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MAISON CACAOが大切にする「Farm to Customer」とは?

Bean to Bar. みなさんも一度は聞いたことがあると思います。各国から加工されたカカオ豆を仕入れて、豆から板チョコまでを自社工房で作る手法を意味し、アメリカから世界に広がった、クラフトチョコレートのスタイルです。

一方MAISON CACAOは「Farm to Customer」というスタイルをとっています。現地パートナーと協働し、コロンビアの管理農園でカカオの豆を植えて栽培するところからスタートします。ちなみにカカオは植えてから実がなるまで3~5年かかります。カカオ豆の生産、発酵-乾燥-ロースト-コンチングと続くチョコレートの製造までをコロンビアで行なっています。そしてコロンビアで作った原料としてのチョコレート(クーベルチュールと呼びます)を日本に運び、鎌倉でアロマ生チョコを作っています。農園からお客様のお手元まで、全ての行程にこだわりを持って行なっています。


現地でカカオ生産から関わることは簡単なことではありません。それでもMAISON CACAOは創業以来、このスタイルをぶらすことなく行なっています。それは美味しさへのあくなき探究と、サスティナビリティへのこだわりから。


自社管理農園での栽培、小規模な農家さんとのコミュニティ、より良質なカカオを生み出すための勉強会や援助、これらを行うことで変化幅の大きいカカオ栽培を安定化することが可能になります。


また農園から携わることでより価値のある活動を行うことができています。現地の企業と手を取り合い、カカオ農園の近くに学校を建設、教育を受けられなかった子供たちが大勢就学をしています。初年度は生徒数50名弱でしたが、わずか3年で500名以上に増加。2020年には新校舎も完成しました。

通うのは5歳~17歳の生徒たち。文字の読み書きから始まり、生活に必要な知識を学ぶローカル題材、道徳・倫理、将来の就業に向けた専門技術や知識(農業、製造、マネジメントetc)を学んでいます。石原が訪問する際には生徒やカカオ農家を営む親に向けた講義を開催。想いを込めて両親が作ったカカオが日本でどのようにお客様に楽しまれているのか、カカオの魅力と可能性を伝えています。


教育への投資はCSRではなく、カカオの品質向上とサスティナビリティには欠かせないという思いからです。安心して子供たちを預けられる場所があること、子供たちが自由に未来を選択できる環境を作ること、その上でカカオの魅力や可能性を感じてもらい、カカオ農家と永く深い関係性を作ること。

MAISON CACAOがブランドを育む上でとても大切にしている想い、それが「Farm to Customer」に込められています。

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