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主に社外のクライアント向けのECマーケティング支援を行っているBrand Innovation事業部。MOON-Xにおけるコンサルティング領域が今後生み出していくユニークネスや強みとは?
今年5月に就任した新事業部長Rukoと、前任のMacky(この事業領域の管掌役員)とともに、語っていただきました!
Macky
Growth Area 執行役員
新卒にて株式会社北の達人コーポレーションに入社。マーケティングのインハウス化に従事、東証1部上場までを経験。その後、株式会社サイバーエージェントに入社し大手人材会社のプロモーションに携わる。2019年 Webマーケのコンサルティング会社 株式会社Minatoに参画。2021年にMOON-X株式会社のマーケティング責任者として入社し、2025年2月より現職。
Ruko
MOON-X Brand Innovation事業部 部長
新卒で消費財メーカーに入社後、株式会社Speeeへ転職。SEOやCRO、デジタル広告など専門性の高いコンサルティング業務を経て、DXコンサルティング事業の立ち上げに参画。外資系消費財メーカーからBtoB SaaS、老舗製造業まで、幅広い業界でデータ基盤構築やマーケティング支援をPMとして推進。2023年よりMOON-XにBusiness Directorとして参画し、現在はBrand Innovation事業部部長を務める。
これまでのキャリア
ーーRukoさんのこれまでの簡単な経歴について教えて下さい。
Ruko:
新卒で消費財メーカーに入社し、その後は株式会社Speeeでキャリアを積みました。最初はSEOやCRO、デジタル広告といった専門的なコンサルティング業務に集中し、その後はDXコンサルティング事業の立ち上げにも関わりました。ここでは、外資系消費財メーカーからBtoB SaaS、老舗製造業まで、本当に幅広い業界でデータ基盤の構築やマーケティング支援をPM(プロジェクトマネージャー)として担当しましたね。そして、2023年からはMOON-XにBusiness Directorとして参画し、今はBrand Innovation事業部(コンサルティング事業/外部支援チーム)の部長を務めています。
これまでのキャリアで一貫してこだわってきたのは、「事業やブランドの成長に本気で向き合うこと」です。単なるアドバイザーで終わらず、クライアントと同じ目線で、上流から実行まで泥臭く伴走することを大切にしてきました。現場の熱量に飛び込み、チームとして一緒に成果を出す姿勢を常に大事にしています。
ーーご自身のキャリアの中で特にターニングポイントとなった出来事はありますか。
Ruko:
ターニングポイントとなったのは、前職で関わった老舗製造業のDX支援プロジェクトです。営業・マーケティング組織の改革を進めていく中で、最初は変化に慎重だった現場の方々が、だんだんと自発的に動くようになり、「自分たちでこの会社を変えられるかもしれない」とチームの空気が変わっていくのを実感できました。この経験を通じて、もっと自分の課題解決能力を高めていきたいと強く思いましたね。
ーーありがとうございます!現場の方々の自発性が高まる瞬間を目の当たりにされた経験が、Rukoさんにとって大きなターニングポイントになったのですね。まさに「伴走」するからこそ得られる喜びですね!
MOON-Xに入社した理由、実際に働いてみて
ーー続いて、Ruko-sanがMOON-Xに入社した経緯についても教えてください。
Ruko:
これまでは主にプロモーション領域でマーケティング支援をしていましたが、本質的な事業成長には、商品企画やサプライチェーンなど、より幅広い領域への関与が必要だと感じるようになりました。外部からの支援だけでは学べることに限界を感じていたんです。
そんな時、MOON-Xの「D2Cブランドを自ら展開しつつ、外部ブランドも支援する」というユニークなビジネスモデルに出会いました。ブランドを「つくる側」と「支える側」の両方を経験できる環境に強く惹かれ、「ブランドと人の発射台になる」というミッションにも深く共感し入社を決意しました。
ーー入社後に感じたことや魅力はありますか。
Ruko:
入社後、グループブランドと私が所属するBrand Innovation事業部の距離が非常に近いことに驚きましたね。グループブランドで得た成功事例やノウハウが日常的に共有され、すぐに活用できる。また、経営層との距離も近く、ビジョンの背景まで理解してプロジェクトに取り組める点や、直接フィードバックをもらえる点もMOON-Xならではの魅力だと感じています。
また、社内では部活動も活発で、私が所属するランニング部では他の事業部のメンバーと交流することもあります。そこで築いた関係性が仕事に活かされることもあれば、プライベートな親交に発展することもあり、非常にフラットな環境だと感じています。
ーーブランドを多角的に捉え、成長を支援できるのは、まさにMOON-Xの強みですね。
現在の業務──Brand Innovation事業部はどんな仕事を行っているのか
ーー所属するBrand Innovation事業部では、グループブランド運営で培った知見やノウハウを活かし、多様な事業課題を解決するコンサルティングを行っていると伺っています。その中で、メンバー同士はどのように連携しながら仕事を進めているのでしょうか?ここからはRukoさんの上長にあたるMackyさんにもインタビューに入っていただき、お伺いできればと思います。
Macky:
Brand Innovation事業部は、クライアントの課題に対して多角的な視点からアプローチするために、さまざまな専門職が連携しながらプロジェクトを推進しています。
アカウント全体の責任者であるBusiness Directorを中心に、プロモーション戦略を設計するMarketing DirectorやMarketing Strategistが広告運用の方針を取りまとめ、外部パートナーとのディレクションも担います。
また、策定された戦略に基づき、Creative DirectorやDesignerといったメンバーが具体的なクリエイティブ制作やUI/UX改善を担当。案件の特性に応じて、各職種が連携・補完しながら、クライアントの事業成長に伴走しています。
Rukoは2023年にBusiness Directorとしてジョインして以来、さまざまな案件でのアカウント全体責任者として動いてもらっていました。組織メンバーを巻き込む力や、社外のクライアントに安心感を与える先回りの対応力に長けていて、各所からの信頼も厚い存在です。そうした実績と信頼をふまえ、この5月から私に代わってこのBrand Innovation事業部の責任者をお願いすることにしました。
ーーMOON-XのBrand Innovation事業部と他のコンサルティングファームとの違いは何でしょうか?
