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こんにちは、ナイトレイ採用担当の牧野です。
今回のストーリー記事はナイトレイを卒業するインターン生メンバーの記事です!
入社時から卒業までの成長過程が、本人の苦しみや気づきといった素直な言葉で綴られた文章です。
インターン生から見たナイトレイメンバーの普段の様子や、働き方などがとても鮮明に表現されています。
採用担当として入社時から見守ってきた立場としては、娘の日記を読んだような気持ちになりました。
前半はインターン生視点の本人が書いたストーリー、そして「あとがき」では採用担当視点のサイドストーリーも書かれていますので、ぜひ最後までご覧ください。
初めまして、東京工業大学の田中理彩と申します。
2022年の12月から約7か月間、ナイトレイにお世話になりました。
大学の授業との両立が難しくナイトレイのインターンを卒業することになりましたので、私がナイトレイで働いた7ヶ月間のことを記事にしてみました。
ナイトレイとは、インターン生の働き方とは...自分の成長と合わせて書きましたのでご覧ください。
1. ナイトレイでインターンを始めたきっかけ
私はナイトレイに入るまでは大学に入学してから約一年半の間、ビジネスコンテストを運営する学生団体に所属していました。学生団体を引退して、次に何をしてみようか、と考えてみた時に「実際に社会に触れてみたい」と思ったことがインターンを探すきっかけでした。
ナイトレイに入社を決めた理由
- ナイトレイがロケーションビッグデータを取り扱っているため「街」について知ることができ、自分の専攻分野である都市計画や土木に近い領域に携われると思ったから
- リモートで働くことができたり、比較的自由に勤務できるところが学業と両立しやすい環境であったこと
- 「ロケーションビッグデータとテクノロジーの可能性に挑戦し世界中に新たな驚きとイノベーションを届ける」というナイトレイのビジョンに純粋に共感できたこと
私はこの3つが決め手でした。
「とりあえず社会に触れたい!ビジネスマナーについて学びたい!!」
「ビジネスで求められるデータの解像度が知りたい!」
・・・みたいなナイトレイじゃなくてもええやんといった理由でインターンを探していたため、人事の方に「終始ふわふわしてた」印象を与えていたみたいです。
2. ナイトレイで行っていた業務
ナイトレイでは主に営業の方のタスクのお手伝いで解析されたデータから傾向を読み取ってレポートにしたり、提案資料を書いたりすることが多かったです。
その他、顧客のデータ管理や売上のデータ整理を行ったり、Wantedly で記事を作成したりといろいろな業務を経験することが出来ました。
私が入社した当初はインターン生が4名で仕事のマニュアルなどがなかったのですが、入社した数か月後に新たに4名のインターン生が増えてから、インターン生のタスクや情報の共有の仕方を整備やマニュアルの作成を行うことで、スムーズに仕事を進めることができるようになりました。
最近では、インターン生がもっとナイトレイにGiveすることができ、またインターン生がやりたいことに挑戦することができるようにインターン生同士でミーティングを行い、
「ナイトレイでどういうことをやってみたいのか」、「それはナイトレイのどの部分で必要なことなのか」、「それをするためにどういう風に進めるべきなのか」
と皆で意見を交換し合うことでインターン生、一人一人の作戦を立てています。
3. ナイトレイで得られたこと
私がナイトレイで成長できたなと思う部分はスキル面と社会人としての面の二つに大きく分けられます。
スキル面ではビジネスでの実践的なエクセル操作や一目で見やすい資料を作ることができるようになりました。
社会人としての面では、仕事を一緒に進めていく仲間との信頼関係を構築するうえで必要なコミュニケーションの取り方を学ぶことができました。
入社当初はビジネスマナーを何も知らないままインターンを始めたため、敬語が抜けていたり、依頼された仕事に「承知しました」とだけ返して何を理解しているのか伝えなかったり、、と報連相ができていない状況でした。
自己判断で仕事を進めてしまいがちで一緒に働く仲間がいる・クライアントがいるという考えが足りておらず、他者視点に立つということができていなかったのです。
・slackで来たメッセージを読んだことを相手に知らせるためにリアクションを付ける
・自分の仕事の進捗やどのように進めているのかを報告しながら進めるようにする
など、一つ一つを意識することで他者視点で考えることができるようになったと今では感じています。
今回の卒業記事を書くにあたって、社員とのSlack上のやり取りや、入社初期のSlackでの発言を見返すと、言葉足らずで仕事を任せたくないなぁと自分でも思う発言が多く、びっくりしました。。
初期の失言を酒の肴にしても許されるくらいには、一緒に仕事を行う相手がいるという意識を持つことができるようになったと信じたいです。
4. ナイトレイで印象的だったこと
実はナイトレイのメンバーと初めて顔合わせをしたのは忘年会の時です。人事担当者から「普段はリモートで来られないメンバーとも話ができるだろうからおいで」と誘っていただき、忘年会にドキドキしながら参加しました。
忘年会では社員の方の眼鏡率の多さにまず驚き、自分の好きなものをプレゼンするフェーズで社員の方の趣味のマニアックさに「これは、とがっているなぁ」と思ったことを覚えています。お互いの趣味を皆さんが興味津々に聞いている姿を見て、穏やかでチームワークがある会社だと感じて、入社前に安心しました。
旅好きな社員の方が多かったことも印象的でした。ナイトレイでは企業だけではなく、自治体や観光協会の方を相手に仕事をすることもあり、全国の様々な場所のロケーションデータを分析しています。私がある市のSNSのデータ整理をやっていると、その市を観光した時の話で周りが盛り上がることがよくありました。
旅行好きな社員さんが沢山いるナイトレイでおすすめの旅行先を聞けば面白い旅ができるはずだ!と思い、slackでおすすめの旅行先を聞いたことがあります。その時に社員の方からおすすめの旅行先だけでなく、自分が知らなかったお得に行ける旅行方法まで教えてもらい得した気分になりました。
(実際、楽しい長野旅ができました!温泉最高!写真は実際に長野旅行で撮影した松本城です!)
