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個人と企業の新たな一歩を、チーム全体でサポートできる。LITALICOワークスの新卒1年目社員が語る、就労支援の仕事とは?

LITALICOワークス 西部(にしべ)さん
2022年新卒入社。大学ではグローカルと社会課題をキーワードに、国際協力のボランティア活動や、文科省主催ドイツへの派遣プログラムに参加、個人でイベントの企画・開催などを行う。2022年4月に入社後、LITALICOワークス 横浜都筑センターに配属され支援スタッフとして様々な利用者や企業の対応にあたる。

ー まずは、西部さんの学生時代のことを教えていただけますか?

(西部)小・中・高はサッカーのことしか頭にない!というくらいの生活を送っていました。高校は県でベスト4に入る強豪校だったんですが、5時半起きの22時帰宅という毎日練習漬けの日々でした。その反動といっては何ですが、大学ではとにかく国内外問わず、いろんな場所に行ってみたり、新しいことに触れてみたいと考えていました。
入学後は国際系の学部に所属し、はじめに東南アジアのラオスで教育支援を行う学生組織で約3年間活動していました。その間、ドイツ留学や日独青年リーダー交流事業というプログラムの参加などを通して、同世代のドイツ青年の社会に対する志や活動に感銘を受け、自身でも身の回りの友人や地域の方にお声がけして小さなイベントを開いたりしていました。他にもNPOや、ローカルの企業でインターンなどもしていました。

ー LITALICOへはどのようなきっかけで応募に至ったのでしょうか?

(西部)創業にかかわっていた方のSNSでの発信をよくみていて、そのつながりでLITALICOのSNSもフォローしていました。社会的な意義のある活動はボランティアやNPOが多く、金銭的にそこまで余裕のない学生だと活動継続が難しいなと感じる場合もあったので、社会貢献性とビジネス性の両軸を持ち合わせているLITALICOの事業内容に強く共感を覚えていました。また、「ビジネスの事業開発にも将来的に関与できるか」は重視していましたね。LITALICOワークスでは新規拠点の立ち上げや、Webを通じたオンラインサービス展開などプラットフォーム事業にも力を入れていたので、自分の思いが実現できそうだなと感じました。

ー 当時の面接はどんな印象を受けましたか?

最終面接が特に記憶に残っています。個人的には未熟だと捉えられてもいいような発言をしてしまった場面があったのですが、面接官の方からは「他にもこんな多様な考え方があると思う。でも、西部さん個人の考えも大切にして欲しい。」と、相手の視野を広げつつも、僕個人の考え方を否定することなく優しい言葉をかけていただきまして。あたたかさと強さを兼ね備えた素敵な対応だなと感銘を受けました。自分もこんな対応ができる社会人になりたいと感じ、最終的にLITALICOへの入社を決めました。


ー 福祉業界でのお仕事はほとんど未経験だったと思うのですが、入社後に不安はなかったでしょうか?

(西部)研修がすごく充実していたので、大きな不安はなかったです。コミュニケーションひとつとっても、LITALICOワークスでは研究やエビデンスにしっかりと基づきその手法を学べます。相手と信頼関係がまだ築けていない場合や、稀な例として自殺リスクのある場合の対応を含め、「支援の現場で働くため」という学びだけでなく、今後の自分自身の生き方や他人とのかかわり方を左右させるような、深い内容を学べたと思います。

ー 本格的な業務が開始されてからはどうでしたか?

(西部)周囲のスタッフは、質問すれば120%ぐらいの答えを返して下さいます(笑)。さっとホワイトボードを持ってきて、説明のために分かりやすく図を書いて下さったり…ちいさな相談でもすごく熱量高く向き合ってくれます。入社後、OJTでついてくれる先輩社員がいるのでそこも安心でした。

企業への訪問対応一つとっても、最初は先輩の同席のみ、その次は半分のコンテンツを自分が担当、最後には全部一人でできるように…など、早い段階で実践の機会を与えてもらいながらも、スモールステップで成長できるよう先輩が伴走してくれたので、不安なく1年間過ごすことができました。

ー 周りの先輩社員と連携して支援を進められた例があれば教えてください。

(西部)例えば、とある発達障害のある利用者さんの支援を担当したときのことです。
担当した当初は、なかなか支援を計画通りに進められない状況でした。ご自身から途中経過の共有が難しく、躓いたタスクをそのまま放置し、終わらず他のことをやってしまう…といった悪循環が生じてしまっていたんです。
先輩スタッフに相談したところ、予定の立て方に課題がありそうだということになって。1日分ではなく、1か月分のカレンダーを用いて、より長期的な見通しがわかる工夫をすることになりました。企業実習の日をゴールとして簡単な目標設定もおこなうと、一気に利用者さんの心に火がついたようで、今ではほとんど自走して下さっており、ご自身で計画に沿った訓練の進行ができるようになりました。

当初、僕自身はせっかく担当を任せて貰えたのだから一人で考えねば…と思っていた節があったかもしれません。でも、利用者さんの中には状況の共有や言語化が苦手な方もいらっしゃり、課題が支援者と利用者の二者間のみで解決しないケースもあるので、常にその方に合う手段をチームで考えていく必要があります。

経験豊富な先輩スタッフがたくさん在籍している現場で、チームで支援を進められる強さを感じた一件だったと思います。

ー この1年の中で、仕事の中でやりがいを感じられた瞬間はありますか?

(西部)担当した利用者さんの中で、長く社会人経験をお持ちである一方、前職経験から自分に自信がなくなってしまった方がいました。実習受け入れ先となる企業の職場環境や期間などを一緒に決めていく際には、ご本人のご希望や特性をしっかりと把握し、企業側との調整も慎重に進めていきました。
結果、その方はインターンの中では比較的長期となる5日間程の実習に行くことになったのですが、実習での仕事ぶりを評価いただき、担当者から「とても助かったよ!」と直接お褒めの言葉をかけてもらえたそうで、大変喜んでいらっしゃいました。帰り道に一緒に歩いていると、「実習に行って良かったです!自信がつきました。」と仰ってくださって。今では以前と比べて働くことに前向きな姿勢になり、一日でも早く働きたい!という思いで訓練に励んでいます。

利用者さんがご自身にぴったりな環境を見つけたり、実習や訓練の中で自信を身につけ、次のステージに踏み出すための大切な一歩に伴走できると、やりがいを感じます。


ー 最後に、就職活動中の方へのメッセージをお願いします!

(西部)LITALICOワークスでは、多様なバックグラウンドを持ったスタッフがおり、一人ひとりが「人はそれぞれ違う」ということを前提に、リスペクトし合いながら働いているなと感じます。利用者さんの就職が決まった時には涙を流して喜ぶスタッフもいますし、利他的でありながらも、自分の考えや価値観、人生も大切にしている…そんなバランス感覚のある人もいて、周囲のスタッフから日々新しい刺激を受けながら過ごしています。

また、利用者さん「個」への対人支援だけではなく、企業や地域とも連携していく動きができることも「環境へのアプローチ」を重んじるLITALICOならではの魅力の一つだと感じます。幅広いネットワークの中でビジネス経験を積みたい方にとっては面白さを感じる仕事だと感じますので、興味を持った方はぜひ応募してみてください。

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