Macky:
私たちの支援の最大の特徴は、MOON-Xが自らD2Cブランドを運営していることによる「グループ事業とのシナジー」を活かしている点だと考えています。 一般的なコンサルティングファームは「戦略提案」に重きを置きがちですが、私たちは「事業者としての実行経験」をもとに支援を行うことができる。
つまり、提案だけでなく、実際に自ら事業を動かして得た成功や失敗の知見をダイレクトにクライアント支援に活かせるのが、他社にはない強みです。
ーー具体的には、どのようなシナジーがあるのでしょうか?
Ruko:
直近の事例ですと、最新のインフルエンサーマーケティングを社外クライアントにご提案したときの話をさせてください。
近い商材カテゴリでのグループブランドで実際にインフルエンサーを起用し、その効果や検証の仕方を実地で確認済みであるため、より精度の高い戦略と実行支援が可能となりました。グループ事業で得たリアルな成功・失敗それぞれからのラーニングは、提案のリアリティ・説得力を増すことにつながり、それがクライアントへの提供価値となります。
Macky:
また、近年私たちが注力している「ディストリビューターモデル」もその好例です。
これは、MOON-Xがグループブランドで培ったサプライチェーン(SCM)、システム、顧客体験(CX)構築の知見を活用し、社外ブランドの日本市場での販売・流通・成長を一気通貫で支援するものです。
この仕組みにより、クライアントは自前でフルセットを用意せずとも低コストで事業を立ち上げられる一方で、私たちにとってもスケーラブルな収益機会になります。こうした「事業者視点×コンサルティング」の掛け合わせは、一般的なコンサルファームでは提供できない価値だと考えています。
買収先のブランドの運営における経験値が蓄積できてきたことと、このBrand Innovation事業部の組織的な基盤が整備されてきたことの両方が組み合わさって、この1年くらいでようやくシナジーが生み出せるようになってきたかなと感じています。
ーーBrand Innovation事業部のコンサルティングは、単なるアドバイスに終わらず、グループ事業で得た生きた知見を最大限に活かし、クライアントの事業成長を「両利き」で加速させているのですね!
今後の展望
ーー今後の展望についても教えてください。
Ruko:
そうですね。私自身、こうした支援を通じて「MOON-Xであればどんなブランドも成長させられる」と言える存在になっていきたいと考えています。
また、この「外部支援」と「グループ事業」の両方を経験できる環境は、MOON-Xの人材育成において非常に重要な役割を担っています。
外部の多様なブランド課題はもちろん、グループブランドと日々向き合うことで、メンバーは単一の事業会社では得られない圧倒的なスピードで成長できます。コンサルティングと事業部、両方の目線を持った「両利きマーケター」が育つことが、クライアントへより価値のあるコンサルティング提供へとつながっていくと考えます。
ーークライアントの課題解決にとどまらず、その経験がMOON-Xメンバー個人の成長にも直結しているのですね。まさに「ブランドと人の発射台」を体現していることが分かります!
読者へのメッセージ
ーーこの記事を読んでくださっている方の中には、MOON-XのBrand Innovation事業部で働くことに興味を持っている方もいらっしゃると思います。そんな方々に、メッセージをお願いします。
Ruko:
MOON-Xは、共創型M&Aを通じて複数のカテゴリ・ブランドを展開している会社です。その分、チャレンジの機会も豊富で、活用できるリソースや仲間もたくさんいます。
会社の動きはとてもダイナミックで、1年後にはまったく違うフェーズに進んでいるかもしれません。だからこそ、今ある仕組みにとらわれず、自らチャンスを見つけて形にしていくことを楽しめる方にぴったりの環境だと思います。
MOON-Xを自分の可能性を広げる“発射台”として捉えて、一緒にブランドと事業の未来をつくっていける仲間を募集中です!
お二人ともインタビューにお答えいただきありがとうございました! MOON-Xでは、事業拡大に伴ってBrand Innovation事業部で新たに働く仲間を積極採用中です。 いくつかの職種が募集中なので、ご興味ある方はぜひ求人ページをご覧ください。