ーいまはどんなお仕事を担当していますか？

求職者に仕事を紹介するスカウト配信と、応募をいただいた方への面接日調整などの対応をしています。
1日の働く時間は、3~4.5時間くらいで、朝3時間のみの日は夕方に30分～1時間程度稼働しています。
子どもが小さいので、幼稚園や習い事の都合で、臨機応変に時間をコントロールして働いています。
最近は事務作業も増えてきていて、数字の管理もしています。応募数、有効応募数、面談設定数など、媒体別で管理して、日々改善点を明確にして仕事をしています。

ー数字をおいかけるの好きそうですね（笑）？

前職の反響営業でかなり数字を追いかけていたからかもしれないです。
数字はわかりやすく成果が見えるので、追いかけるのが好きです。

ー前職はどんな仕事を？

新卒で入社した会社は、塾業界で、塾長をしていました。
塾業界は万年人手不足といわれるくらい、ハードな業界です。

私は、「個別指導部」に所属していました。
同じ教室で教室運営をしていた「クラス指導部」の教室長が、とても厳しい人でした。
仕事のやりかた一つ一つに、指摘を受け、メンタルが鍛えられました。
また、大学生の講師向けに研修担当をしていて、育成まわりを担当していました。
3年弱勤めて退職、そして結婚し、26歳で出産しました。そこからは専業主婦です。

退職後に、「戻ってこないか？」と誘われ、縁あって、前職の塾でアルバイトをしたこともあります。その時は、生徒面談や塾長のフォローなどをしていました。

ーリーダーシップをとって仕事を推進していくタイプなんですね！

そうですね、好きですね。
講師の子たちと前職ではとても仲良くしていたので、その子たちが、育っていく姿はとても嬉しかったです。

ーいったんは、専業主婦になったとのことですが、その間は、働きたかったんですか？

そうですね。
6年くらい専業主婦をしていたのですが、こうしてMirise upで働いている、今の方が楽しいです。
息子が赤ちゃんの時は、なかなか長く寝ない子だったので、仕事をすることは正直考えられなかったんです。親含めて周りも専業主婦で保育園には入れないことが、当たり前の環境でした。
息子が幼稚園に入園し、幼稚園生活に慣れて初めて、ようやく仕事をしようと思いましたね。

ーMirise upは、どうやってみつけたんですか？

Wantedlyで見つけました。
前職時、塾で生徒面談をしていて、印象的なことがあったんです。
小学生～高校生の子どもたちが、「やりたいことが見つからない」と、口をそろえて話すんです。
大学生や、就活中の人たちからも、相談をうけていて、その子たちも同じことを言います。
どうしてこんなにやりたいことがないというのか、相手にとって大切な人生で、やりたいことを見つけられるように、自分が関わりたいと考え、国家資格キャリアコンサルタントを取得するために講座に通いました。

その後、人材紹介の会社で働きたいと思い、「在宅」「人材紹介」「採用アシスタント」の軸で就活を開始。未経験でしたので、なかなかいい縁に恵まれず、苦戦しました。多くの会社は、経験者を欲していましたからね。

ーそうでしたか・・！ご縁があったMirise upの印象は？

受かったときに、泣きました。
最終面談の時にはしっかり準備して、WEB面接なのに、ばっちりスーツで受けました。
そしたら、「師玉さんが良ければ入社してください」と言ってもらえて、安堵感でいっぱいでした。

Mirise upはとにかくメンバーが若くて、リファラル採用ばかりと聞いていて、Wantedlyでの採用は初めてだったとのことで、とても緊張していました。

ーその緊張感は、現在ではどのように変化していきましたか？

もうさすがに緊張することはありません！（笑）
とにかく、アルバイトのみなさんとは良好な関係が築けています。
よく世間の会社でありそうな、「○○さんとシフトかぶっているからちょっといやだな～」がまったくないんです！

メインで一緒に仕事を進めるチームも適宜変わりますが、誰と同じチームでも、コミュニケーションが取りやすくて、居心地よく働いています。
私は大阪で、他のメンバーは愛知、東京とみんなバラバラの場所にいるので、完全リモートです。
お互いの状況がわかるように、音声のコミュニケーションツールを活用しています。
アルバイトの皆さんの存在がとても大きくて、楽しく仕事ができています。

