こんにちは。mtc.人事広報です。
この度mtc.は初のインターン生を迎えました!
彼らの選考方法はなんと「脱出ゲーム」。
なんで脱出ゲームなの?
脱出ゲームでどうやって選考するの?
今回はmtc.の考える「選考」についてご紹介します!
履歴書に書いてある「スキル」よりも「どんな”やつ”」なのかを知りたい。
きっかけは新卒採用を検討した延長でインターンの開催が決定しました。
初めてなのでわからないことや懸念点はありましたが、「うだうだ考えるよりやる」がクレドの会社ですので、やったことないならやってみよう!という始まりでした。
「せっかくやるなら長期で受け入れをしたいね」
ワンデーや数日間という短い時間では、mtc.の会社概要を知ることができても、文化や考え方などの深い部分までは理解してもらえない、という思いがあったからです。
mtc.としても、受け入れる相手としっかり向き合いたい。
履歴書に書いてある「スキル」よりも「どんな”やつ”」なのかを知りたい。
それには一定の時間を一緒に過ごす必要があります。
選考方法に「脱出ゲーム」を選んだ理由
話してみないと分からない、だからなるべく全員と深く話したいという想いはありつつも、応募してくださった方全員を受け入れることは難しいです。
では、選考という短い時間で「どんな”やつ”」かを引き出す方法はあるだろうか。
面接やインタビューでは相手の「素」を引き出すことはできない。
そんな時に浮かんだのが「脱出ゲーム」でした。
以前mtc.で脱出ゲームに参加した時に、普段もの静かなメンバーがみんなを先導して必死に脱出しようとする「素」が出た瞬間がありました。
ゲームだけど全力な姿や、立場関係なくゴールを目指して発言する勢いがいいね!となったのです。
たしかに、限られた時間で与えられたヒントをもとに目的達成を目指す姿はその人のキャラクターや立ち振る舞いが垣間見えるかも。
そうした過去の経験から脱出ゲームでインターン選考をしてみることに。
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迎えた当日。学生にはオフィスに足を運んでもらい、軽く会社の説明とお互いの話をしました。
「問題が解けるかどうかで判断するわけではないからラフにやってほしい」と伝えます。
見たいのは「どんな”やつ”」かなので!
少し緊張をほぐしてから早速脱出ゲームに取り掛かります。
最近はオンラインでいつでもどこでも参加できるタイプの脱出ゲームがあるのです。
舞台は閉ざされた人狼村。
登場人物の中から人狼を見つけ出すというもので、ストーリーを知らなくても楽しめるやつです。
【参考】リアル脱出ゲーム「封鎖された人狼村からの脱出 -リメイク-」©SCRAP ©HoriPro Inc. All Rights Reserved.
ゲームが始まると代表岡崎や助っ人も学生に引けをとらずガツガツ参加します。さすがmtc.メンバー・・・。
学生たちも一緒に考えたり案を出してくれたりと、自然体に近い状態で参加してくれました!
結果、1時間ちょっとで脱出成功。
これを数組に分けて行いました。
脱出ゲームでの選考を終えて、学生からは
「いいやつ採用という選考を楽しんでワークをすることができた」
「実際に話したことでmtc.の人間中心設計の考え方に共感し、インターンに参加してもっと深く知りたいと思った!」
という感想をいただきました。
学生にとっては慣れない選考形式にもかかわらず、前向きな声をもらえたのでよかったです!
「いい人」より「いいやつ」
ゲームとはいえ選考ですので、評価の観点を抑えて判断します。
軸の一つとして持っていたのはmtc.のクレド「いい人よりいいやつ」かどうか。
「mtc.のメンバーって”いい人”っていうより”いいやつ”だよねー」という何気ない普段の会話から生まれた考えです。
言語化するのは難しいですが、個人的には取り繕った関係ではなく、「素」を見せ合える関係を築けること。コミュニケーションの取り方、人との距離感といった相手と向き合った時の振る舞いで「いい人」なのか「いいやつ」なのか変わってくると捉えています。
もちろん色んな素質の人がいるので「いい人」であることを否定したいわけではなく、mtc.はそういうタイプと相性が合うね、という話です。
結果、今回は二人のインターン生を迎えることにしました。
選考を通してmtc.も得られたことが多く、貴重な機会となりました。
そして、選ばれた二人のインターンが取り組む内容とは。
プロジェクトはまさかの結果に・・・?
次回に続きます!