自分としては願ってもない環境だなと。

--ニジボックスがとてもマッチしていたんですね

加えて僕はコミュニケーションを積極的に取りたいタイプなんですけど、ニジボックスにはメンバー同士の接点が豊富でお互いに高めあえる環境が整っています。勉強会も盛んだし、独学で道を究めるエンジニアが知見をシェアしてくれる機会もあるんです。

最終的にいくつかいただいていた内定をお断りしてニジボックスに決めました。英樹さん(山田英樹ニジボックス代表取締役)との面接もとてもフランクで、前職で部署を横断して顔を覚えてもらっていたエピソードを話したら「面白いね!そういう人大好きだよ」って言ってもらえたことを覚えています。

ステップバイステップで学べるインプット教材がある安心感

--BIツールなど、本格的なデータマネジメント業務に飛び込んでみていかがでしたか?

未経験ですから、ほんの少しだけ不安はありました(笑)。でも入社後に共有いただいた、入社インプット資料を見た瞬間に「これなら大丈夫だ」ととても安心しました。オンライン上にシステマティックに学習できる教材がズラッと並んでいたんです。TableauとSQLについての入門用資料の充実ぶりが半端なかったですね。テキストだけでなくスクリーンショットも交えて手順が分かりやすく解説してありました。さらに過去に実施された組織内の勉強会の動画もテーマごとにそろっていて、まさに至れり尽くせりでした。分かりやすい参考書というか個別指導塾の教材みたいな感じです。このように入社者の育成について、環境が整備されている点でも、ここは安心して成長していける場所だ!と。

高山さんの所属する組織のインプット教材のイメージです。(組織ごとに着任時のインプット内容は異なります)

--オンラインでもまったく問題無かったですか?

オンラインでも違和感はありませんでしたね。
Slackのテキストだけだと分からないことも出てくると思いますが、リクルートグループで浸透している『よもやま』という、ざっくばらんにいろいろ話そうという趣旨のミーティングをする文化があって、その場で質問をしまくることで不安要素は次々にクリアになりました。「よもやまいいですか?」と聞くと、大抵みなさん快く受けていただけます。

とにかく分からないこと、つまずいたことがあってもすぐに教えていただけるのはBIツール未経験者の僕にとってはとても心強かったです。SQLについてもコードがきれいに書けるようになったし、これまでに独学で培ってきた知見の答え合わせにもなりました。

--研修はどれくらいの期間やっていたんですか

12月に入社してから年末までは研修で、その後お正月のお休みを挟んで年明けも少しずつインプットしていました。1月の終わりごろにはチームに配属されて実務に入ったので2ヶ月弱ですかね。もともと求めていた仕事だったので楽しくて仕方なかったです。ほんとにあっという間でしたね。

周囲の方たちのフォローもありがたかったです。研修中にはクエリが100行もないような簡単な案件をやっていたのですが、現場に入った途端に500行ぐらいの案件が来て「いきなり来たか!」とほんの一瞬ひるみましたが(笑)みんなにサポートしてもらいながら無事に完遂できました。研修が終わっても「ひとりじゃない感」は強いままです。

膨大なデータを扱うことで営業の成約率向上に貢献

--現在のお仕事について聞かせてください

現在はオンライン決済サービスに携わっています。業務としては既存のTableauのエンハンスが中心ですね。いちばん多いのはデータベースから他のツールやサービスにデータを連携するためのジョブ作成で、毎日決まった時間にデータが連携されるようなジョブを作っています。

とにかく扱っているデータが膨大なんですよ。百数十ギガとか、「こんなに重いの回して大丈夫?」というレベルです。ただその先では、リクルートグループの大規模なサービスの事業成長に直結していると考えると、それぐらいのデータ量になるのも当然なんですよね。

--実際のチームはどんな雰囲気なんですか?

リクルートの社員、ニジボックス、パートナー企業からそれぞれ数名ずつ集まっています。当初から印象的だったのが、職場の雰囲気がとてもフラットで、みんながチームの一員として、和気あいあいと仕事をしていることです。あと、先ほども少し話しましたが研修中のサポートの手厚さが現場配属後も継続しています。常にいつでもなんでも聞けるよもやまがフル活用できるんです。実務面では難易度は上がりましたが、仕事のしやすさは一切変わりないですね。

--入社前に求めていたコミュニケーションの面は

チームでは朝会を毎日やっているんですが、一般的には朝会というと業務報告が中心ですよね? ところがプライベートの報告もしっかりあるんです。昨日どこへ行ってきたとか、週末は子どもとあそこへ行ったとか。アニメ好きな人は今期こんな作品がある、とか。僕も犬と猫を飼っているので成長記録を報告しています(笑)。

こうした交流があるおかげで、メンバーの人となりが立体的につかめるんです。その上で仕事の会話ができるのは非常にありがたいです。コミュニケーションがなめらかになりますから。

前職で培った積極さで他者をどんどん巻き込んだ

--前職までの経験が特に生きているところはありますか?

スキル面ではやはりSQLですね。それ以外だと、いろんなことをどんどんキャッチアップする仕事の進め方でしょうか。英樹さんとの面接のエピソードでも話しましたが部署を横断して顔を覚えてもらって、その上でいろんな人に助けてもらうタイプなので。

--まだ入社半年ですが、なにかビジョンのようなものはありますか?

さすがにまだ描きにくいですね。ただ、現在担当している領域はサービス側から依頼を受けてエンジニアが手を動かすというスタイルなので、サービス側が分かっていないこと、そして作り手側が分かっていないことがあると思うんです。

ここで僕が知識と理解を深めていけばデータ側からサービス側に提案ができるようになる。こういうデータの見方をするともっと面白い景色が見えるんじゃないかと思っています。

--今、最もやりがいに感じていることはなんでしょうか

まだ現場に入って4ヶ月ですが、やっていることの全てにやりがいを感じています。リクルートならではのサービスの規模感、インパクトの大きさ、専門性、職場環境全てですね。

余談ですが、実は僕の実家は飲食店をやっていて、リクルートのオンライン決済サービスのことはもともと知っていました。実際にお店で使っていますし、導入時には僕がセッティングしたんです。今、そのプロダクトの裏側で仕事ができていることに不思議なご縁と大きな手応えを感じています。


If this story triggered your interest, why don't you come and visit us?
リクルートの大規模サービスに伴走するBIエンジニア募集!!
株式会社ニジボックス's job postings
5 Likes
5 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Kazuyuki Yoshitani's Story
Let Kazuyuki Yoshitani's company know you're interested in their content