こんにちは、Natee広報の中島です。
Nateeでは、このたびCEOオフィスの採用をスタートしました。
代表・経営陣と近い距離で、事業成長に向き合いながら、新規事業を前に進めていくポジションです。その立ち上げを担う豊田泰三は、学生時代に起業を経験し、リクルートでは通期MVPを獲得。クラウドワークスでは入社10ヶ月で本部長を経験しました。
目の前の状況に向き合いながら、自分で勝ち筋を見いだし、キャリアを切り拓いてきた豊田が、なぜ次の挑戦の場としてNateeを選んだのか、率直に聞きました。
▼プロフィール
豊田 泰三(とよた たいぞう)
1991年 香川県生まれ。 2012年に学生起業を経験し、2017年に株式会社リクルートへ入社。営業・マネジメントにおいて通期MVPなど複数の賞を受賞。2022年よりM&Aクラウドを経て、株式会社クラウドワークスに参画。クラウドワークテック事業本部長、グループ戦略室、人事戦略本部を歴任し、2024年には子会社である株式会社ソニックムーブの取締役として、営業組織の立ち上げを牽引。2026年3月、株式会社Nateeに入社。
勝ち筋を、自分でつくるしかなかった

━━まずは、これまでの豊田さんのキャリアについて教えてください。
私のキャリアは、学生起業から始まりました。初めは香川にある実家が宝石店を営んでいて、大学時代から家業を手伝っていたのですが、大学3年のとき、この業態のままだと自分と同年代のお客さんにアプローチするのは難しいなと思い、新しいことを始めたくなったんです。
ちょうど大学の単位も取り切っていて、あと1年まるっと時間があった。だったら自分でやってみるかと思って、借金もして新しくブライダルジュエリーの専門店を立ち上げました。
━━かなり思い切った決断ですよね。
そうですね。最初は本当にお金がなくて、夜9時から朝5時まで飲食店でアルバイトして、事務所で寝泊まりしながら、近くの旅館のお風呂掃除をする代わりに毎日温泉に入らせてもらう。そんな生活を2年くらい続けました。ちょっと漫画みたいですけど、本当にそうでした。
そのお店は5年かけて黒字化して、もう自分が経営しなくても大丈夫だと思えたタイミングで、両親に渡しました。振り返ると、この頃に身についたのは、状況が整うのを待つんじゃなくて、自分で勝ち筋をつくる感覚だったと思います。最初から恵まれた環境があったわけじゃない。でも、だからこそ「自分で動いて、自分で流れを変える」という考え方が当たり前になった気がします。
一番になるために、構造で勝つことを覚えた

━━その後、リクルートに入社されたんですね。
27歳でリクルートに入りました。実は、私にはずっと、何者かになりたいという感覚がありました。
学生時代に野球に打ち込み、名門高校に入って血が滲むような努力をしたけど、レギュラーにもベンチにも入れなかった。野球だけでなく、何をやってもそれなりにはできるが、1番になった経験がない人生だったんです。その悔しさがずっと残っていて、入社初日に同期や先輩に「俺はここで絶対一番になる」と宣言しました。
━━実際に、入社2年目の年に通期MVPを取っています。どうやって結果を出したんですか。
担当してくれたマネージャーに、課題の分解の仕方、打ち手の設計、数字で管理してやり切ることを徹底的に教えてもらいました。普通なら数年かけて学ぶことを、一気に圧縮して教わった感覚でした。学生起業の頃は、とにかく自分で動いて前に進むしかなかった。でもリクルートで初めて、気合いだけじゃなくて、構造で勝つことを覚えたんです。
それと同時に、営業の面白さもこの時期に知りました。どうしたら困っているクライアントの力になれるかを考えて、必要な打ち手を形にしていく。そのプロセス自体がすごく面白かったんです。
コロナ禍に鹿児島へ赴任したときは、飲食店が困っているのを見て、タクシードライバーと飲食店をつなぐデリバリーの仕組みを自分で立ち上げました。目の前の課題を見て、必要な仕組みを考えて、自分で動いて形にする。この感覚は、今の事業づくりにもかなりつながっていると思います。
━━その後、クラウドワークスでは本部長として事業を見ていくことになりますよね。
スタートアップで、自分がこれまでやってきたことを全部ぶつけてみたかったんです。入社して3ヶ月でマネージャー、6ヶ月で部長、10ヶ月で本部長になりました。担当した事業は「過去最低の状態」だったんですが、逆に燃えました。
やったことはシンプルで、事業を徹底的に分解して、ボトルネックを明確にして、ヒト、モノ、カネを状況に応じてバランスよく投資していきました。全部を一気に変えようとするんじゃなくて、いちばん水が流れる場所を見つけて蛇口をひねる。その結果、事業はV字回復しました。リクルートで身につけた「構造で勝つ」感覚を、今度は事業責任者として実際に再現できた経験だったと思います。
それと同時に、事業を伸ばすだけじゃなく、組織としてどう再現性を持たせるか、どう仕組みにするかまで見るようになりました。個人で勝つだけじゃなくて、事業と組織を一緒に伸ばす。その面白さを強く感じたのは、この時期だったと思います。
社長になるより、最強のNo.2でいたかった

