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150年に1度の教育改革を、自らの手で。リクルート出身のセールスマネージャー増田がライフイズテックを選んだ理由

「中高生ひとり一人の可能性を一人でも多く、最大限伸ばす」をミッションに掲げ、2010年の創業から次世代デジタル人材育成を手がけるEdTech企業、ライフイズテック。楽しく学べる人を一人でも増やすべく、学校や塾に向けてさまざまな教育サービスを届けています。今回は、中学校・高校向けプログラミング学習教材「Life is Tech ! Lesson」のセールスマネージャーを務める増田 晃一に話を聞きました。

Profile
増田 晃一(Koichi Masuda)
関西学院大学法学部卒業後、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社に新卒入社。エンジニアとして合併にともなうシステム統合を担う。その後、リクルートメディカルキャリアにて、新規事業部門のセールスとして活躍。事業企画部門のマネージャーを務めた後、事業責任者として既存部門の立て直しに成功。2021年にライフイズテックに入社。現在は、事業開発事業部 市区町村グループのセールスマネージャーを務める。


エンジニアからセールス、そして事業責任者へ

ー まず、増田さんのキャリアについて教えてください。

現在はセールスのマネージャーを務めていますが、ファーストキャリアはエンジニアでした。その後、セールスや事業企画、事業責任者などさまざまな役割を経験してきました。

学生時代は法学部だったので、プログラミングの経験はなく、就活時も自分がエンジニアになるとは思ってもいませんでした。それが、新卒で入社したあいおいニッセイ同和損害保険で、たまたま本社システムを統合するプロジェクトに配属されたんです。1年目の半分は研修期間で、基礎からプログラミングを覚えることに費やしました。その後は仕様書を見てコードを書いていたのですが、2年目からは仕様書も作成していましたね。

しかし徐々に「現場を経験したい」という思いが強くなり、周囲に相談して、セールスとして地方の営業所へ異動させてもらいました。土地勘もないエリアだったので、最初は非常に苦労しましたね。しかし、徐々にセールスの裁量の大きさや、数字で成果が見えることに大きなやりがいを感じるようになりました。「顧客に自分を選んでいただくための努力」は、エンジニアを続けていたら味わえなかった感覚だと思っています。

セールスとしての成果が認められ、セールス1年目から表彰されるなど、徐々に自信がついてきました。「年功序列ではない環境で、もっと急スピードで成長できる環境に行きたい」と考え、リクルートメディカルキャリアに転職しました。医療系に興味があったというより、私が尊敬する人がリクルート出身だったことが大きな決め手でした。人材輩出企業として名高いリクルートで働くことで、より早い成長が叶うのではないかと考えたのです。

「新規事業に入りたい」という自分の希望通り、看護師資格保持者の就活支援事業のセールスを担当することになりました。全国を飛び回り、学生さんに説明をするハードな日々でしたが、素敵な仲間と熱い想いで働けていて楽しかったですね。半年ほどでリーダーを任せていただき、事業自体も順調に伸びていたのですが、ある日突然事業の撤退が決まったのです。会社の決定にどうすることもできず、行き場のない思いを抱えていたところ、執行役員に「事業を立て直し、守る力が欲しくないか」とお声がけいただき、異動することになりました。事業企画では、看護師の斡旋事業部長の参謀として、二人三脚で事業を運営していく役割を担いました。事業責任者と同じ情報量と視座で、メンバー80名を抱える赤字事業を立て直すためにさまざまな施策に取り組めたことはとても鍛えられたいい経験でした。マネージャーに昇格し、2年連続で単年黒字も達成できました。

その後、薬剤師の斡旋事業にセールスマネージャーとして異動しました。看護師とはまったく違う業界だったので大きなチャレンジでしたが、1年後には部長に昇格し、4年がかりで事業のV字回復を達成できました。これまでの事業がクローズした経験から「今度こそ救ってみせる」と意気込んでいたので、本当に嬉しかったですね。


教育は「人の可能性を広げる仕事」

ー 金融、そして医療業界でセールスをはじめさまざまな職種を経験された増田さんが、ライフイズテックに入社された理由はなんでしょうか?

