HR業界未経験から立ち上げ期SaaSの 1人目CSを任されるまで。「人と組織の課題を解決したい」その想いが導いた新たな挑戦とは。
こんにちは!株式会社リーディングマーク広報担当の黒澤です。
本日は、ミキワメ事業本部 カスタマーサクセスマネージャーの渡辺さんに、インタビューをしてまいりました。
※掲載社員の仕事内容・部署は取材当時(2025年3月)のものです
- リーディングマークの魅力
- 自社メンバーの特徴
- カスタマーサクセスの大変さ・面白さ
についてお話しして参りますので、HRやSaaS領域で活躍したい方や、カスタマーサクセスに興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
渡辺さんプロフィール
大学卒業後、株式会社ニトリに入社し、福島県の店舗で2年間勤務したのちに、BtoBの受発注のマッチングサービスを手がけるPRONI株式会社に転職。カスタマーサクセス部門のリーダーとして活躍。2024年11月にリーディングマークに入社し、組織開発事業部のカスタマーサクセスマネージャーとして勤務。4月よりミキワメ事業本部 事業開発部 カスタマーサクセスチームマネージャーとして活躍中。
「全ての人の仕事を楽しくする」ために転職を決意
ー大手企業からベンチャー企業に転職した理由を教えてください。
最初に入社したのはニトリでした。きっかけは、説明会や選考を通じて出会った社員の方々が皆「自己実現のために働いている」と語っていて、それがすごく印象的だったからです。実際に入社してみると、組織としての安定性や成長の機会はありましたが、自分が想像していたよりも遥かに自己実現までの距離が遠く、転職を考えるようになりました。
次は自分をより速く、飛躍的に成長させたいと思い、IT系や人材系のベンチャー企業に絞って転職活動を始めました。複数社から内定をいただいた中で、組織風土や社員の雰囲気が自分に一番フィットすると感じたユニラボ(現PRONI)に入社しました。
自己分析の先に見えた、「人と組織」への強い関心
ーリーディングマークに転職するきっかけを教えてください。
PRONIには「成長したい」という気持ちだけで飛び込んだ部分がありました。ありがたいことに、様々な挑戦をし成長させていただく中で「自社プロダクトや事業を、本気で自分が心から伸ばしたいと思えているのか」と疑問を感じるようになりました。
そこで改めて自己分析をしてみたところ、自分は「人」と「組織」に対する感度が高いことに気づきました。学生時代のアメリカンフットボール部でも、プレーヤーとしての活躍と同じくらい組織をどう強くするかを考えるのが楽しかったのを思い出して。
加えて、社会人になってから「仕事を心から楽しめていない人が多い」と感じていたんです。自分はずっと楽しく働けていたのでそこに強く課題意識を持ち、人と組織の問題を解決できる会社を探し始めました。
人に対する理解をとことん突き詰めている会社こそが、この課題を解決できると感じて。
いくつかの企業を受けた中でも、リーディングマークは「人」に対するこだわりが圧倒的で、ここで働きたいと思いました。
ーリーディングマークの人にこだわりを感じているところはどこだと感じますか。
まず、「人」に対する探究心の深さですね。そもそも人に対する想いが熱狂的に強く、その上で人間性や適性を科学的に理解しようとしている姿勢が印象的でした。
たとえば、性格や個人要素から適性を可視化するプロダクトを開発しており、面接時にそのデモ画面を見せてもらったときは本当に感動しました。
また、社内には「組織心理研究所」という部署があり、心理学の専門家も在籍しています。こういった人と組織に向き合う姿勢に、本気度を感じました。
人と組織の問題を解決できるのがやりがい
ー現在の仕事内容を教えてください。
ミキワメ事業本部でカスタマーサクセスマネージャーを務めています。主に、当社のHRプラットフォーム「ミキワメ 適性検査」「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」を導入いただいている企業への支援を担当していました。
サービスをしっかり現場に根付かせて、精度高く活用してもらうには段階的なアプローチが必要なんです。お客様の理想に寄り添いながら、数年間にわたって継続的にサポートしています。
