みなさん、こんにちは。リデル採用担当です。
いきなりですが、、、この記事を読みながら、心のどこかでこう思っていませんか?
「で、この会社、実際のところどうなの?」
もしそう思っていたなら、それはとても健全な感覚です。むしろ、いまの就活生の約8割が、まさに同じことをしています。
このたびリデルでは、就職活動中の大学生・大学院生100名に「就活とSNS」についてのアンケートを実施しました。企画も実施も、担当したのは学生インターンのメンバーです。就活の当事者が、就活の実態を聞きにいく。だからでしょうか、返ってきたのは、企業側からするとなかなか耳の痛い数字でした。
SNSは、もう公式採用HPを追い越していた
「よく使う就活情報源」を重視度でスコア化したところ、SNSは124pt。企業の公式採用ホームページは110pt。就活ナビサイトに次ぐ2位に、SNSが入りました。
さらに、68%の学生が「SNSで偶然見た投稿がきっかけで、それまで知らなかった企業に興味を持った」と答えています。そのうち約半数(51.5%)は、エントリーや説明会参加といった行動にまで進んでいました。
つまりSNSは、いまや企業との「最初の出会い」が起きる場所です。
ただ、この数字にはもうひとつの読み方があります。興味を持った学生の残り半分は、行動の手前で立ち止まっている。出会いは作れても、そこから先の橋がかかっていない、ということです。
79%が、「本当の姿」を裏取りしている
そして、ここからが本題です。
企業を知ったあと、学生が何をするか。口コミサイトで評価を確認する人が44.0%。「社名+辞めたい」「社名+ブラック」で検索する人が36.0%。「社名+残業」「社名+パワハラ」で検索する人が28.0%。
どれかひとつでもやっている学生は、79.0%にのぼりました。
10人のうち8人が、企業の言葉をそのままでは受け取っていない。値札を見たあと、必ず裏を返して確認している。そんな感覚に近いかもしれません。
面接の前に、企業はもう面接されている。そう考えたほうが、実態に近いと思います。
学生が嫌うのは、「盛った演出」だった
では、何が嫌われるのか。
調査で「センスがない」と感じる投稿として最も多く挙がったのは、演出臭が透けて見えるものでした。社員を無理やり踊らせる動画には、73.0%が「センスがない」と回答しています。
自由回答には、こんな声もありました。
「服装がきちっとみんな揃っている。若い人が説明していて、上司っぽい人が監視するように見ていて違和感。」
「説明会の時点では、あくまでも学生は社員ではなくまだ自社のお客様となる可能性もあるのにも関わらず、敬語を使わないことがあり、違和感を覚えた」
距離を縮めようとした演出が、そのまま距離を広げてしまっている。若い世代の「大人の商売っ気」に対するセンサーは、私たちが思っているよりずっと精度が高いようです。
刺さるのは、拍子抜けするほど地味なもの
逆に、志望度が上がるSNSの特徴として上位に来たのは何だったか。
1位は「社員の等身大の日常」で57.0%。2位は「自然体の職場」で51.0%。
派手なバズでも、洗練されたブランドムービーでもありませんでした。学生が見たいのは、そこで働く人が、ふつうにどう過ごしているかだった。
私たちはSNSマーケティングを生業とし、これまで7,000社以上のご支援をしてきました。その経験から言えることがあります。数字は「何が起きたか」を教えてくれますが、「なぜそう感じたか」までは教えてくれません。だから私たちは、データの手前にいる人の言葉を読みにいきます。
今回の調査も同じでした。79%という数字より、「これ絶対嘘だ」と直感したという学生のひとことのほうが、はるかに重い。
だから私たちは、盛らないと決めた
リデルのミッションは「個人の影響力を、人々の未来のために。」です。
人が人の心を動かす力を信じている会社が、自分たちの発信だけ演出で固める。それはさすがに、筋が通りません。
だから、はっきり書きます。
盛った瞬間に、私たちは選ばれなくなる。
このストーリーも同じです。良い数字だけを並べて書くこともできましたが、それではこの調査を自分たちで否定することになります。だから、行動に至らなかった残り半分の話も、耳の痛い自由回答も、そのまま載せました。
みなさんが私たちを裏取りするのは、当然のことだと思っています。検索してください。口コミも見てください。そのうえで、それでも話を聞いてみたいと思っていただけたなら、それはきっと本物の興味です。
こんな人と、一緒に働きたい
・自分の言葉で語ることを、面倒がらない人
・数字の裏側にいる人の気持ちまで想像したい人
・きれいごとより、ちゃんと機能することを選べる人
SNSも採用も、結局のところ「信頼をどう設計するか」という同じ問いの上にあります。その問いを一緒に考えてくれる仲間を、私たちは探しています。
まずは気軽に、「話を聞きに行きたい」から。裏取りしたあとで、かまいません。
【出典】LIDDELL株式会社「大学生の就活・SNS活用に関するアンケート」/調査対象:就職活動中の大学生・大学院生100名/調査期間:2026年4月〜6月/調査方法:Googleフォーム・LINE・オフラインコミュニケーション