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ーみんなに等しく与えられた“20代という時間”をどこに投資するかで、30代以降の選択肢が変わるに決まってるやん。
クジラ株式会社の代表である矢野に言われて、ハッとした。
ークジラ株式会社として内定を渡すけど、就職活動は引き続き他社も回ってね。
「止めて」ではなく「続けて」という言葉に、不思議な気持ちになりつつもこの瞬間が強烈なシーンとなったことは言うまでもない。
自分の周りに「心の底から憧れる、カッコいい大人」は何人いるか?
私の頭にパッと浮かんだのは、尊敬するインフルエンサー1人だけだった。
連絡先を知らないどころか、会ったことすらない。
ーじゃあ、知っている大人は何人いる?カッコいい大人はそのうちの何%?
…。どんなに少なく見積もっても、100人以上は知っている。
つまり、自分の周りにいる「カッコいい大人」は1%未満ということだ。
ワークライフバランスの正しい理解
ー身の回りにいる大人の大半が「カッコ良いと思えない大人」だと思っている反面、多くの学生は「誰かにとって憧れの存在なりたい」「誰かを助けてあげられる人になりたい」と思っている。
じゃあ、世の中でセオリーとされている事に流されるんじゃなくて、自分で「考える」「決める」「行動する」が大切だと思うよ。
5年後、10年後の自分のキャリアが想像できなくても、「誰かにとって憧れの大人、1%に入れるように努力する」と考えたら、「働く」とか「就職活動」とかも考えが変わってくるよね。
ワークライフバランスという言葉が広がるにつれて、「仕事を減らして、プライベート(の時間)を増やせば幸せになれる」という誤解が浸透しているところにものすごく違和感がある。
20代のみんなが平等に与えられている時間を、ワークに投資するのか?ライフに投資するのか?30代以降、どんなリターンがほしいかを考えると「20代は仕事に懸ける」っていうのもすごく素敵なことだと思うよ。
人生の手綱を握るチカラはついているか?
あれから2年ほどが経って思う。
ワークライフバランスの「バランス」とは、20代の時間をどこにどれだけ投資するかのバランスであり、気を抜くと時間は流砂の如く流れていき、投資ではなく消耗してしまう。
ー今の時代は、他人に何かを与えられる幸せではなくて、「自分の人生の手綱を、自分でしっかり握っているか?」が幸せを決めると思う。
と、矢野はよく言う。
今、私の”働く”とは「自分で決めて、自分で行動する」ことが当たり前になっている。
もっと頭を使おう、もっと手を動かそうというのが入社当時の私にはなかなか難易度が高かったけど、今はむしろ「他人に決められて、他人に動かされる」なんて想像できない。
リノベーションの営業ディレクターとして入社し、夏頃にはひとりで任せてもらえるようになり、2年目の今は、動画コンテンツのプロジェクトマネジメントに立候補したことを承認してもらいチャレンジできている。
体感としては、ほとんどの仕事が「誰かに指示された仕事」ではなく「自分から見出して始めた仕事」である。
近い将来、身近な誰かにとって「憧れの大人は三橋さん。本当にカッコ良くて素敵です」と言われる1%の大人になりたい。