また、チームの数字管理や、メンバーのキャリア面談・フィードバックなど、マネジメント業務も担っています。
※4月からはミキワメ事業本部 事業開発部、1人目のカスタマーサクセスを担っています。
ー渡辺さんが感じる仕事のやりがいは何でしょうか。
人や組織が抱える課題に対して支援ができていることには非常にやりがいに繋がっています。自分の興味のある分野の仕事に携われていることに充実感を感じています。
「離職を減らしたい」「採用のミスマッチをなくしたい」という想いは、企業の組織課題においてクリティカルな部分といえます。
カスタマーサクセスとして顧客のサポートは本質的な価値提供であり、人と組織の課題解決に貢献できていると肌で感じていますね。
ー入社してから大変だったことは何でしょうか。
HRの知見が全くない状態で入社したため、キャッチアップするまでは苦労しました。
当社のカスタマーサクセスの部署は、人事やHR業界出身の人間が多く、業務には採用から組織開発までの深い知識が必要なので、カスタマーサクセスとして独り立ちするまでに悪戦苦闘しました。
とはいえ、もともとカスタマーサクセスの経験があったため、お客様の支援までの流れは理解していました。肉付けできる知識が足りなかったため、少しずつ言語化することを意識して勉強していましたね。
言葉の意味合いだけでなくどのような分野がつながるのか体系的に理解するために、先輩の案件に同席したり、メンバーに質問したり、行動量でカバーしました。
メンバーの中長期的なキャリア形成を目指す
ー渡辺さんが働くうえで大切にされていることはありますか。
一番大切にしているのは、「楽しく働くこと」ですね。チームとして前向きな雰囲気をつくれるよう意識しています。
メンバーの顧客志向の高さはとてもポジティブに感じている一方で、組織としては中長期的な視点を持つことには伸びしろがあります。だからこそ、マネージャーとして「今やっていることが将来どんな価値になるのか」を意識的に伝えるようにしています。
また、メンバーとの会話の中でも「その行動はあなたのキャリアにどうつながると思う?」と問いかけるようにしています。顧客の自己実現を支援する仕事だからこそ、メンバー自身の自己実現も置き去りにしないようにしたいんです。
ー渡辺さん自身の目標は何でしょうか。
個々の仕事をやり切りながら、自分のスキルを尖らせていくことが目標です。私はどちらかというとバランス型で、器用貧乏なところがあるんです。だからこそ、「これが得意」と胸を張って言える分野をつくりたいです。
自分が一番成長できる瞬間は、「やり切った」と思えるときだと思っているので、目の前の仕事に全力で向き合い、一つずつスキルを磨いていきたいですね。
さらに4月からはミキワメ事業本部 事業開発部に異動しました。
「ミキワメマネジメント」というSaaSとして3つ目の事業の立ち上げに携わっております。
カスタマーサクセスの1人目としてプロダクトをPMFさせるべく便益を磨いております。
難易度は非常に高い役割ですが、全力でやり切り、会社/自分自身の成長に繋げていきたいと思っております。
リーディングマークは自己実現への想いがアツい
ーメンバーの共通点を教えてください。
みんな、驚くほど当社のミッションに共感しているところですね。私たちのミッションは、「世界の人々の自己を実現したいという欲求に対して、社会の仕組みをDesignすることで、大きく有益なImpactを与える」ことです。
入社直後の1on1では、どのメンバーも熱くこのミッションについて語ってくれました。むしろ、私の自己紹介のタイミングがないくらい(笑)。それだけ、この想いが社内に浸透しているんだと感じました。
その背景には、経営層自身が本気でミッションを体現している姿勢があります。トップが心から信じているからこそ、事業も組織もミッションに一貫性があって、メンバーにも伝わっているんだと思います。
ーリーディングマークの魅力を教えてください。
他社にはないレベルで「自己実現」に向き合える環境があることだと思います。HRテックという難易度の高い領域に挑戦しているからこそ、営業力だけでは通用しません。コンサル的な提案力も求められますし、必然的に成長できる環境です。
今では社員も150人近くまで増えましたが、社風としてはまだまだベンチャーらしさが残っています。「自分を変えたい」「もっと成長したい」という方には、スピード感のあるこの環境はとてもフィットすると思います。