こんにちは！LMCの齋藤です。

今回からは、コロナ禍になって以降私の働き方や価値観がどう変化したのかについてお話したいと思います。

私の自己紹介などの他の記事は下記よりご覧ください！

コロナ前

コロナ禍前から会社全体で残業時間の削減など働き方の改善に取り組んでいました。社員に貸与しているパソコンはデスクトップPCからノートPCに移行していましたし、Slackも導入済みで、今思えばリモートワークへ移行できる下地はあったのかなと考えています。

当時は実際にリモートワークやフレックス等の働き方を導入している社員はいませんでしたが、休憩スペースに移動して仕事をしている社員がいたり、各々PCを持ってきて会議室で打ち合わせをしたりと、社内での仕事の仕方は柔軟なスタイルになりつつありました。

時差出勤の導入

在宅勤務に先立ち、まずは全社で時差出勤の導入をしました。7:00-16:00の「早番」と、12:00-21:00の「遅番」の2パターンに分けて出社していました。私は特に早番が好きでした。導入時はまだ春先だったので早朝は真っ暗だったんですが、ガラガラの電車に乗って、まだ眠っているビジネス街を歩いて出社し、ほぼ誰もいない電話も鳴らない静かなオフィスでコーヒーを飲みながら仕事をするのは結構楽しかったです。スケジュール調整をミスして、遅番出勤の次の日に早番出勤にしてしまった時は、朝起きるのがとても辛かったですが、それもまた良い思い出です。

在宅勤務になって

在宅勤務を導入してから約2年ほど経ちました。あっという間です。フルリモートではないですが、現在でも各社員週の半分以上は在宅勤務をしています。直近で全社員が集まったのは、今年の年始に氏神様である愛宕神社でご祈祷いただいた時です（現地集合即現地解散）。

導入時は、社内の誰も在宅やリモートでの業務をしたことがなかったので、実際ちゃんと仕事が出来るのか、色々トラブルが起こってしまうのでは、と少し不安でしたが、始まってみると予想よりもかなりスムーズに在宅勤務体制に移行しました。

私個人でも在宅に移行する際に特に問題はありませんでした。張り切って机と椅子を購入しましたが、セットの椅子の座り心地が悪すぎて、現在は机はキッチンカウンターとして、椅子はキッチンの踏み台として活躍しています。今はリビング用のローテーブルで、座椅子のようなクッションに座って仕事していますが、そろそろ良い椅子を買おうかと検討しています。

お取引先ともオンラインで気軽に打ち合わせできるようになったので、以前よりもお話する機会が増えました。面接も1次はオンラインで行うことが多く、候補者の方も時間調整しやすくなったのではと感じています。お互い実際にお会いしないと分からないことも多いので最終面接は原則お会いして行っていますが、採用面でも可能性が広がっている実感があります。

社内でも業務中はみんなZoomをつないで、顔が見える状態で仕事しています。当初はZoom上で気軽に話しかけたり活発なコミュニケーションが生まれる想定をしていましたが、実際運用してみるとシャイな社員が多いので基本みんな黙って仕事しています。Slackも駆使して、社内でのコミュニケーションは全員出社時と遜色なくとれています。

ワークライフバランス

コロナ禍になる前から全社的に働き方の改善に取り組んでいたこともあり、在宅勤務に移行した現在と比べても残業時間などの数値は実際あまり変化はないです。

ただ、在宅勤務の日は当たり前ですが自宅にいるので、業務時間以外はすべて自分の時間にできます。移動時間が無いというのが、ワークとライフどちらの時間に対してもメリットだと感じています。多少残業しても自宅にいればその後家事をする時間は十分にあるので、自炊する日も増え、最近生協に加入しました。

仕事以外の時間を有効に活用できるようになったという実感はありますし、もともと家にいるのが好きなのでストレスも感じていませんが、出社する機会が減ったことで運動量が著しく減ったようで、かなり太りました。健康診断の結果も少し悪くなってしまい、このままでは自分で色々と気を付けないと健康を損なってしまいそうなので、リングフィットアドベンチャーを購入しました。早速放置しているので、年末年始の休暇期間は集中して体を動かす時間を作りたいと思っています。

働く、ということについて

そもそも「ワークライフバランス」という表現に違和感を持っていて、ワークはライフの一部なので、分けてバランスを考えるのではなく、ワークの質を上げることでライフが充実するのではと思っています。その考えはコロナ禍前から変わりません。

会社組織に所属をして働くということは、自分が会社に還元したことの対価として給与が支払われるものだというのは当たり前だと思いますが、コロナ禍以降その意識がより顕著になったと感じています。オフィスに出社して仕事をするのが当たり前だった頃は、極論何をしてるのかどんな成果を出しているのか曖昧なままでも何となく一生懸命やってる風に見せることが出来ていたんじゃないかなと思います。これはLMCではという話ではなくて、全ての組織や働く人に言えることではないかと考えています。在宅勤務やリモートワークに移行してより生産性にフォーカスされ、自分が組織に何を還元できているのか、どんな成果を出しているのかが見える化されたと感じます。

働き方が自由になるということは、一方で責任もより重くなることだと感じています。自由と責任は表裏一体であるべきで、自律ができる前提で自由を享受できるのではと考えています。世の中の状況や働き方がどう変化していくのかまだまだ見通せない部分も多いですが、今後より自由な働き方を選択できる状況になっていっても、自由であることをただ受け取って謳歌するのではなく、自律して責任を持たないといけないなと感じています。私は自分に甘いタイプなので、度々自分を振り返って自戒したいと思います。

コロナ禍になってから、自分が社会や組織に対してどんな価値を提供できるんだろうと考える機会が増えました。どんな状況であっても求められ、期待以上のものを提供できるような人間でありたいと改めて思いますし、そんな仕事が出来ていれば、その時間は楽しく充実したものであるだろうと思います。成長や学びの機会は豊富に与えていただいているので、よりLMCや社会全体に貢献できるよう自分を律しながら成長していきたいと思っています。

長くなってしまいましたが、コロナ禍以降の働き方や価値観の変化について、私が感じていることをお話させていただきました。

LMCで働くことに興味を持っていただけましたら、ぜひお気軽にご応募ください。お待ちしています！