ー入社してみてのどんな感想をもっていますか？

在宅で働くことに対して、最初はずっと緊張していました。
始めての仕事の仕方に慣れるまで大変でした。

仕事の仕方で、やりにくかったことや改善してほしいことについて、勇気を出して伝えたら、「そうだよね！」と受け取ってくれて、すぐ改善してくれました。

Mirise upのいいところは、アルバイトも社員も関係なく、「これがいい！」と思ったら導入してくれるところです。みんなで、現状を進化させていっていて、バージョンアップさせていくことにストップがかからないところがとても気に入っています。

取締役の菅野さんが言ったことで印象的だった言葉があります。
「できなかったことに、なんでだよって思わない、できたことにありがとうって思う」
この言葉を聞いて、いつも、「次はどうしたらよいかな？」って一緒に考えてくれる姿勢の背景が理解できました。

内定が出たり、スカウト配信のテンプレートがよくなったら、「めっちゃよくなっていますね！」と率直に褒めてくれます。「入社当時に比べて、めっちゃいいですね。」と言われたことも、成長実感を感じられて、嬉しかったです。

在宅で働いていますが、リアルで働いているときよりモチベーション高く働けています。不思議ですよね（笑）褒めてもらえるのって、これほどまでにありがたいとは思わなかったです。

ーインタビュワーの私が泣けてきました・・・。師玉さんにとって、いままでで印象的なことは？

一緒に働いている仲間からかけてもらった言葉がたくさん印象に残っています。
「ミーティングのときに師玉さんがいないと寂しいです」と言われたこととか
「話すのうまいですね！テレビで見ている、大阪の芸人がＭＣやってみるみたい！」とか（笑）

ー師玉さんは、誉め言葉をシンプルにうけとっているんですね！

そうですね。受け取っています。
実はここにはこだわりがあって、自己肯定感を高める育児をしたいと思っています。
褒められたら、謙遜して自分を下げないと決めています。
「全然そんなことないで！」と謙遜しちゃったら、褒めてくれた相手に失礼だと思うんです。
褒められたら、素直に「ありがとう」って受け取ります。

ーMirise upではどんなふうに体現していますか？

感謝を伝える仕組みとして導入している、Thanks giftのコインです。
人に感謝を伝えることって、業務していてありがとうと思うことはあっても、実は、あんまり日常的にできることではないと思うので、感謝をコインで伝える仕組みはとてもいいと思います。
成果を評価しやすく、こういうところが私にとっては良かったですと伝えられます。

アルバイトチームは、小さな子どもがいるママさんばかりなので、子どもが体調を崩すことが当たり前のように誰にでもあります。
私たちの合言葉は、「健康第一でいこう！習い事の送迎もあるし、学校の予定もあるし、

仕事、家事、育児を全員が両立しているから、みんなで助けあおう！」です。
全員が全員の状況や大変さを理解しています。だからこそ、「無理せずに」という言葉がよく使われていて、全員がカバーする姿勢を持っています。

ーまさにチームワークですね。Mirise upのいいところはどんなところにありますか？

人の良さですね。社長の上田さんがいい人だからこそいい人が集まるんだと思います。
休むとなったときも絶対に責めずに、共感してくれます。
例えば、息子のヘルパンギーナの看病で疲れて「頭痛いです」って、1日休んだときも、「それはしんどかったですね～！」ってみんなが口をそろえていってくれました。

ーMirise upには、どんな人が向いていると思いますか？

作業を一人でもくもくとやる時間もあるので、自分なりのモチベーションの高め方がわかってる人が向いていると思います。
私は、好きなアイドルのYouTubeをかけながら、仕事をしています。
自分なりの、自分を元気にする方法を知っていて、自分を高められる人がいいですね！

あとは、失敗を話すハードルが低い人。
ミッション・ビジョン・バリューにある、「許可より謝罪」の言葉は、アルバイトも社員もみんなが好きな言葉だと思います。失敗を恐れずやろう、嘘はつかない、ということ。
何かミスしたら、すぐ言うようにしています。

やっぱり、リアルで会わない分、信頼関係が大事だと思います。

ー今後のキャリア形成について、目指したいことは？

今度は若年層の支援をしていきたいです。もっともっと会社の戦力になりたいですし、キャリアアドバイザーとして面談にもチャレンジしてみたいです。キャリコンの資格も生かして仕事をしていきたいですね。

なぜかというと、若い子にやりたいことがないことが、本当にもったいないと思うんです。

若い子たちは、可能性がいっぱいあって、未来に向けて羽ばたいていけるのに、どうして？と思う。周りの大人達が手を差し伸べてあげるべきだと思います。

高校の教育をはじめとして、キャリア教育なども将来できたらなと思っています。