目標としていた事業のV字回復を達成したことに加え、もともと「リクルートにいるのは35歳まで」と決めていたこともあり、リクルートを卒業し、改めて今後について考える時間を設けました。

そこで自分のキャリアを振り返ると、事業企画部門に異動するきっかけを作ってくれた方をはじめ、リクルートで素敵な上司や仲間にたくさん恵まれ、「人との出会い」が非常に大きかったことを改めて実感しました。人との出会いによって自分自身の可能性が広がりましたし、マネジメントを通して、若い人ほど関わり方次第で大きく変わると感じていました。「次は人の可能性を広げる仕事をしたい」と考えた際に、ライフイズテックを知りました。

教育をよりよく変えることは社会貢献にもなりますし、義務教育のフェーズで自分自身の可能性に気づくことができれば、間違いなく日本が変わると思ったんです。私は学生時代、勉強をすごく頑張ったわけではありませんが、それでも社会人で「必死で頑張れば社会を変えられる」と気づくことができました。学生時代の出会いによって、その人の可能性を大きく広げることができるなら、ぜひその機会を提供したいと考え、2021年にライフイズテックへ入社しました。

ー 入社から現在まで、どのような仕事をされてきたのでしょうか。

入社から一貫して中学校・高校向けプログラミング学習教材「Life is Tech ! Lesson」のセールスを担っています。

私が入社したのは2021年11月。2022年度から高校の学習指導要領に「情報 I 」が必履修科目として加わる直前だったこともあり、多くの現場の先生とお話する中で、先生のの悩みや学校のリアルな実情を教えてもらうことからスタートできたのはとても幸運でしたね。

「Life is Tech ! Lesson」のセールス組織は、公立中学向け、公立高校向け、そして私立の中高向けと顧客に応じて3チーム体制になっています。私立は学校単位ですが、公立中学は市区町村、公立高校は都道府県とそれぞれ自治体に向けてご提案を実施します。

私は、入社当初は私立中高向けのチームに所属していましたが、現在は公立中学チームのマネージャーを務めています。セールス、カスタマーサクセス、企画などさまざまな職種のメンバー15名と一緒に働くのはとても楽しいですね。

教育業界に入るからには、文科省による150年に1度と言われる教育改革に直接触れたいと思っていました。遠くから間接的に変えるのではなく、子どもたちが次世代で生きていく可能性を直接高めたい。それができるのはライフイズテックだけだと改めて感じています。


必要なのは「教育を変える」という強い意志

ー ライフイズテックのセールス組織にはどんな人がいるのでしょう?

私自身、SaaS領域は初めてですが、能力の高いメンバーが多く助かっています。それぞれバックグラウンドは違いますが、強みをうまく噛み合わせることで、大きなパワーが出せると考えています。

私たちは、これまで誰も成し遂げたことのないことに挑戦しています。だからこそ、自分で考え、挑戦する姿勢は非常に重視しています。私たちは、この1年でシェア50%の実現を目指しています。現在のシェアは約20%なので、並大抵の手法では辿り着けない高いゴールと言えるでしょう。メンバーそれぞれがアイディアを出し合い、工夫することが欠かせません。

今のセールスチームは「自分たちがやらなければ教育は変わらない」と、熱い気持ちで向き合っているメンバーが多いと思いますね。セールスとしてのスキルや経験も大切ですが、それ以上にマインド面、教育に対する熱い気持ちは非常に大切だと思います。自治体を動かすには時間もかかることが多く、常に順風満帆とはいきません。そんなときでもあきらめることなく、粘り強く向き合うには「自分たちが教育を変える」という気持ちが重要です。

ー 最後に今後の目標を教えてください。

子どもたちはそれぞれに個性があり、全員に大きな可能性があります。それを眠らせているのは非常にもったいない。自分の可能性を広げ、人生を変えるきっかけは、住んでいる場所や家庭環境に関係なく与えられるべきだと思うんです。

「全ての中学生が自分の可能性に気づき、思いっきり生き続けられる社会をみんなで創る」これはチームのみんなで決めた公立中学チームのミッションですが、まずは1日も早く全ての自治体に私たちのサービスを届け、一人でも多くの子どもたちに格差なく自分の可能性を広げられるきっかけを提供できたらと思っています。

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