━━そんな豊田さんが、次の挑戦の場としてNateeを選んだ理由は何ですか。
転職を考え始めたとき、20〜30社くらいから声をかけていただきました。でも、その中でいちばん「自分がここで何をするか」が解像度高く見えたのがNateeでした。
━━豊田さん自身がCEOを目指す、という選択肢はなかったんでしょうか。
もちろん経営そのものへの関心はあります。でも僕が本当にやりたかったのは、社長になることそのものじゃなくて、最強のNo.2として、組織と事業を伸ばしきることでした。
Nateeはいま、主幹事業を伸ばしながら、その先の新規事業や新しい柱をつくりにいくフェーズにあります。これまで自分がやってきた、事業を分解して伸ばすこと、組織をつくること、仕組みにすること。その全部を使えるし、まだやり切っていないゼロイチにも本気で張れる。そこにいちばん惹かれました。
実は学生のころから、渋沢栄一の『論語と算盤』が好きで、社会性と経済性を両立させながら、社会の仕組みを変えていくことに強く興味を持っていました。Nateeでは、クリエイターを通じて社会に価値を返しながら、事業としてもしっかり伸ばしていける。理想論ではなく、それを本気で形にできる会社だと思えたんです。
CEOオフィスでクリエイターと新しい事業を創る

━━CEOオフィスではどんなことに取り組んでいるんですか。
いまは、クリエイターのセカンドキャリア支援や、広告以外で付加価値提供ができる新規事業の立ち上げに向き合っています。
CEOオフィスの仕事って、最初から役割がきれいに決まっているわけじゃないんです。経営陣としての視座で、会社としてどこに伸びしろがあるかを見て、テーマを見つけて、仮説を立てて、必要な人を巻き込みながら形にしていく。そういう意味で、決まった仕事をこなすというより、決まっていない仕事を自分でつくる感覚に近いと思います。
この事業にワクワクしているのは、いま社会の変化とかなり噛み合っている感覚があるからです。個人が発信力を持つのが当たり前になって、企業も“どのメディアを使うか”より“誰の言葉で届くか”を重視するようになってきた。
一方で、働き方やキャリアのあり方も大きく変わっていて、個人がもっと自分らしい形で仕事とつながっていく流れがある。そこにクリエイターの力が掛け合わさると、今までなかった価値が生まれる余地があると思っています。
しかも、これってどこでもできる話じゃないんです。Nateeには、クリエイターとの信頼関係や、SNS起点で事業を伸ばしてきた知見がある。ただ人を集めて終わりじゃなくて、クリエイターと一緒に価値をつくる前提があるからこそ、新しい事業として成立するところまで持っていける。いまこのテーマを本気でやるなら、Nateeがいちばん面白い場所だと思いました。
来年には、ちゃんと事業として成立させて、Nateeの次の成長を担う柱のひとつにしたいです。5年後には、クリエイターと仕事やキャリアの関係性そのものを書き換えるような事業にしたい。“クリエイター共創型マーケティング”の次の当たり前をつくれたら、面白いですよね。
━━その仕事の、どんなところに手応えを感じていますか。
最初は正直、「しっかりと利益の出る事業をつくりたい」という気持ちが強かったんです。でも、クリエイターの方々に話を聞いていく中で、その人たちが持っている影響力って、単に商品を売るためのものじゃないなと思うようになりました。誰かの価値観を動かしたり、一歩踏み出すきっかけをつくったり、人の可能性そのものを広げる力がある。そこにすごく大きな可能性を感じたんです。
本来ならもっと活躍できる人、もっと選択肢を持てる人がたくさんいるのに、まだ社会の仕組みが追いついていない。その間にあるギャップを、クリエイターの力で埋められるんじゃないかと思ったんです。
ただ利益が出る事業をつくるだけじゃなくて、人の可能性が広がる流れそのものをつくれるかもしれない。クリエイターを起点に、新しい仕事や挑戦の機会が生まれていく。そういう景色が見えたときに、これは単なる事業の種じゃなくて、ちゃんと社会的な意味を持てるテーマなんだと感じました。事業として成立する。しかも社会的な意義もある。その両方が見えた瞬間に、「これはいける」と確信しました。
一緒に働きたいのは、外に矢印を向けられる人

━━豊田さんが、CEOオフィスで一緒に働きたいのはどんな人ですか。
自分の成長だけに矢印が向いている人より、相手や事業や社会に矢印を向けられる人と働きたいです。自分も成長する、相手も成長する、社会にも価値を返す。その3つを同時に追える人ですね。あとは、正解がまだないテーマに向き合うことを面白がれる人。決まった仕事をきれいにこなすというより、決まっていない仕事を自分でつくっていくことにワクワクできる人と、一緒に働きたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
いつか自分でも事業を立ち上げたいと思っている人。今いる場所でもやれているけれど、もっと難しいこと、もっと大きい挑戦をやってみたい人。もし少しでも心が動いたら、ぜひ採用ページをのぞいてみてください。