株式会社LivCo(旧ASEAN HOUSE)の会社情報 - Wantedly
株式会社LivCo(旧ASEAN HOUSE)の魅力を伝えるコンテンツと、住所や代表・従業員などの会社情報です。外国人向けに人材/不動産/教育/メディア事業を展開するスタートアップ。東京/インドネシア拠点🗼🇮🇩 移民が日本で生まれ亡くなるまで全てのライフステージの課題を解決するソリューションプラットフォームを目指します ...
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インドネシア・タンゲラン出身。日本語や日本文化に魅かれ、ガジャマダ大学の日本文学科に進学。在学中の大学3年時には、横浜のフェリス女学院大学へ交換留学。卒業後、東京の翻訳会社で2年間勤務。JLPT N1および日本ビジネス能力認定試験を取得し、学生時代から通訳・翻訳・日本語教師としての経験を積む。帰国後も日本語教育に従事し、これまでに200名以上の生徒を日本へ送り出してきた。翻訳・通訳・教育歴10年の実績を持つ。
日本語・日本文化とのなれそめ
私は1991年、インドネシアで生まれました。90年代のインドネシアでは、映画やテレビ番組、音楽、小説、漫画など、さまざまな海外のエンターテインメントが溢れていました。その中で、私に最も大きな影響を与えたのは日本のポップカルチャーです。特にアニメや漫画は、私の心を捉えました。
日常の一部として自然と溶け込み、私はその世界に没頭しました。経済的に安定した中流家庭で育ち、両親がよく日本の漫画(インドネシア語訳)を買ってくれました。
『ドラえもん』や『美少女戦士セーラームーン』『仮面ライダー』など、
幼少期から日本の漫画に親しんできました。
日曜日の朝、アニメの放送を観ることが私の楽しみでした。
オープニングやエンディングテーマが日本語で放送される番組もあり、私は意味がわからなくても、日本語の歌を耳で覚え、口ずさむようになりました。
アニメを通じて日本の文化に触れ、強く惹かれたことを今でも鮮明に覚えています。
憧れから確信へ。本格的な日本語学習のはじまり
高校時代、私の学校では外国語の特別授業があり、1年生で中国語を、3年生で日本語を学ぶ機会がありました。
この日本語学習の経験が、私の日本語への興味をさらに深めるきっかけとなりました。
大学進学時には迷うことなく日本語を学ぶ道を選び、インドネシアのガジャマダ大学(Universitas Gadjah Mada)文学部日本文学科に合格しました。
これにより、日本文化をより深く学び、理解することができました。
大学時代の学びと成長
大学では、ネイティブの先生から直接指導を受け、綺麗な習字や日本の礼儀作法を含む会話練習、さらに日本文化を多角的に学ぶことができました。
また、日本からの交換留学生との交流は実践的な会話練習の場となり、貴重な文化的視点を共有する機会でもありました。
ボランティア活動にも積極的に参加し、 日本から来た学生の通訳として、地震被害を受けたジョグジャカルタ近郊の村を訪れ、防災意識向上のために現地の人々に説明を行いました。この経験が、私の人生に大きな影響を与えました。
【↓↓ボランティア活動をしていた時の写真↓↓】
また、インドネシアの日本語学校でアルバイトとして日本語教師を務める経験を積みました。
大学2年生の時には、日本語スピーチコンテストで優勝し、その成果をもとに交換留学奨学金選考試験に挑戦。無事に合格し、2012年3月から2013年2月まで横浜のフェリス女学院大学で交換留学を経験しました。
【↓↓スピーチコンテストで優勝したときの写真↓↓】
【↓↓留学初日の写真↓↓】
日本での社会人経験
留学後、「日本に再び住みたい」という思いを強く抱いていました。その機会が、大学卒業後、東京のコンテンツ翻訳会社からの採用オファーとして訪れました。迷うことなくその話を受け入れ、日本での就業経験が始まりました。
