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CTO Night and Day 2019 Fallに参加してきました!

こんにちは、CTOの時武です。
先日10月8日〜10月10日、AWSさん主催の招待制CTO向けイベントであるCTO Night and Day 2019 Fallに2年ぶりに参加してきました。様々な会社からCTOやそれに準ずる職務をされている方々が集まるイベントで、何年もCTOをされているベテランの方や自分のような比較的新人まで、経歴も千差万別です。
CTOという職務につく上で難しいと感じていることの一つに「同じような立場の人への相談」があるのですが、このイベントでは参加者ほぼ全員がCTOなので、気軽な悩み相談やケーススタディを行うことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
簡単ではありますが、自分なりのイベントのハイライトを残しておこうと思います。

Day0 〜前夜祭〜

イベントには今回も前夜祭から参加させていただきました。
前回参加した際は立食パーティーだったのが今回は着座での会食だったので、同じテーブルの方々とじっくりお話できたのが個人的には嬉しかったポイントでした。
自分のテーブルで話題になっていたのがセキュリティやX-Techならではの悩み、ちょっとセンシティブなお金のこと…などで、盛り上がった一方で皆さん同じような困難を抱えているということを強く実感しました。

Day1

アンカンファレンス

アンカンファレンスはテーマごとに少人数に分かれてディスカッションを行うセッションです。
CTOがどこまで・どのようにピープルマネジメントを行うべきかに興味があった私は「VPoEとCTO」というテーマに参加しました。
CTOとVPoEの役割分担どうするべきなのか、なぜVPoEを置くのか、どのタイミングでVPoEというポジションを設けるべきなのか、等について濃密な議論をすることができ、自分の中でのモヤッとしていた部分がある程度解消できました。

Panel Discussion グローバルCxOで激論!~Role of the CTO~

ゲストスピーカーとして来られていたGremlin Inc共同創業者兼CEOのKolton Andrus氏と、Snyk Ltd共同創業者のGuy Podjarny氏を含めたグローバルなパネルディスカッションでした。
テーマはCTOの役割についてでしたが、基本的には国が変わってもCTOの役割は共通で、特に創業期に参画したCTOに求められるのは「状況に応じて何でもやること」ということでした。また日本においては、共同創業者としてCTOになるケースがまだそれほど多くなく、エンジニアがもっと経営視点を持つことが今後重要視されるだろう、という話もありました。
ゲストCTOと比べると経営視点という点では自分はまだまだだな…と思うところがあり、身が引き締まる思いでした。

今回のメイン会場となったTHE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO.
雅な日本庭園の中で学び多い充実した2日間を過ごすことができました。

Day2

座禅ワークショップ

Day2の午前中は各自興味のあるワークショップに参加する形式で、私はセルフカルティベーションというテーマで座禅を行ってきました。
座禅というとただ座って瞑想する行為だと思っていたのですが、「精神を研ぎ澄ますことで外界の刺激に対して自分がどのように反応しているのか、普段無意識に反応してしまうようなことにも客観的な視点を持つことで、自己の本質を見つめ直す行為だ」という話は非常に新鮮でしたし、この場限りの体験ではなく今後の生活にも取り入れてみようと思えるワークショップでした。

CTO Dojo

午後一番に行われたCTO Dojoは3会場 x 3セッションでのライトニングトークでした。
ちょうどこの職に就いてから2年が経過したこともあり、この2年間の振り返りと反省として私も登壇させていただきました。2年間の間には悪いこともたくさんあり、そのような経験は苦い思い出として脳裏に強く焼き付いていたのですが、同じような経験をしたCTOが思った以上にたくさんおり、他社での事例を聞くことができたのはとても参考になるとともに、ちょっと肩の荷が下りた気分でした。

CTO Dojoのセッションの中で自分が聴講できたのは2つだけでしたが、特にネガティブな話には人が集まっている印象でした。会社を経営していく上でネガティブな出来事をすべて避けることは実質不可能ですが、そのような事態にぶつかったときにどうやって解決しようとしたのか、どうすればよかったのかという貴重な体験談を聞くことができたのはクローズドイベントならではでした。

まとめ

3日間のCTO Night and Day 2019 Fallに参加し、CTOとしてのあり方について様々な教訓や示唆を得ることができました。結局のところ、CTOというロールの人間がなにをやるべきかはチームによってもステージによっても異なり一つの決まった解はないのですが、直近ではLegalForceというプロダクトをさらに良いものにすることに尽力し、チームがストレスなく仕事できる仕組みづくりを進めていきたいと考えています。
また来年、これからの1年での学びをコミュニティに還元できるよう頑張っていきます。

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