ニジボックスでは、社員一人ひとりのスキルアップを組織全体で応援しています。そのため、メンバーたちの学びたいという意欲に応えるべく、自発的な勉強会を支援しています。今回はメンバーの発案で「React/Vue力を高める合宿」が行われました!
9月入社メンバーやReact未経験者も参加
本合宿の一番の特徴は学ぶ意欲のある人であれば、職種に関わらず誰でも参加可能なことです。React経験者だけでなく「この合宿ではじめて触る」「普段はコードを書かない部署にいる」というメンバーも参加しています。
集中できる最高の環境で、ものづくり
会場となったのは、グランドニッコー東京 台場の29階です。ぬけるようなブルーの青空と、クリエイティブ心をくすぐるお台場の街並みを窓から一望できる素晴らしい場所でした!
高層階にある部屋なので、道を行き交う人や自動車の音などが届かず、じっくりと開発に打ち込めます。
ホテルのパーティールームで合宿するメリットとは?
〜 疲れたときにはコーヒーで一息 〜
〜 ランチタイムには和会席風仕出し弁当 〜
〜 脳への栄養が足りない! と感じたら、キラキラスイーツで糖分補給 〜
みんなでもくもく創るのは、集中力が高まります!
作業が始まると、各自黙々と自分のものづくりに没入、合宿独特の連帯感で集中力が高まってきます。
同じ目的を持った仲間がそばに居るので、行き詰っても安心、「ちょっと質問」と、問題が解決するまでじっくりと考えるのも楽しいですね! 時には新ソリューションがその場で生まれ、「お〜!」と声が上がることも。
認め合い、学び合える。成果発表タイム!
急用で一度勝どきのオフィスに戻るという、クリエイティブ室長の齊藤さんがトップバッターです。
齊藤さんの発表作品は、タヌキのアニメーションが可愛い、ドリンクカウンター。
飲めば飲むほどタヌキがふんわり幸せそうな表情に、数回押したところで、タヌキはとうとうぐったり。カウンター機能に連動したインタラクティブな挙動に会場からは「なにこれ、かわいい!」と癒されリアクションが。
お次は、合宿ではじめてReactに触るという秋吉さん。
彼女が取り組んだのは、名付けて「老後の生活資金の貯蓄金額がわかるシステム」。
老後にどの程度の生活水準を保ちたいかを設定するだけで、65歳の定年まで、毎月いくら貯金すればよいかが表示されます。
「Reactとは関係ないけど、JavaScriptでは小数点以下を扱うときに、いったん10で乗算して、それから四捨五入する必要があることを学べた」というちょっとした自身の発見も共有してくれました。
アプリの挙動を目にした会場からは、老後に必要になるはずの試算結果に激しく感情を揺さぶられた様子のため息も!
続いて、最近ニジボックスにも慣れて来た渡辺さん。作ったのは「某SNS風TODOリスト」です。登録すると、某SNSばりにタスクが現れるUIの挙動に会場が湧きました。
「完全に自己満足なんだけど、某SNS風ということで、 “いいね!”もできるようになってます」と渡部さん。今後はリツイート機能も持たせたい、と更なるチャレンジ宣言をしてくれました。
チームで参加したメンバーもいます。安田さん、軽部さん、折田さんです。
「組織内でのSlackの質問チャンネルをもっと使いやすくしたかった」とのことから“Ask Me Anything”(略称はAMA)という仕組みを作りました。
安田さんいわく、「各分野の著名人が掲示板に現れて、みんなの質問に答えていくという文化が海外にはある。そんな『俺、○○だけど、何か質問ある?』に似たものだ」とのことです。
UIは右側にユーザー一覧、左側に質問部屋が作れるシンプルな構成。
ホームとユーザープロフィールのUIを作った折田さんは、「スタイルコンポーネントやHooks、Next.jsに初めて触れることができ、良い体験になった」と、合宿で得られたことを発表。
安田さんは、「今回はGo言語を使って作成したが、ネットで事例を検索しても中々見つからず苦労したとのこと。たどり着いたヒントを元にデータベースをていねいに設計することで、後々のアウトプットにも耐えられるものを完成させられた」と話していました。
また、チーム開発に臨んでの留意点として、共通言語でのコミュニケーションを終始心がけたそうです。
経営企画室から参加した北村さんが作ったのは、Google App Scriptを使った、勤怠管理の煩雑なフローを自動化する仕組みです。これまでトータルで2~3時間かかっていた作業が一瞬で終わるとのことで、「生産性向上に激しく貢献!」と会場からため息が。
他にも、たくさんの作品が発表され、賞賛の拍手から大爆笑まで、リアクションのオンパレードでした。2日間一緒にものづくりをしてきた連帯感を純粋に楽しんでいる様子です。
第一線で活躍する社外メンターの講評は学びが深いです
異様に盛り上がった成果発表の後は、メンター陣の講評タイムです。
普段からニジボックスでメンターに入っていただいている、日本Node.jsユーザーグループの代表理事、株式会社リクルートテクノロジーズの古川陽介さんと、メンバーへの勉強会で毎回実践的な学びを提供してくださっている、株式会社ICSの池田泰延さんから講評をいただきました。
古川さん賞は、高橋さんの「筋トレメニュー」アプリに贈られました。限られた時間で、ドラッグ&ドロップUIを実装したことが高く評価されました。
続いて池田さんからの総評として、
「皆さんの意識の高さを感じられる2日間だった。ターゲットだったReactだけでなく、はじめてNextを触ってみた、Goを触ってみたというように、新しいことに果敢に挑戦する様子、またこれまで使ったことのあるツールでも新たな学びが得られた様子を見ることができました。短い期間でも、学んだことをバネに、さらなる高みを目指していけるんだろうなぁという皆さんのポテンシャルを感じました。次回はさらに難易度を上げていきたいですね」と、モチベーションが非常にアガるメッセージをいただきました!
そして、池田さん賞は、クリエイティブ室長の齊藤光一さんの健康を気遣うアプリを作った小嶋さんに与えられることに。
理由は「今回のお題にしっかりチャレンジしていること、またこのような内輪での発表会で大切な、「場のみんなを楽しませる」という要件も満たしているから」とのことでした。
締めくくりに「みんな面白かったですよ!」と満面の笑みでお話くださいました。
近年では、半年に1度の恒例になってきた開発スキル向上合宿。次回も待ち遠しいですね!
ニジボックスでは、「学びたい」「創り出したい」という意志をとても尊重しています。迷った時も、ゴールに向かって進み続けられるよう、サポートし続けられる、体制作りにも自信があります!
ぜひ、気軽に話を聞きに来てください!