2016年から2018年にかけて、東京で社会人としての生活を送りました。大学時代から一人暮らしには慣れていたものの、社会人として働くことには新たな挑戦が待っていました。締め切りに追われ、満員電車での通勤、ハラールな食事を取るための自炊の日々、それでも、留学後は日本で働くことが夢だったという思いを胸に、前向きに日々を過ごしました。
【翻訳会社での最終日に撮った集合写真】
翻訳者から教師へ
当初は日本でより長く働くつもりでしたが、2018年、結婚を機にインドネシアに帰国することを決めました。結婚後、再び日本に行く予定でしたが、2020年には新型コロナウイルスのパンデミックが世界を襲い、計画は実現しませんでした。
帰国後は、日本語の通訳や翻訳のフリーランスとして活動していましたが、通訳の依頼は少なく、新たな可能性を模索していた2020年、外国人労働者向けの新しい在留資格「特定技能」が創設されました。これを受けて、インドネシアの多くの日本語学校が特定技能プログラムを提供し始めました。
その頃、私が住んでいた地域の日本語学校が特定技能プログラムの日本語講師を募集していることを知り、大学時代に同様の教育機関で日本語を教えた経験を活かして応募しました。無事に採用され、再び日本語教育の現場に立つことができました。
スタートアップ企業で働くのは初めてで、柔軟性や新しいアイデアを受け入れる姿勢、試行錯誤を恐れない覚悟が求められる環境でした。最初の数か月はオンライン授業で生徒と関わっていましたが、制限が緩和されてからは対面授業を行うことができました。
【↓↓初めて担任をしたクラスのみんなからプレゼントをもらいました~↓↓」
最初に勤務した日本語学校でおよそ3年間働いた後、当時まだ「ASEAN HOUSE」という名前だったLivCoの代表・佐々と数名のスタッフが私の学校を訪問しました。この訪問の目的は、登録支援機関としての提携を結ぶこと、そしてインドネシアでの日本語学校設立のプロセスや授業の実施方法の見学でした。この出会いがきっかけで、私が初めて佐々を知ることになりました。
その後、私は個人的な理由でその会社を退職し、再びフリーランスとして日本語のプライベート講師や通訳、翻訳者として活動を開始しました。
ふと思い立ってASEAN HOUSEのことを調べてみると、
すでにインドネシアで日本語学校を設立し運営していることがわかりました。
そこで、以前私が勤務していた学校に来ていた先生に連絡を取ったところ、ASEAN HOUSEが「LivCo」に改名されたことを知り、オリビアと佐々との面接を受けることになりました。
そして、2024年10月、私は正式に「LPK LivCo」の日本語学校の教師として勤務を開始。
勤務早々、4期生の担任という大きな責任を担うことになりました。
【↓↓4期生の卒業式後の集合写真。入学時の人数ではないがおかげさまで、彼らを卒業、さらには内定をいただけたまで導くことができました。↓↓」
働く環境
インドネシアの他の日本語学校とは異なり、LivCoは登録支援機関の直接管理下にあり、日本的な職場文化が色濃く感じられます。以前の職場では、たとえ社長が日本人でも、インドネシアの職場文化が強く残っていました。
しかしLivCoでは、日本人スタッフとの日常的なやり取りを通じて日本語力を集中的に磨く機会があります。また、日本のベンチャー企業で働くことにも大きなやりがいと挑戦を感じています。
カリキュラムと規則の違い
インドネシアの多くの日本語学校では、カリキュラムや規則がほぼ同じで、厳しい規律を求めるところもあります。例えば、男子に丸刈りの強制や携帯電話の没収がある学校もあります。LivCoでは、過度な制限がなく、生徒たちは責任を伴った自由を与えられています。カリキュラムも日本の学校に近く、キャリアや職業関連の授業に加えて、道徳、スポーツ、文化活動、そしてネイティブの先生との会話レッスンなどがあります。
学び・指導やすい環境
LivCoは、約2,000㎡の広い校舎と寮を備え、最大100人が滞在できる宿泊施設や運動用のグラウンドもあり、学びやすい環境が整っています。人口密度が低く、涼しく快適な気候の中で、落ち着いて学べる場所です。
Mission & Value
