末永@採用担当|note
感情をリアルに伝えたいと思い、 「採用担当が本音で語る」をシリーズ化にして投稿。 大阪のIT企業 | ㍿コンタクト | 採用担当の末永です。 My Mission「エンジニア60名から100名体制へ」 経験・未経験問わずエンジニア募集中! 知識0でもOK!新人研修充実!
https://note.com/kontacts_saiyo
株式会社コンタクト 採用担当の末永です。私は現在、採用・教育・人事・エンジニアサポート を担当しています。
この度、「採用担当の本音」というテーマで、採用担当の私が感じる事・wantedlyでは言えない様なリアルな話をnoteで投稿してますので、是非ご覧ください。現在就活している方や転職を検討している方、これから就職活動を予定されている方に【採用担当】の本音を赤裸々に綴っていますので、面接対策の参考にしていただければ幸いです。
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若手エンジニアがつまずくとき、多くの場合「技術が分からないからだ」と思いがちです。
しかし実際の現場では、「分からないことが分からない」「聞きたいけど、うまく聞けない」といった“言語化できないこと”のほうが、より深刻な壁として立ちはだかっています。
たとえば、開発中にエラーが出たとき。
こういったことを、きちんと伝えられるかどうか。
ここに、若手の「本当の成長力」が隠れているのです。
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「できていない自分を知られたくない」
「何を聞けばいいか分からない」
「“こんなことも分からないの?”と思われたくない」
若手が抱えるこうした葛藤は、誰もが通る道です。
ただし、分からないことを放置すれば、その後の負担や信頼の損失は大きくなります。
こんなループに入ってしまうのは、「聞けなかった」ことが原因です。
一方、「分かりません」「今ここで困っています」と言える人は、
周囲のサポートを得ながら軌道修正し、結果的に成長が早い。
“わからない”を伝えられる人こそ、一番伸びる。
これは現場で多くの若手を見てきた実感です。
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当社では、エンジニア全員が毎週「週報」を提出しています。
この週報には、単なる進捗だけでなく、「考え方」「認識の深さ」「言語化力」がにじみ出ます。
例えば...
これらは一見問題なさそうでも、読み手には状況がまったく伝わらず、判断ができない。
逆に、課題を細かく書き出し、自分なりに考察した内容を記載している週報には、
「成長する素地」が感じられます。
言葉を尽くして伝えようとする姿勢は、
技術以上に信頼される“人間性の土台”でもあるのです。
おそらく若手の皆さんの中では、週報や報告書に書いても、恥をさらすだけ、評価に影響するかも?と思ってませんか?
→そんなあなたは目先のことしか見てません。それでは社会人として、エンジニアとして 成長は止まります。目に見えない間に…確実に同じ世代、同僚から成長スピードは遅れがスタートしてます。それが1年後…3年後…5年後に大きな差が生まれています。
例えば、あなたが24歳で3年、5年後になると一人前で自走できる時期です。そんな時に「これが分からない」「どうしたらいいか分からない」を新人と同じレベルで聞けますか?それこそ言いにくい状態になっています。
今、ハッと気づいたあなたは成長です。必ずしっかりと「分からないことが分からない」や「分からないこと」をしっかり伝える、相談する意識をつけましょう。
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とはいえ、現場で「言語化が苦手」なまま相談すると、誤解を生んだり、
余計に混乱させてしまったりすることもあります。
「変なことを言ってしまったらどうしよう」
「迷惑をかけたくないから黙っておこう」
そんな不安が、さらに相談や発信を難しくしています。
だからこそ、社内で“言語化をトレーニングできる場所”を設けておくことが重要なのです。
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当社では「コンピテンシーチーム制度」という取り組みを行っています。
これは、現場とは別の“社内チーム”を編成し、全エンジニアが定期的に所属・活動する制度です。
メンバー・サブリーダー・リーダーという役割のもと、
“今月のテーマ”に沿って、目標設定や行動振り返りを行う中で、
「自分の考えを言語化して伝える」という機会が自然と生まれます。
ポイントは、「間違ってもいい」「変でもいい」「まずは話してみよう」という空気感。
現場では遠慮してしまうことも、
社内のこの制度では、「伝える訓練」「書く訓練」「相談する訓練」として捉えられ、
若手にとって非常に良い“実験場”になります。
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この制度は2025年5月に第1回目をスタートし、
月ごとのテーマ(例:チーム精神・目標達成・誠実な対応など)を通じて、行動評価や成長機会を積み上げてきました。
そして今月で第1フェーズの全テーマが終了し、2026年1月からは本格運用の第2フェーズへ。
新たなチーム編成のもと、さらに実践的に「伝える力」「考える力」「マネジメント力」を育てていきます。
この制度があるからこそ、
若手が「相談できない」「発信できない」まま埋もれてしまうことを防ぎ、
個々の特性に合わせたフォローや育成が可能になるのです。
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技術を磨くことは、エンジニアとして当然です。
でも、どれだけスキルがあっても、「伝えられない人」は信頼されません。
一方で、「できないことを認める勇気」「相談できる誠実さ」「言葉で考える姿勢」は、
あなたを支えてくれる人を増やし、結果的に成長を加速させます。
「わからない」と言える人が、一番伸びる。
その環境が、コンタクトにはあります。
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