5. インターン生に求められること
ナイトレイはロケーションビッグデータを取り扱う会社です。範囲が広く複雑なデータを取り扱っており、プログラミングはおろか、エクセルすらろくに扱うことができない私からしたら何もナイトレイに還元することができないと感じ、苦しかった時期が最初の頃はありました。
インターン生に必要な要素は
- 丁寧に仕事を行えること
- 物怖じしないこと
- 自分から学ぶ姿勢を持ち続けられること
この3つだとナイトレイで7か月間、インターンをして感じました。
エクセルやプログラミングが最初からできるに越したことはないのですが、仕事を円滑に行うための要素としてスキル以外の部分が大部分を占めます。
インターン生ならその部分の攻略を優先することをお勧めします。
(そこを攻略するように頑張っていたらスキルが自然と身についてたな、と今になって感じています。)
丁寧に仕事を行えること
これには二つの意味が含まれています。
一つ目は純粋に依頼された仕事はミスをしないように意識しながら丁寧に行うことです。
二つ目は、仕事を一緒に行っている相手に自分の様子が伝わるようにしながら仕事を進めていくということです。
前述した通り、入社当初の私は一緒に仕事をしている仲間がいるという意識が圧倒的に足りていませんでした。
一緒に仕事を進める相手に
「田中は本当に私が依頼した業務をこの情報量で理解しているのだろうか?」
「そのまえにちゃんと取り組んでいるの?」
と不安を与えてしまっていました。
その後は反省や振り返りをして、他者視点で自分の状況が伝わっているかを都度意識し、自分の状況や仕事の進め方を報告してフィードバックをしてもらうようにしていました。結果的に情報の齟齬が少ない状況で依頼された仕事を効率よく進められるようになったと思います。
物怖じしないこと
ナイトレイのインターンでは様々な業務に挑戦するチャンスがあり、社員の方もやりたいことに対して熱心に聞いてくれる方が多いです。成長する機会がごろごろ転がっています。興味のあることややってみたいことには遠慮なく相談してみることが大事です。
これは私が後悔していることですが、ナイトレイの社員の方にもっと自分が挑戦したいことを相談してみるべきでした。今の自分のスキルや勤務時間では挑戦したいことを実現できない、ナイトレイのためにならないと思ってしまい、挑戦してみたいことを相談できずにいました。
しかし実際に相談してみると挑戦したいことやナイトレイのためになると考えた業務を達成するためには何ができるのか等を真剣に社員さんと話しあうことができ、解像度が上がったことで自分のスキルの中でナイトレイのためにできる業務を見つけることが出来ました!
自分一人の空間で考え込まずに社員さんと共有してみることが大事です。そうすることで「これならできるかも」という業務を見つけることができるはずです。
自分から学ぶ姿勢を持ち続けること
入社前はエクセルは学校の実験の授業で使ったことがあるから、人並みに使えるだろうと信じていました。しかし、実験のデータ整理で行うエクセル操作と実際のビジネスの現場で使うデータ整理が想像以上に違って入社当初は苦しみました。入社当時はピボットテーブルの作成すらできず、今では一時間でできる作業を丸一日かけてしまうこともあり、申し訳ない気持ちでいっぱいになったこともあります。
正直、最初はそれくらいのエクセルレベルでしたがそのことに危機感を感じて過去のエクセルデータを探してどんな関数を使っているのか参考にすることで、ナイトレイの解析されたデータから傾向をエクセルで探して可視化するレベルまで成長することが出来ました。
時間がかかった業務は社員の方との意思疎通で手間取ったのか、自分が分からないところが漠然としたまま仕事を進めていたのではないか等、原因を探り、次にこの仕事を依頼された時にはこのタイミングで意思疎通を図るようにしようという具合にプランをたてることでスムーズに仕事を進められるようにしていました。
自分の状況と向き合うことで、その状況を改善しよう、打開しようと取り組むことがインターンで成長するための必要条件だと気づくことが出来ました。
6. 今後、挑戦したいこと
私は大学院に進学しようと考えているため、まだ学生生活は3年半あります。
「大学生は人生の夏休み」という言葉通り大学生は社会人と比べて時間の制約が少なく、自由にいろいろなことに挑戦しやすい時期だと感じています。残りの3年半は学生じゃないとできないことにひるまずに挑戦して視野を広げたいです。海外旅行したり興味のあるイベントに参加してみたりしてやってみたかったこと・好きなことを好きなだけ打ち込み、沢山の出会いを経験する予定です!
