こんにちは!株式会社リーディングマーク広報担当の黒澤です。
本日は、ミキワメ事業本部 カスタマーサクセス部 LIVE送客部門リーダーの倉橋さんにインタビューをしてまいりました。
・金融業界からリーディングマークへ転職した理由
・リーダーとしての試行錯誤や、大切にしていること
・やりがい、成長を感じる瞬間
についてお話しして参りますので、「働く人の自己実現に関わる仕事がしたい」方や「挑戦を後押ししてもらえる環境で働きたい」方はぜひ最後までご覧ください。
カスタマーサクセス部 LIVE送客部門リーダー
倉橋さんプロフィール
2020年に三井住友銀行へ入行。総合職リテール部門で個人顧客の資産運用提案や窓口業務に従事。出向先のSMBC日興証券で勤務したのち、2023年にリーディングマークへ転職。現在はカスタマーサクセス部 LIVE送客部門リーダーとして、ミキワメLIVEの企画運営やチームマネジメントを担う。
「なりたい自分」を求めて──上京と就職活動の選択
ーまずは、大学時代のお話を伺いたいです!
長野県出身で、もともと東京に強い憧れがありました。親からは「大学4年間なら東京に行ってもいいよ」と言われていたこともあり、迷わず上京しました。
大学ではアパレルのアルバイトをしたり、美容系メディアで長期インターンをしたりと、自分の“好き”に正直に、いろいろなことにチャレンジしていました。東京のキラキラした雰囲気の中で、やってみたかったことを形にできて、「なりたい自分に近づけているな」と感じられる時間でもありましたね。
ーその後の就職活動では、どのような軸で会社を選ばれましたか?
「長野に戻る」という選択肢は、自分の中にはありませんでした。
東京という広い世界で働きたいという気持ちが、ずっと根強くあったからです。
就活の初期は、アパレルへの思いも残っていて、ファッション業界や誰もが知るような知名度の高い企業を中心に、幅広く見ていました。どこか“かっこよさ”への憧れもあったと思います。
金融業界を志すようになったのは、「銀行なら地元にも支店があるから」と親から就職先として許しが出たのがきっかけでしたが、それだけではなく、「人生そのものに関わるサポートができる仕事」であることにも惹かれました。暮らしや将来設計に寄り添える点に魅力を感じ、最終的に金融の道を選びました。
「壁にぶつかりつづけた」1年が、視野を広げる転機に
ーその後、転職しようと思われたきっかけを教えてください。
入行して3年目にグループ会社のSMBC日興証券へ出向しました。ちょうどコロナ禍でマーケットが不安定な時期だったこともあり、数字への厳しい要求が続く環境でした。そんな中で「成果を出す力」や「やりきる姿勢」を自然と鍛えられた一方で、自分らしい働き方とは何かを改めて考えるようになりました。
結果だけを追いかける日々を経験したからこそ、「もっと自分らしく働ける環境で挑戦したい」という想いが強まりました。振り返れば、あの1年が自分の視野を広げ、転職を考える大きな契機になったと思っています。
ーコロナ禍で、かなりタフな環境だったのですね…。
そうですね。本当にしんどい時期ではありましたが、だからこそ、数字への意識や、どんな状況でもアクションをやりきる姿勢が自然と身についたと思っています。
大学から東京に出て、名前のある会社に入って順調にやってきた私にとって、あの経験は「自分の弱さ」や「できなさ」にしっかり向き合う機会でした。正直、あの経験がなければ、今も天狗だったかもしれません。
そういう意味では、大人としての軸を持ち直すきっかけになった、大切な時間だったと思っています。
組織を“理論”から“現場”へ
──HR領域への関心が芽生えた理由
ー転職先としてリーディングマークに興味を持ったきっかけは何ですか?
大学時代は組織行動論を専攻していて、企業やチームのあり方、組織がうまく機能するためにはどうすればいいのかを理論ベースで考えるゼミに所属していました。
その後、実際に2つの大手企業で働くなかで、「組織はこうすれば変わる」というアカデミックな知見を、実務の現場で活かすことの難しさを痛感したんです。現場には現場のリアルがあり、理論通りにはいかないことが多いなと…。
そうした経験を通じて、もっと根本的な部分に関わりたい、組織の土台づくりに携わる仕事がしたいと思うようになりました。自然とHR領域に関心が深まり、そのなかでリーディングマークの存在を知ったのがきっかけです。
ー最終的にリーディングマークへの入社を決めた理由を教えてください。
リーディングマークが掲げている「働く人の幸福」や「自己実現」という言葉に、自分のこれまでの歩みをまるごと肯定してもらえたような気がしたんです。
地方出身で、もっと広い世界を見たくて東京に出てきたこと。前職で悩んだ日々。そうした経験を重ねた今だからこそ、「なりたい自分でいられること」の大切さに、強く共感できたのだと思います。ミッションに心から惹かれて、「ここしかない」と感じ、入社を決めました。
選考の中で出会った副社長や社長の雰囲気も、とてもあたたかくて。転職活動中は、気になる企業のホームページを友人に見せて相談していたのですが、リーディングマークのページを見せたときに「この会社、人が良さそうだね!」と言われたことも、背中を押してくれましたね。
「みんなで勝つ」リーダーとしての試行錯誤と学び
ー担当されている業務について教えてください。
入社してから最初の5カ月ほどは、ミキワメ就活の営業部門に所属していましたが、その後、カスタマーサクセス部に異動し、LIVE送客部門のリーダーを務めています。
ミキワメLIVEは、学生向けの合同企業説明会のようなイベントで、1回あたり1,500〜2,000人ほどが参加する大規模なものです。私は、そのイベントに学生を集客するための企画や施策の立案を担当しています。
リーダーとしては、チームメンバーのオンボーディングやOJTのサポート、日々の業務フローの改善、チームづくりなどにも力を入れています。
ーチームの雰囲気や、メンバーとのコミュニケーションで意識していることを教えてください。
現在のチームは、マネージャーの髙橋さんのもと、私がリーダーとして3名のメンバーをまとめる形で動いています。会社の中でも比較的落ち着いた雰囲気のチームですが、目標はしっかり追いかける“熱さ”も兼ね備えているのが特徴ですね。
メンバーには、「目標は必ず達成する」という前提のもと、そこに向かうプロセスをどう工夫し、どう取り組むかを大切にしてほしいと伝えています。やるべきことが手つかずだったり、優先順位がずれていたりするときには、少し厳しく伝えることもあります。
ですが、やり切ったのであれば、安心して弱音を吐ける──そんなチームでありたいと思っています。
ーリーダーとしての難しさを感じたことはありますか?また、それをどう乗り越えましたか?
