株式会社コンタクト 採用担当の末永です。私は現在、採用・教育・人事・エンジニアサポート を担当しています。
「自分にエンジニアなんて、本当にできるんだろうか…?」
これは、これまでに多くの未経験者とお会いしてきた中で、必ず聞く言葉です。
そしてこの問いこそが、あなたが新しい挑戦に対して真剣に向き合っている証拠でもあります。
最近では、SNSや動画サイトなどで「未経験からエンジニアへ」「文系出身でも活躍できる」などという情報が溢れていますよね。
でもそれを見て、かえって不安になる人も多いんです。
「自分とは違う世界の話かも…」
「勉強ができる人だけの話じゃないの?」
「結局、向いてる人って限られてるんでしょ?」と。
そう思ってしまう気持ち、本当によく分かります。
IT業界のイメージは“幻想”でできている?
まず多くの人が勘違いしがちなのが、「エンジニアは最初からPCに詳しくて、数学が得意で、理系出身の人が多い」というイメージです。
でも、実際はそんな人ばかりではありません。
私たちの研修には、たとえば以下のような方が参加しています。
- 高校卒業後、飲食店でアルバイトを続けていた方
- 接客業で働いていたが、将来が不安で転職を決意した方
- 一度大学を辞めたけれど、「手に職をつけたい」と再出発を選んだ方
どの方も、最初は「向いてないと思ってました」と口をそろえて言います。
けれど、研修が進むにつれて、自分の変化を実感していくのです。
向いている人の共通点とは?
では、未経験からエンジニアとして活躍できる人には、どんな特徴があるのでしょうか?
私たちは何百人もの研修生を見てきて、ある「たった一つ」の共通点に気づきました。
それは――
「分からないことを、そのままにしない人」です。
知識があるかどうかではありません。
経験があるかどうかでもありません。
どちらも、あとからいくらでも身につきます。
でも、「なぜ?」「どうやって?」と考え、調べ、試そうとする姿勢だけは、自分の中に持っていないと身につかないものです。
ある研修生のエピソード
ここで、一人の研修生の話をご紹介します。
彼は、もともと工場で働いていました。パソコンは業務日報を印刷する程度しか使ったことがなく、タイピングもゆっくり。
プログラミングの「プ」の字も知らない状態でのスタートでした。
でも、彼にはある強みがありました。
それは、「分からないことを放置しないこと」。
分からないときはすぐに調べ、それでも分からないときは先輩や講師に質問し、自分なりに言葉で整理しながらノートにまとめていました。
そしてその姿勢は、周囲の仲間にとっても刺激になり、研修全体の空気を変えたほどでした。
半年後、彼はシステム開発プロジェクトに配属され、今では後輩のサポートも任されるようになっています。
彼が特別だったわけではありません。
ただ、「分からない」を乗り越える小さな努力を、日々積み重ねただけです。
エンジニアに必要なのは「考える習慣」
よく「ITエンジニアは技術職」と言われますが、私たちはそれ以上に「思考の職業」だと考えています。
仕様書を読んで、「この言葉はどういう意味だろう?」と考える。
バグが出たときに、「どの部分が原因だろう?」と検証する。
お客様に説明するときに、「どう言えば分かってもらえるか?」と伝え方を考える。
つまり、「思考力」や「伝える力」も求められる、とても人間的な仕事なのです。
だからこそ、「一緒に考えられる人」「あきらめずに掘り下げられる人」が活躍しています。
だから、学歴も経験も関係ない
私たちが採用や育成において、学歴や経歴を問わないのは、こうした理由からです。
どんな人でも、
「分からない→調べる→理解する→実行する」というサイクルを回せるようになれば、
立派なエンジニアとして活躍できるからです。
もちろん最初は誰だって不安です。
でも、研修を通して「考え方」や「進め方」を学べば、自信をもって現場に立てるようになります。
最後に
ここまで読んでくださったあなたは、きっとどこかで「やってみたい」という気持ちがあるのだと思います。
その気持ちがあれば、あとは一歩踏み出すだけです。
やってみなければ分からないこともありますが、やってみれば意外と「自分にもできるかも」と思える瞬間が必ず来ます。
大切なのは、「自分には向いていない」と決めつけてしまう前に、「向いているかどうかは、やってみてから決めよう」と考えること。
これから、進路について考えるシーズンがはじまります。
専門学校や大学への進学を考えている方、または「そろそろ進路を決めなきゃ」と迷っている高校生や既卒の方もいるかもしれません。
「ITエンジニアに興味があるけど、自分にできるのか不安…」
そんなあなたにこそ、私たちの育成制度を知ってほしいのです。
私たちは、未経験からプロのITエンジニアを目指せる研修カリキュラムを提供しています。
- ITの基礎から始める480時間の研修
- 先輩エンジニアと一緒に学べる現場OJT制度
- 学びながら給与を得られる就労支援型の仕組み
- 学歴・経験一切不問。必要なのは「やってみたい」という気持ちだけ
「まずは専門学校で学んでから…」というルートも素晴らしい選択肢です。
でも、「働きながら学びたい」「最短で現場に立ちたい」と思うなら、研修+OJT+給与付きという私たちの制度は、あなたの挑戦を加速させる選択肢になり得ます。
「学びながら、働く」――そんな進路も、ある。
エンジニアという仕事は、スキルを身につければ、年齢や経歴に関係なく活躍できる世界です。
そして、それを最短で実現する道として、当社のカリキュラムが多くの方に選ばれています。
一人で悩まず、まずは話を聞いてみませんか?
追伸
「専門学校か就職か、迷っている…」
「早く現場で働いて、経験を積みたい」
「でも、ゼロから始めるのが不安…」
そんな気持ちもすべて含めて、私たちが受け止めます。
やる気があれば、経験はあとからついてきます。
あなたの「最初の一歩」を、全力でサポートする準備はできています。