7. 最後に
ナイトレイで7ヶ月間お世話になって仕事を行う上での意識すべきことを学ぶことができ、それを繰り返し実践することで相手とスムーズにコミュニケーションを図りながら仕事を気持ちよく進めることができるようになりました。
ナイトレイの社員さんは温かく、インターン生にも真剣に向き合ってくださいます。
たった7か月のインターンでしたが、多くのことで成長できる機会をいただけました。
ここまで読んで下さって、「ナイトレイのインターンシップ、ありだな」と思った方は是非、一歩を踏み出して、「話を聞きに行きたい」を押してみてください。
あとがき〜 採用担当サイドストーリー 〜
田中さんと初めてカジュアル面談形式で話した日のこと。
wantedlyのプロフィールには顔写真が載っていないので、大変勝手ながら「黒髪のおとなしい子」が現れるかと思いきや、GoogleMeetの画面の向こうにはオレンジっぽいインナーカラーを入れた「ロックバンドが好きそうな今どきの女の子」が座っていました。
そんなパッと見のインパクトとはまた異なり、話し始めると素朴で純粋な人柄がとてもよく伝わってきたことを覚えています。
彼女自身も本文↑に書いていますが、カジュアル面談時にはやりたいことが定まっていないように感じ、ちょっとフワフワしているなと思いつつ「なぜナイトレイなの?」「ナイトレイで何をしてみたいの?」と二度の面談に渡り質問しました。
正直に言うと、その時に明確な答えは得られませんでしたが...自分が学生だった十数年前を思い出してみると“社会に出てみないとわからないこと”が沢山あったと思います。
その沢山のうちの一つが、世の中には様々な業種・職種があるということ。
田中さんの場合、都市計画や土木に携わる仕事を探そうとすると、行政機関やコンサルタント会社、建設関連の会社など様々な企業が想定されます。
そこで、彼女にはナイトレイで働きながら世の中には色々な会社があるということ、会社の中には様々な業務を行う人が存在していることが伝われば良いなという思いもあり、ジョインしてもらうことになりました。
入社後の働きぶりと言えば・・・まさしく本文に書いてある通りでw
「依頼ごとにリアクションがない」「進捗報告がない」「相談がない」「覇気がない」・・・
正直に言うと、田中さんの教育についてマネージャー陣が頭を抱えたこともありました。
そんな彼女がここ数ヶ月は別人のように成長し、社員から新人インターン生に依頼ごとをした際には、すかさずフォローに入ったり、業務タスクをとりまとめて他のメンバーに業務を割り振るなど、とても素晴らしい活躍をしてくれました。
残念ながら大学の方が忙しくなりインターンとの両立が難しく、ナイトレイを卒業することになりましたが、みんなから「惜しい」「寂しい」と思ってもらえるような人物に成長したことは是非自信を持って今後の人生に活かして欲しいと思います。
改めて、田中さん今までの活躍ありがとう!!ナイトレイでインターン頑張ったよって胸を張って言ってね!(ここで言わなくても良いけど、言わせて欲しい)
最後に、うちの可愛いインターン生について
ナイトレイのインターン採用面談では、ちょっと厳しいですが「社員が工数をかけてインターン生に手取り足取り教える環境じゃないよ。成長は自分でしてね」という趣旨の話をします。
それでも「全く問題ありません」と言ってくれた頼もしいメンバーが現在活躍中です。
インターン生の中には「業務スキルが高い人」「仕事の進め方が上手い人」「気づき力が高い人」などがいて、それぞれの特性を活かして頑張ってくれています。
インターン生といっても成人しているし、子供扱いするのは失礼だと重々承知で母親目線で言いますが..
本当にいじらしいほどに皆んな素直で真面目で、こんな子達にも反抗期があって親に悪態ついたことがあるのかと思うと可愛く感じますw
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新しい出会いを楽しみにお待ちしています^ ^