入社してわずか1年5カ月で係長昇格というスピード出世を果たしたカスタマーサポート部 契約管理課 係長の伊藤沙耶さん。前職はアパレル会社に勤め、不動産とはかけ離れた業界からネクサスエージェントに転職。不動産の知識がない状態から、どのようにして成長を遂げたのか?伊藤さんの仕事への向き合い方に迫りました。
――ネクサスエージェントに転職した理由を教えてください。
自分がやりたいことをしたいという理由で、社会人1年目のときにアパレル会社に入社しました。その後、コロナの影響で勤めていた店舗が閉店したことをきっかけに、今後は将来の自分のためになる仕事をしようと思い、多くの若手が活躍し、いち早くゼロからイチを作り上げる力が身につく会社に軸を置いて転職活動を始めました。その中でネクストエージェントを紹介されて、私が抱いていた転職の軸と一致したことと、社風に惹かれたので入社を決めました。
――入社して大変だったことや、工夫したエピソードなどを教えてください。
ネクサスエージェントに中途入社した社員の大半は、システム関係の専門知識をも持っている人や、不動産業に携わってきた経験のある人です。私は異業種であるアパレル会社に勤めていたので、不動産に関する知識は全くありませんでした。そのため、入社当初は引け目を感じて、劣等感を抱いていたときもありました。
知識や経験がない状態からのスタートでしたので、気持ちの面で焦っていましたし、わからないことが怖いと感じていたのですが、入社を決めたからには頑張るぞと決意して、わからないことをなくすために入社1年以内に宅建を取得することを目標にしました。
入社当時の業務時間は午前10時から午後8時50分で、帰宅してから勉強するには時間に限りがあります。2時間半の休憩のうち1時間半を宅建の勉強に充て、移動時間も有効活用して勉強しました。帰宅後も深夜2、3時まで勉強し、業務と並行して勉学に励むという生活を繰り返す毎日でした。このような、寝る間も惜しんで努力をし続けたおかげで、目標であった1年目で宅建を取得することができました。
――スピード出世できるほどの成長の要因は、どのようなところにあると思いますか?
私が入社して間もなく後輩が配属されて、指導する状況が増えていきました。さらに、直属の上司が退職するということになり、部下を育成していくのは自分だという責任感が強くなっていきました。この環境の変化が、人への関心が高まるきっかけになっていきます。部下への指摘の仕方やモチベーションの上げ方を模索するようになり、組織としての役割を踏まえたうえで、自分の体験談を交えて指導するという指導方法を導き出しました。
そして、カスタマーサポート部 賃貸管理課 係長の平さんという、憧れの先輩に出会えたことも成長の要因です。平さんは仕事の姿勢だけではなく、主婦であり子育てをしながら働くという女性としてのキャリアも築いています。平さんと接することで、仕事も私生活も両立できる女性になりたいという目標ができました。
――これから社会人を迎える方へのメッセージをお聞かせください。
どの会社に入社したとしても、その選択は間違いではないです。ただ、「なぜ自分がこの会社に入社したのか?」という入社当初に抱いた自分の意思を忘れず、自分の指針となる軸をぶらさないようにしてほしいです。社会では大きな壁にぶつかることも多いですが、目先の物事を乗り越えようと奮闘するだけではなく、常にもっと先を見て行動することを意識して、諦めずに頑張ってください!