LivCoのミッションは「外国人も暮らしやすい社会を作ること」。私はこの考えに強く共感しています。特に、外国人労働者、特に日本経済を支えるために来日するプロフェッショナルな人々は、日本で安心して快適に暮らす権利があると考えています。そのため、私たち教師は、生徒に日本での「やってよいこと・やってはいけないこと」や、生活における義務や権利についても丁寧に教えています。
【↓↓インドネシアの他の日本語学校では見られないアクティビティー、6期生が初めての野球をしたときの写真↓↓】
【↓↓LivCoの学校の日本語授業の様子↓↓】
私が教師として最も喜びを感じる瞬間は、
その瞬間こそ、私がこれまで注いできた努力や時間、そして心が、本当に意味のあるものだったと実感できるときです。 さらに、生徒たちが誇りを持って卒業し、日本で新たな人生をスタートさせる時には、私の努力が本当に意味のあるものであったと実感します。私は、生徒たちがゼロから日本語を学び、日本でのマナーや常識、面接対策まで幅広く指導し、時には生活や将来の悩み相談にも乗りながら、彼らが途中でくじけないように支えています。
【↓↓学生が毎朝朝礼で唱える心得7か条↓↓】
【↓↓6期生との集合写真で、私が担任を務めた第2バッチです。↓↓」
正直に言うと、私はとても感受性が強く、すぐに心を動かされるタイプです。相談・面談の時間になると、生徒たちが家族の厳しい状況や人生の苦労を語ってくれることもあり、涙をこらえながら話を聞く場面もあります。そんな時でも、先生としては頼れる存在でいなければならず、問題に対して解決策を示し、生徒が安心して話せる雰囲気を保つよう心がけています。
一方で、規則を破った生徒には厳しい態度で指摘することも必要です。毎日、私たち教師は、生徒へのしつけや指導において、互いの尊重を大切にする注意や指導方法を模索し続けています。
【↓↓卒業式で、4期生の生徒たちの成長している姿を見て、感動の涙を抑えられませんでした...↓↓」
LivCoで私が成し遂げたいのは、
日本の企業で即戦力として活躍できるスキルと強い精神力を持ったインドネシアの若者を育てることです。
日本の文化や働き方を深く理解し、どんな困難にも立ち向かえるような心の準備を彼らにさせてあげたいと思っています。
また、LivCo自体を業界をリードする存在に成長させることも目標です。
成果と品質の両面で業界をリードし、他の企業が「LivCoのようになりたい」と思われるような存在になることです。若者を輝かせる舞台をもっと広げ、多くの人から信頼されるブランドを築きたいと思っています。
私たちは単なる語学教育機関ではありません。
日本での就労という大きな挑戦に挑む若者たちの「人生の伴走者」であり、夢を現実に変えるサポーターです。
そのために、日々の授業やトレーニングだけでなく、メンタル面のサポートや異文化理解の指導にも力を入れています。
「日本で働きたい」という夢を抱えながら、言葉の壁や文化の違いに戸惑う若者が、インドネシアにはたくさんいます。同時に、日本は深刻な人手不足に直面し、外国人の力を必要としています。
この二つの大きな社会課題を、ビジネスの力で解決したい。
そんな情熱を胸に、私たちは社会に貢献したいと思っています。
LivCoの仕事は、単に人材を紹介・育成することではありません。
日本で働く若者が、スキルだけでなく、精神的にも自立し、自分の人生を豊かにするためのサポートをすること。
これからも、LivCoはインドネシア、ミャンマーなどの若者たちの未来を切り拓くために挑戦を続けます。
「人材育成は他人の人生・未来を変えること」
日本語を一生懸命勉強して、お金・時間・人生をかけて日本という夢の国で働くためにがむしゃらで頑張っている若者たちのために何か貢献したい、
将来的に、外国人も暮らしやすい日本の社会を作って日本の経済もさらに強くしたい、
更に大きく夢を持つ発展途上国の若者たちがその夢を叶えるのをサポートしたいという方々に、もしこの想いに共感していただけるなら、
ぜひ私たちと一緒に、日本とインドネシアの架け橋となる活動に参加してみませんか?