4月〜6月は、私たちの事業部にとって繁忙期。連日イベントが続き、私自身も目の前の対応に手一杯で、チームのことまで細やかに気を配れない時期が続きました。
ちょうどその時期にメンバーの入れ替わりもあり、新しい方のオンボーディングにも時間がかかるタイミング。つい「自分でやったほうが早いかも」と思ってしまって、何でも自分で抱えてしまうモードに入ってしまったんです。
でも、そうすると当然ながらチームとしてはうまく機能しませんし、人も育たない。何より、このやり方は続けられないと感じて、少しずつ自分のマインドを切り替えるようにしました。
「みんなで勝つ」というリーディングマークのバリューがあるのですが、まさにそれを意識するようになりました。その人自身も「勝てる」ように、ちゃんと巻き込み、信じて任せていく。今は、そんなチームの在り方を模索しながら進んでいます。
「これが私の仕事」
──胸を張って働ける喜びが、今ここにある
ー仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
社内には「内定承諾者bot」という仕組みがあります。学生さんがミキワメを退会する際に「素敵な企業に出会えました」「使ってよかったです」といったメッセージを残してくれるのですが、そのメッセージを社内で共有されるbotです。
そのリアルな声に、「ちゃんと役に立てたんだ!」と実感できるのが何より嬉しいですね。
私自身、新卒時はブランド名だけで会社を選んだところもありました。でも、選択肢を知ることで本当に自分に合う道が見つかることを実感したからこそ、ミキワメを通じて納得のいく選択ができたという声には特別な思いがあります。
ミキワメLIVEは売上規模も大きく、事業インパクトも大きい商材。大きな山を乗り越えたときの達成感も格別です。前職では「これでいいのかな」と迷いながら頑張っていましたが、今は「これでいい」と胸を張って働けていることが、何よりのやりがいですね。
ーリーディングマークで働いて、どんな時に自分の成長を感じますか?
最近、「会社全体を知るって大事だな」と実感する出来事がありました。月に一度の全社総会「月例会」の運営を担う“月例委員”に声をかけられ、正直最初は「まぁやってみるか…」くらいの気持ちで引き受けたのですが(笑)、やってみると意外と面白くて。
全社の動きや目標が見えるようになると、自然と会社への愛着も湧いてきて、自分の発言や行動がどんな影響を与えるのかを意識するようになりました。立場が変わる中で、自分の在り方を考える良いきっかけになったと思います。
挑戦を後押ししてくれるこの場所で、
さらに大きく成長したい
ー倉橋さんご自身が、今後クリアしていきたい課題はありますか?
最近よくもらうフィードバックが、「もう一段上の視点を持とう」というものです。これまでは目の前の業務やタスクをどう進めるかに重きを置いていましたが、「これは何のためにやっているのか」「どんな目的に紐づいているのか」といった“上位概念”を意識する必要があると感じています。
また、チームや事業全体をどう導くか、そのために誰にどう伝えるかといった“巻き込み力”も課題です。相手や場面に応じて、どのくらい具体的に話すか、抽象的に語るかのバランスが難しく、日々試行錯誤しています。
そのためにも、ビジネス全体やマーケットに関する理解をもっと深めていきたいですね。
ー最後に、改めてリーディングマークの魅力を教えてください。
一番の魅力は、やはりミッションです。「人がなりたい自分を実現できる社会へ」という言葉のとおり、自己実現ややりがいを大切にし、それが採用支援や適性検査、ウェルビーイングサーベイといった事業にもきちんとリンクしている。そこに誠実さを感じます。
あとは、「人がいい」というのも大きな魅力ですね。会社の規模が大きくなる中でも、明るく前向きで、思いを持ったメンバーが多く、その雰囲気が私はとても好きです。
風通しの良さも魅力のひとつ。やってみたいことを発信すればチャレンジさせてもらえるし、動き出しも早い。私も営業からCSへの異動を希望したとき、なんと5日ほどで実現したんです!やる気さえあれば挑戦できる、この環境は本当に魅力的です!