「一人ひとりが自分らしくいられる支援」を目指し、事業所マネージャーを目指す新卒2年目の鈴木さん。
就労継続支援B型 manaby CREATORS 一番町の職業支援員として、クルーさん(利用者さん)の表現活動のサポートや社内プロジェクトに積極的に挑戦しています。
そんな鈴木さんにmanaby CREATORS で働く魅力をお聞きしました。
【プロフィール】
鈴木夏子
2025年4月入社
manaby CREATORS 一番町 職業支援員
※2026年9月現在
デザインの学びを福祉の現場へ
Q.大学ではどんなことに取り組んでいましたか?
大学ではグラフィックデザインを専攻しており、主に平面デザインを学んでいました。卒業制作には、元々好きだった絵本の制作に取り組みました。
心が苦しいと感じている方や、日々を頑張っている方たちに向けて、「アニマルセラピー」という癒しを与えるテーマで、絵本を書き上げました。
Q.manaby入社のきっかけを教えてください。
大学で開催された合同企業説明会がきっかけでした。
大学を卒業した先輩が登壇して、manabyのミッションである「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」についてお話してくださいました。その先輩が語るミッションに共感し、感銘を受けたのは初めての経験だったので、そこでmanabyに興味を持ちました。
Q.大学時代の学び、経験が仕事で役に立ったものはありますか?
manaby CREATORSだと、物づくりやイラストが好きなクルーさんが多くいらっしゃいます。私自身、イラストを描いてきた経験があるので、表現や技術面に関する具体的なアドバイスやフィードバックなら、お伝えできることがあると思っています。
また、大学で「Illustrator」や「Photoshop」といった専門的なソフトを勉強していた経験も強みになっています。「デザイン系の制作したい」「Illustratorを使いたい」というクルーさんに対して、私が前に出て教えることが多いですね。
現場支援からプロジェクト参加まで、 クルーの活躍の幅を広げる。
Q.普段担当している業務について
事業所内での支援業務はもちろん、社内プロジェクトにも参加しています。 現在は「採用広報」「オンライン講座」「卓上カレンダー」などのプロジェクトに携わっており、本社のスタッフと連携を取りながら進める機会が多いですね。
また、就労継続支援B型であるmanaby CREATORSならではの特徴として、外部企業との関わりが多いです。就労移行支援の場合は就職先となる企業とのやり取りが中心ですが、manaby CREATORSでは作業を受託する取引先企業との関わりがメインになります。
―― 具体的にはどのような企業とお仕事をされているのですか?
例えば、クルーさんが制作したぬいぐるみの制作を依頼してくださる企業や、梱包作業を受託してくださる企業、データ入力の案件を依頼してくださる企業など様々です。クルーさんの工賃向上を目指すうえでも、こうした取引先企業との信頼関係や連携はとても重要になります。
就職に向けたスキル習得を希望される方のサポートをしつつ、受託作業を通して外部としっかりつながりを作っていくのが、manaby CREATORSの大きな役割だと感じています。
manaby CREATORSでのコミュニケーションの形
Q.manaby CREATORSで働く魅力
「作品を作って売ってみたいけれど、障害の特性上ひとりでは難しい」というクルーさんが多くいらっしゃいます。そんな中で私たちが代わりに販売会へ出展して作品を届け、それが仕事となって「工賃」という対価としてご本人に支払われたとき、本当に心から喜んでくださるんです。 「お客様がこんな感想を言っていましたよ」とお伝えしたり、ご自身のスキルが成果として還元されたりする瞬間は、支援員としても大きな喜びですね。
また、そこで終わらず、「次はもっと良いものをつくろう」と、クルーさんと一緒にスキルを磨きながら走っていけるところがmanaby CREATORSならではの魅力ですし、私自身がモチベーションを高く保ち続けられる理由です。
Q.学生の頃の自分と、manaby CREATORSで働く今の自分で一番『成長したな』と感じる部分はどこですか?
一番はコミュニケーションの面で成長ですね。私自身、元々はそんなにコミュニケーションが得意なタイプではないと思っていました。ですが、支援員という仕事は人と向き合う仕事で、クルーさんと同じ目線で話を聴いたり、事業所のメンバーと毎日の振り返りを行ったりする中で、自然とコミュニケーション力が磨かれていきました。
また、事業所内での支援にとどまらず、本社のプロジェクトや外部企業とのミーティングなど、様々な挑戦の機会をいただけたことも大きいです。現場での支援業務だけでなく、他部署や企業の方々との関わりを通じても成長できたと実感しています。
Q.どういう人と一緒に働きたいか
コミュニケーションを大切にできる方と一緒に働けたら嬉しいです。
クルーさんは日々の作業に取り組む中で、時には同じ作業の繰り返しによってモチベーションが下がってしまうことがあります。そうした時に支援員がいることで、クルーさんが安心して作業に集中できたり、日々のモチベーションを維持できたりするんです。
「人と話すのが好き」という方はもちろん大歓迎ですが、必ずしも喋り上手である必要はありません。「支援においてコミュニケーションがどれほど大切か」を理解し、一人ひとりと丁寧に向き合おうとする姿勢を持っている方なら、きっとmanaby CREATORSでやりがいを感じながら活躍できると思います。
ありのままの自分で描くキャリアの形
Q.今後、キャリアと業務で成し遂げたいことは?
キャリアとしての目標は、将来的に事業所マネージャーになることです。そこは引き続き目標にしています。
業務面で、一番成し遂げたいことは、「販売会の売上アップ」 です。
クルーさんが作った作品を商品化して販売会に出展し、売上を「工賃」として還元する役割を担当しているのですが、売上をもっと伸ばしてクルーさんへ還元できる対価を増やしたいです。そのために目標数値を設定し、日々工夫しながら取り組んでいます。
―― 事業所マネージャーという目標や売上達成に向けて、今実践されていることはありますか?
社内の様々なプロジェクトへ積極的に参加し、マルチタスクをこなす経験を積んでいます。現場の支援業務はもちろん、事業所運営や経営的な視点も学びながら、将来マネージャーになったときに活かせるスキルを着実に身につけていきたいです。
Q.あなたにとって「自分らしくはたらく」とは?
「ありのままの自分」を受け入れ、自分なりの働き方を模索していくことだと思います。
学生時代から「コミュニケーションが少し苦手」という思いがありましたが、それを無理に「得意にならなきゃ」と克服しようとするのは、得意ではない人にとってすごくしんどいことですよね。私も、自分を無理に良く見せようとすると、うまくいかないときに落ち込んでしまう性格なんですね。
参加したmanabyの説明会で先輩が語ってくださった「一人ひとりが自分らしく生きられる社会をつくる」というミッションに共感したのも、そうして内にこもりがちだった自分と重なったからでした。
manabyには、そんな自分の考え方やあり方をそのまま受け入れてもらえる雰囲気があります。無理に自分を演じる必要がなく、今の自分を受け入れながら働ける環境があるからこそ、私もこれまで頑張って続けてこられました。
完璧な自分を目指すのではなく、できない自分も受け入れる。そのうえで「じゃあ、この自分でどうやって働いていこうか」と工夫しながら歩んでいけることこそが、私にとって一番「自分らしくはたらく」ことだと思います。