【↓↓LPK LivCoの先生とスタッフたち↓↓】
弊社は「外国人も暮らしやすい社会を創る」をミッションに、東京/インドネシア拠点で外国人紹介というHR業界最後のブルーオーシャンマーケットに挑むスタートアップです。人材事業を皮切りに外国人×教育・不動産・fintech・結婚など複数領域で新規事業を連続的に立ち上げ、外国人特化のインフラ企業を目指しています。
今年6月にはタイミー小川氏や(株)クイックなど上場企業から累計調達額1.6億円となる戦略的資金調達を実施し、売上前年比350%成長、上場準備フェーズに突入しました。
〜Why LivCo!?〜
【社会課題をビジネスの力で解決する】
日本では前例のない人手不足にも関わらず、外国人労働者の失踪は今や年間1万人以上。一方途上国では貧困や紛争による社会不安が続いています。しかし弊社の営業活動で外国人雇用機会を創り出し1人の東南アジア人の就職が実現されれば、年収は20倍以上、平均5人以上の故郷の家族の生活水準が向上し「妹が高校に行けるようになった」と泣いて喜んでもらえます。もちろん現場の人手不足も解決されます。社会課題の解決と事業スケールの双方をグローバルな視座で実現できるしごとです。
【マーケットリーダーとして業界構造を変えられる可能性】
外国人材市場は年間260%成長かつ3兆円超の巨大マーケットであり、競合ひしめくHR業界の中では最後のブルーオーシャンと言われています。外国人雇用制度開始直後に参入し一定のシェアを確保する弊社は業界リーダーとして市場構造そのものを変革できるポジションにあります。事業責任者として、業界全体にインパクトを与える介在価値の高い仕事に挑んでいただけます。また、裁量権も多く与えられる環境で、新卒2年目でインドネシア支社立ち上げマネージャー登用実績があります。
【途上国の未来を創る】
国境を越え雇用機会≒成長機会を創り出し、日本で学んだスキル・マインドセットを母国に持ち帰り途上国の発展に繋げていく。駒不足を補うべく右から左に外国人を流すだけの従来の「人材紹介」モデルとは異なり、日本とアジアの循環型の「人材育成」モデルを実践しています。日本就労経験者が途上国の中核人材となり日本での思い出を語る時、日本の国際的地位の向上にもつながるはずです。
【その他の特徴】
・インドネシアで日本語学校を直接運営し、受入企業の人材要件に合わせたオーダーメイド型モデルを業界に先駆け実践。来年度から事前養成校のフランチャイズ展開によりスケール、業界構造の革新に挑む
・東京/インドネシア拠点、東南アジア人比率40%のグローバルスタートアップ
・社員30名程度の上場前フェーズでストックオプション付与可能性有
・多様で優秀なメンバーと働くことが可能(出身企業・大学:リクルート、サイバーエージェント、JICA、ソウルドアウト、デロイトトーマツ、Speee、ラクスル、日鉄エンジニアリング、東京大学、大阪大学、早稲田大学、中央大学、明治学院大学など)
❒ 参考リンク
メディア取材記事(Fastgrow):https://fastgrow.jp/articles/livco-sasa…
採用資料:https://speakerdeck.com/sasa_shotaro/6
採用動画:https://youtu.be/MJeTPEUaAmA?si=1xxU9anol58sqZrz…
社内の様子(YouTube取材):https://youtu.be/scSpLChOMSo?si=CtMVeqDnnu4hlr3z
代表佐々の監修記事「外国人業界の魅力」:https://fastgrow.jp/articles/foreign-employment…
資金調達のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000089895.html
資金調達の裏側を記した記事:https://note.com/livco/n/n802c3da96f9c