こんにちは!リフトのタニアです。
前回に続き、社員インタビュー第18弾!今回はCS部門で活躍している高橋日菜さんをご紹介いたします。
留学経験を経て英語力を磨き、行政書士事務所での経験を活かしながら、現在は外国人材のサポートに携わる高橋さん。今回は仕事への思いや、リフトで感じるやりがいについて伺いました。
プロフィール 高橋日菜(たかはし・ひな)
千葉県出身。高校卒業後、東京都目白にある外国語専門学校で英語を学ぶ。その後4年間の留学を経験し、現地の大学で経理学を専攻。帰国後は行政書士事務所で在留資格関連の業務に携わる。2025年、リフト株式会社に入社し、カスタマーサクセス部で外国人材と企業のサポート業務を担当している。
自己紹介をお願いします
初めまして、高橋日菜です。
千葉県流山市の出身で、高校は茨城に通っていました。専門学校が東京・目白にあったので、そこから東京での生活が始まりました。
専門学校では英語を勉強し、その後4年間留学して現地の大学で経理学を学びました。日本人が私ひとりしかいない環境だったので、英語でのコミュニケーション力がかなり鍛えられましたね。
ーーー英語を勉強しようと思ったきっかけは?
単純に「海外の人と話したい」という気持ちが一番でした。
話していくうちに「サポートしたい」という気持ちが芽生えて、今の仕事にもつながっていると思います。
ーーー留学時の思い出は?
プレゼンテーションが本当に大変でした。
海外の大学はグループワークや英語での発表が多くて、最初は全然うまく話せませんでした。でもその経験が今では「伝える力」につながっていると思います。もちろんパーティーなど楽しい思い出もたくさんあります!
リフトに入社したきっかけは?
もともと行政書士事務所で在留資格の申請業務をしていました。
その中で、「特定技能」という制度を知ったことが転機でした。
申請のサポートをしていくうちに、在留資格が下りて終わりではなく、日本で働く外国人の方々がその後どんな生活を送っているのか、どんなサポートが必要なのかに興味を持つようになりました。
行政書士事務所では書類上の支援が中心でしたが、「実際の現場で、もっと人に寄り添う形で関わりたい」と思うようになったんです。
そんな時に出会ったのがリフトでした。
リフトは登録支援機関として、外国人材の生活支援や企業との橋渡しまでトータルで関わっていて、「ここなら自分の経験を活かしながら、本当に人の力になれる」と感じました。
面接のときも、社員の方がとても温かく話を聞いてくださって、雰囲気の良さにも惹かれましたね。
「人に寄り添う」という自分の想いを大切にできる場所だと思い、入社を決めました。
ーーー部署の雰囲気はどうですか?
とてもフラットです!
上司や先輩にも気軽に相談できる雰囲気があって、困ったときにすぐ助けてもらえる環境です。
現在の仕事内容を教えてください
カスタマーサクセス部で、人材の支援や企業さんとのやり取りを担当しています。
外国人の方が安心して働けるように、企業との橋渡しをするのが主な仕事です。
ーーー仕事の魅力は何だと思いますか?
この仕事の魅力は、信頼関係を築くことで人と企業の変化を間近で感じられることだと思います。
外国人材の方は、最初は不安を抱えながら来日することが多いですし、企業さんも最初は受け入れに戸惑うことがあります。
そんな中で、私たちが間に入ってコミュニケーションを重ねていくうちに、お互いが少しずつ信頼し合えるようになっていくんですよね。
時間をかけて築いた関係性の中で、人材の方が職場に馴染んで笑顔で働く姿を見たり、企業さんから「最近すごく頑張ってくれてるんですよ」と報告をもらえた時は、本当に嬉しいです。
信頼を少しずつ積み重ねていくことで、外国人材の方の安心や企業様の成長につながっていくなって感じます。
そうしたプロセスの中に関われることが、この仕事の大きな魅力のひとつだと思います。
ーーー印象に残っている出来事はありますか?
