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最近は、育休を取得し育児と仕事の両立を目指すママやパパが多くなっています。忙しくも楽しい日々の中で、さまざまな不安や悩みが生じることも。
今回は、メディア工房の荻野さんに「育休中にすべきこと」を伺いました。
ーーまずはじめに、簡単な自己紹介をお願いします。
メディア工房の荻野と申します。メディア工房に入社して10年ほどになりまして、前職は公務員をしていました。公務員では交通安全系の仕事を主にしていました。その中にあった広報の仕事がとても楽しくて、もっとそれに集中して仕事をしてみたいと思った時に出会った会社がメディア工房だったんです。
最初はライターとして入社し、2年ほどしてからして今のポジション(デジタルコンテンツ部・新規企画チーム)につきました。産休と育休を合わせて2年ほどの休みをいただき、つい最近からもとのポジションで時短での仕事を再開しています。
メディア工房の今の主力事業は「占い」です。その時々で変わるトレンドを追いながら、どのようなコンセプトでのコンテンツを発信するかを「新規企画」として考えています。
ーー産休と育休を合わせて2年ほど取得していたとのことですが、周囲の方はどのような反応でしたか
とても喜んでくれましたよ!
実はその前に何年も不妊治療をしていて、その間も職場の上司や同僚に色々なサポートをしてもらっていました。その背景をメンバーの皆さんが知っていたからこそ「おめでとう」との言葉はとても嬉しかったです。
もともとメディア工房のメンバーで産休や育休をとる方は何人かいて、特に珍しいというわけでもなかったんです。ベンチャー企業であれば「前例がなく、いい顔をされなかった」ということも少なくないかもしれませんが、メディア工房では全然そんなことはなかったですね。引き継ぎもとてもスムーズでしたし、安心して育休に入れたなという気持ちを覚えています。
復帰してからは「時短・フレックス」で働かせてもらっています。保育園のお迎えの時間に間に合うように配慮してくれるので、その点もありがたいですね。
ーー実際に育休を取得して良かったことと、大変だったことを教えてください
基本的には良かったことばかりですね(笑)。育休中、他のメンバーも気にかけて連絡をしてくれるんですよ。ママパパの先輩が「最近どう?」と言ってくれたり、節目の日に連絡をくれたりですね。なので私も同僚の誕生日や、チームが何かコンテンツを公開した日などにはチャットで一声かけるなど、育休中もコミュニケーションはよくとっていました。
そのおかげもあって、復帰する時にも「久しぶり」な感じはあまりしませんでしたね。休みとしては2年でしたが、なんだかただの夏休み明けかのような、そんな親近感があってとても安心しました。
それでも、大変なこともありました。一番大きかったのは「仕事についていけない」ですね。
メディア工房の作るコンテンツは、世間のトレンドをとても重視します。とりわけ「占い」というコンテンツは、その時の人々が抱えている悩みに寄り添い、モチベーションの背中を押すものです。例えば、キャリアウーマンがバリバリ働くドラマが人気になれば、「仕事・キャリア」に関する占いコンテンツが注目されやすくなりますし、なにかヒット商品が出れば、それに関連した占いが注目されやすくなります。
そのクールのドラマや芸能人の結婚・熱愛報道も影響しますし、SNSの広がり具合や社会の風潮で必要とされるものが変化し続ける世界では、2年のブランクはとても大きなものでした。復帰した時に「別世界みたいだ」と思いました(笑)。
ーーそんな現状、どのように乗り越えているのでしょうか?
困った時には思い切って若いメンバーにどんどん聞いていますね!メディア工房は、普段からメンバー間のコミュニケーションがとても活発です。普段の雑談が新規企画のヒントになったり、トレンドの学びにもなったりします。なにか知らない話題が出たら「それってなに?」とライトに聞ける環境なので、とても助かっています。
こんな感じの環境なので、子育てに関することも気軽に聞けるんですよね。上司のお子さんが自分の子供よりも少し年上なので、とてもいいモデルになってくれているんです。その年齢のあるあるなどを相談できるので、子育て的な意味でも嬉しいです。
ーー育休期間を振り返って「もしもう一度取得するなら」どんなことに気をつけたいですか?
悩みますが「時間を見つけて勉強する」ができればよかったなと思いますね。欲を言えば動画編集や資格勉強ですが、そうでなくても「トレンドを把握する」はできたかもしれません。実際に育児に追われているときに勉強ができるかといえば自信はありませんが、復帰してから「時代に追いつくことがとても大変である」ことに気づいたので、最新の流行は終えていると良かったなと思います。
ーー今後、それぞれの会社で育休を取得しようと思っているママ・パパにアドバイスをするなら、何を伝えますか?
先ほども話しましたが、「休み中でもマメに連絡をとる」ことはとても大事です。メディア工房はメンバー間の仲がとてもいいので心配していませんでしたが、子育て中、やはり孤独を感じることも多いです。
そんな時に連絡をできれば、気持ちは楽になるのかなと。誕生日の連絡でもいいですし、お子さんがいる他のメンバーに質問をしてみるのもいいかと思います。質問されたらきっと嬉しいと思いますよ。
ーー復帰して間もない現状、荻野さんの目標を教えてください
「ヒットコンテンツを出す」ですね。社会のトレンドについていって、自分の出す企画で社会をよりよくできたらいいなと思います。
それぞれが違うコンテンツを担当しているチームメンバーですが、話す時はとてもいい雰囲気なんです。雑談をしているうちに企画の種が突然生まれることも多いので、もっともっと積極的にコミュニケーションをとっていきたいです。
あとは「1年に一回は旅行する」ですかね(笑)。自分自身が温泉好きで旅行好きなので、子どもをいろいろなところに連れていきたいです。
育休中は大きな公園や動物園など、平日だからこそ混まずに楽しめるスポットによく一緒に行っていました。赤ちゃんは入場料がかからないことも多かったので、これから育休を取る方は、まわりの施設など調べてみてもいいかもしれません。
復帰してからは育休中のようには出かけられませんが、それでも子どもにいろいろな経験をさせてあげたいと思います。それがめぐりめぐって自分の仕事にもきっと役立つはずですから。