こんにちは!株式会社Nateeの広報担当、中島です!
今回は、プロジェクトマネージャー(PM)のチームリーダーとして活躍する吉野にインタビューしました。
2019年、吉野が大学3年生の時に、創業1年未満だったNateeにインターン生としてジョイン。2021年4月に新卒で入社し営業職・キャスティング・プランニング・ディレクター・プロジェクトマネージャーまであらゆる役割をこなし、5年半にわたりNateeと歩みを進めてきました。
将来の夢も特段なく、バイト一筋だった“普通の大学生”吉野が、どのように成長を遂げたのか。
仕事のやりがいや組織への思いと共に語ります。
▼プロフィール:吉野 芙士(よしの ふじ)
岩手県出身。大学入学とともに上京し、大学3年時にインターン生としてNateeにジョイン。「人とX(何か)をつなぐ架け橋となり、誰かの人生に彩りを添える」という思いのもと、5年半にわたりNateeで働いている。2024年11月からPMチームのリーダーに就任。
創業1年未満のNateeにインターン生としてジョイン
━━まずは吉野さんのNateeとの出会いについて伺えますか?
当時、長期インターンシップを経験できる企業を探していました。大学3年生になり、単位取得の目処が立ったタイミング。アイドルが大好きだったので、漠然と「芸能人やタレントなど、表舞台に立つ人に関連する仕事をしたい」と思っていたところ、クリエイター事務所を運営していたNateeを見つけました。
その時Nateeは、まだ創業して間もないスタートアップ。気付けば5年半も働いていて、経営陣を除けば、私はNateeで一番の“古参”になります(笑)
━━創業したばかりのスタートアップで働くことに、不安はありませんでしたか?
特に不安はなかったですね。
当時、スタートアップで何かを成し遂げたいという気持ちや、この会社に就職しようという気持ちはなく、「表舞台に立つ人の周りで面白いことができたら良いな」くらいの感覚でしたね。
━━インターン生のときは、どんな仕事をしていたんですか?
当時のNateeは、TikTokに特化したクリエイター事務所を運営しており、私はマネジメント業務や事務所運営に携わっていました。インターンの後半では、Nateeでも始めたばかりの広告動画のディレクションを行ったり、任せられた仕事は何でもこなしていましたね。
━━少人数で何でもやっていた時代、すごく大変だったんじゃないですか?
いや、とても楽しかったですよ!
福岡でのイベント運営を任されたことがあったのですが、ノウハウもなく、全てを手探りで進めなければなりませんでした。四苦八苦しながらも、みんなでアイディアを出して、それを実現させていく過程は、とても楽しかったです。無事にイベントが終了したときは、達成感を味わうことができました。
その過程で、自分の得意分野にも気づけたという感覚もありました。営業として顧客開拓や、ディレクターとして魅力的な動画制作をするなど、即戦力としてバリバリ働く社員も多かったのですが、例えば「業務の仕組み化」「新規広告メニューの考案」など、私に向いていると思える仕事もたくさんありました。「何でも屋」としていろいろな仕事をするうちに、自分の行動が、社内・顧客・クリエイターにポジティブな影響を与えられていると実感でき、それがやりがいになっていきました。
インターンの経験を通じて、自分の強みに気付いた
━━2021年4月に、インターン生から正社員としてNateeにジョインされましたが、入社に対して迷いはなかったですか?
実は迷っていました。正社員採用の打診をいただいてから、3ヶ月くらいは色々考えていましたね。
━━どんな迷いがあったのか詳しく教えてください。
1番は、周りで成果を残す社員の方や、すごいスピードで成長している会社をみて、「私がNateeに正社員として入社して良いのか。私よりもっとできる人を採用した方がいいのではないか」という点でした。
私が、昔から変わらずNateeの魅力として感じているのは、
1)一緒に働きたいと思える人がいること
2)Nateeのミッションが、「彩ある人生を送れる人を増やしたい」という自分の思いとマッチすること
です。そういう意味でカルチャーやビジョンはマッチしていたのですが、実力の面でどうしても即決はできませんでした。
━━どう決断したんですか?