市役所での手続き中に、在留資格変更中のスタンプがうまく押されていなくて受理してもらえなかったことがありました。
その日のうちに千葉まで戻って書類を取り直し、なんとか当日中に提出できたのですが…すごく焦りました(笑)。
今では良い教訓になっています。
仕事で大切にしていることは?
やっぱりコミュニケーションです。
この仕事は、外国人材と企業、両方の立場に寄り添う必要があると感じています。どちらか一方の考えだけではうまくいかないんですよね。
だからこそ、双方の立場や背景を理解しながら、どちらにも偏らずに中立的な姿勢で話を聞くことを心がけています。
たとえば、人材の方が仕事とか生活で悩んでいる時には、できるだけ寄り添うようにしてます。
で、企業さんからご相談をいただいた時は、丁寧にお話を伺って、一緒に考えるようにしてるんです。
そうやって信頼関係を少しずつ築いていくことが大切だなって感じますね。
小さなすれ違いも、放っておくと後に大きなトラブルになってしまうことがあるので、「少しでも違和感を感じたら早めに声をかけよう」と意識しています。
ーーー留学経験が仕事で役立っていると感じることはありますか?
とても役立っています。
私自身、留学中は右も左も分からない環境で、何をするにも不安でした。
言葉や文化の違いで戸惑うことも多く、「誰かに相談したいけど、どう言えばいいか分からない」という気持ちを何度も経験しました。
その時の経験があるからこそ、今サポートしている外国人の方たちの気持ちを、なんとなくわかるようになったというか、自然と想像できるようになったなって感じますね。
「きっと今、不安なんだろうな」と感じたら、こちらからLINEでこまめに連絡を取ったり、仕事以外の話題も交えて話しやすい雰囲気をつくるようにしています。
異国での生活って、ほんの少しの気づきや声かけで安心できることが多いんです。
私も留学時代にそうやって助けられた経験があるので、今は自分がそんな安心を届けられる存在でありたいなと思っています。
仕事でやりがいを感じる瞬間は?
「ありがとう」と感謝の言葉をもらえた時ですね。
サポートしているのは外国人材の方と企業さんの両方なのですが、どちらからも感謝の言葉を頂くことがあります。
たとえば、初めて来日した外国人の方が日本の生活に慣れてきて「日菜さんのおかげで安心できました」と言ってくれたり、企業の担当者の方から「人材がすごく頑張ってくれています」と報告をもらえた時は、本当に嬉しいです。
そういう瞬間に、「この仕事を選んでよかったな」としみじみ感じます。
支援という形ではありますが、人と人をつなぐ仕事をしているんだなと実感できる瞬間が、一番うれしく感じます。
自己成長のために意識していることは?
知識のインプットとアウトプットを両立させることです。
在留資格や支援制度は細かいルールが多く、毎年変化もあるため、常に最新情報をキャッチアップするようにしています。
ただ知っているだけではなく、それを自分の言葉で説明できるように意識しています。
日々の業務の中で企業さんや人材の方から質問を受けることも多いので、理解を深めて自信を持って答えられるよう、アウトプットを繰り返すことを大切にしています。
今後の目標を教えてください
まずは、1人で企業訪問をこなせるようになることが目標です。
まだ同行で学ぶことも多いのですが、これからは自分で企業さんとの関係づくりをリードしていけるようになりたいと思っています。
そして、企業さんにも外国人材の方にも「高橋さんなら安心して任せられる」と感じてもらえるような存在を目指していきたいです。
そして将来的には、リフトのカスタマーサクセス部全体がより多くの企業・人材を支援できるよう、チームとしての信頼関係づくりにも貢献していきたいです。
高橋さんの丁寧で前向きな姿勢から、「サポートすること」の本当の意味が伝わってきました。
これからの成長も、とても楽しみです。
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