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大学生の皆さんへ 「現場が楽しければ仕事は道楽になる」

Photo by Jackson David on Unsplash

現場主義 「指導実績20年3千名以上を経た骨太の考え」

*写真は2022年4月に発行した書籍「国語の心得」 指導現場で修羅場と経験をしているからこそ書ける

大学生のみなさん

現場って聞くと「嫌だなぁ」と感じるものと思います。

泥臭くて、大変そう

私も22歳の頃はこんなイメージでした。しかし今は全く逆で、経営者ではありますが経営の仕事より現場で子供の指導や親の相談に乗っている時、社員と指導についてや子供について話している時の方が楽しいです。


私は塾長として教室の管理もしながら、会社の経営者としての仕事。そして現場にて週4日以上は子供の指導にあたっています。なぜ現場主義なのか?という一番の理由は子供のためになるからです。現場で教えているかどうかで子供に届けられる言葉は変わってきます。また親や子に与える説得力や具体性、提案内容は確実に変わってきます。

特に進路選択において、現場で指導していれば子供の学力や様子、状況をよりつぶさに観察することができます。そのため、偏差値だけを指標にした授業および進路指導などはしません。普通の塾では思いつかない授業や指導方法、受験戦略、進路選択で不登校の子を復活させてきた経験も多数あります。リスクを伴う助言もしますが、子供を良く見ているからこそできる提案であり、子供の未来の選択肢を増やすためのものです。本書のように不登校の受験を具体的に踏み込んだ内容の本が世の中にないのも私が現場で指導しているからだと思います。

第二の理由は子供や親、講師の声を聞けるからです。子供や親の声を常に直接聞けます。良し悪しを毎日突きつけられます。教育事業者として無謀な規模の拡大や利益の追求をすることは現場にいる限り「教育者として」できません。なぜなら自分がとる方針およびサービスの質や結果(学力の向上)や子供の反応に毎日直面するからです。さらに講師の声も毎日、直接聞くことになります。仲間である講師を裏切るような質の低い授業およびサービスはしません。彼らは私にとっても厳しい監督者であるとも思っております。


一方で今多くの教育機関の経営者やオーナーは現場におらず指導経験がないもしくはできない人が90%以上を占めています。フランチャイズ化、未経験でも可というのが今の教育業界の常となっています。そうなると経営者が、子供や親の声というものを直接聞く機会はありません。そのため規模や売上、実績のみを上げるような数字的な経営に向いてしまいます。今いろいろな教育機関ができて選択肢が増えたことが良いと思われがちですが、果たしてそうでしょうか?むしろ急な拡大路線、フランチャイズに走っている教師の質は下がっていると考えるのが自然です。こういった経営者絶対にしません。

最後に本音を言うと、楽しく、やりがいがあるからです。子供へ授業を提供し、「子供の姿勢、言動、考え方が日々成長している場面に立ち会えることは何よりの喜び」なのです。

これが現場で得られる最高の喜びであり、講師にとっての自信です。

私も新卒でJTに入社したころ、「現場なんて」とぼやいていましたが、その時から数年を経た頃から現場の楽しさとやりがいを痛感してます。JTでの製造現場は自分には合わなかったのかもしれません。

しかし今、教育現場はとても楽しいです。

スラムダンクという漫画で、主人公桜木花道の成長を安西監督が見守るシーンにて


「道楽か。確かにそうかもしれません。日一日と成長がはっきりと見て取れる。この上もない楽しみだ。」


というセリフはまさに現場の楽しみを表します。


社員である講師たちと日々話し合い、後悔や喜びなどを共有する日々ですが、「1日1日濃度が高いのが現場」だと思っております。これは社会人のスタートをさせてもらったJTのイデオロギーを受け継いでおります。


現場から遠い経営者は本質的にその仕事が好きというより、事業として見ていたりする場合が多いと感じます。現場が好きということはその仕事、一つ一つの行為が好きと言うことに近いものだと思います。

私はそれが大手や賢い経営者にはできないココロミルの強みでもあると思ってます。


ぜひ教育が好き、子供が好き、何かを人に伝えることが好き、

コミュ二ケーションが好き と言う人はぜひココロミル の門戸を叩いてください!

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