私が迷っていた期間に、上司が新しい役割を与えてくれたんです。チームの“ナンバー2”のような立ち位置で、進行管理の経験を積ませてくれました。
当時、TikTokの広告市場は黎明期。社内のオペレーションや、品質管理含めて何もかもがカオス(笑)で未整備でした。会社もこの点には気づきつつ、そこには手が回っていませんでした。
このポジションでの上司との二人三脚の経験があったことで、「私にもNateeに貢献できることがありそう」と思うことができ、入社を決めました。
ナンバー2の役割として、プロジェクトのゴールを達成するために、「いつまでに何をしなければいけないのか」、「足りないことは何か」「もっとよくするにはどうしたら良いか」と、リーダーが把握し切れない細部に気を配る。
地図をつくって、道を整えていく仕事。このポジションを、Nateeで極めたいと強く思いました。
━━ちなみに、大企業や他のスタートアップに行く選択肢はなかったのですか?
他の企業に行きたいと思えなかったので、就職活動はしていませんでした。なので、選択肢をあえて“持たなかった”というのが正直なところです(笑)
私は混沌とした環境にいるのが性格に合っているようです。自由度とカオス感を楽しめるのは、スタートアップやベンチャー企業だと何となく感じていたことと、事業や人の魅力が大きかったことが、決め手となりました。
NateeのPMに必要なのは、可視化と推進力
━━正社員としてNateeに入社してからは、どんな仕事をされてきたのでしょうか?
嬉しいことに、営業職・プランナー・キャスティング・ディレクターまで、色々な仕事を経験させていただきました。必要に応じて新しい広告メニューをつくるなど、インターン時代と同様に何でもやっていましたね。
徐々に事業が拡大するにつれ、Nateeでも職種に応じて役割を分担するようになっていきました。営業職はクライアント対応を、ディレクターはクリエイティブや企画を、というように。その“中間”を担うのが、現在私が務めているPMという役割です。
プロジェクトのゴールに向かって、リスクに備えながらも進行・品質・コスト管理を行うこと。その他、施策やブランド横断でのオペレーションやナレッジ蓄積などの改善提案も行います。幅広い知識が必要なポジションですが、チームメンバーや他職種のメンバーの協力を仰ぎながら経験を積んできました。
━━今はプレイングマネージャーとして、PMチームのリーダーも務めています。どんな役割を担っていますか?
チームメンバーのサポートや全体の進捗管理を担っています。1on1や、必要に応じたトレーニングを実施し、一人ひとりの市場価値の向上や、キャリア開発につなげています。
最近では、チームのMVV策定や採用にも力を入れており、毎日チャレンジの連続です。
リーダーの役割を担っていますが、私もまだまだ勉強すべき点が多いです。事業部長やマネージャーと打ち合わせを行いながら、「そもそもNateeのPMが提供すべき価値は何か?」「Nateeのデリバリーはどうあるべきか」ということを考える日々を送っています。
これまでとは異なる頭の使い方が必要となるため、大変ですがワクワクもしています。
いつだって、カオスを楽しみたい
━━仕事で、一番嬉しいと感じるのはどんな瞬間ですか?
「クライアントの成果」と「クリエイターの魅力が最大限に活きたアウトプット」、その両方を実現できたときは、PMとして本当にやりがいを感じます。
進行管理などプロセス面を評価いただくこともありますが、やはり私たちが向き合っている、クライアントとクリエイター双方に価値を返せる人や会社でありたいと思っています。
「Nateeと一緒に仕事ができてよかった」という言葉をいただけるのが、やはり一番嬉しいですね。
━━吉野さんの今後の目標について教えてください。
半年以内の目標は、PMチームをもっと強くして、他職種の人が自分のプロフェッショナルに専念できる環境を作ることです。一人ひとりの成長が、Nateeの成長にも直結するので、「PMチームに任せれば安心」と信頼してもらえるようなチームにしたいと思います。
長期的には、広告事業以外のことにもチャレンジしたいですね。Nateeは新しい事業をどんどん生み出す企業です。「0→1」をつくり出す新規事業にジョインし、カオスを整えるような領域や環境にまた飛び込みたいです。
━━Nateeは採用活動を強化中です。就職活動をしている方、転職を検討されている方にメッセージをお願いします。
スタートアップで仕事するというのは、20代のうちから多様な経験を積む機会が得られるということです。成果を出せば裁量権を持つこともできるし、やりたいことも実現できると思います。
Nateeでは、直商流でクライアントとご一緒させていただくことが多いです。ブランドのマーケターさんが抱える課題解決や、成果創出に真剣に取り組むことで、事業成長に貢献できる面白さがあります。
そういう意味で、Nateeでは得られる経験値の「質・量」が圧倒的に高いと思います。他では味わえない経験を積みたい方は、ぜひNateeに応募してください!