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【法人事業部インタビュー】“共通のビジョン”が組織を強くする——セールス部長・伊藤が語る、価値を届けるための挑戦と姿勢
こんにちは!KIYOラーニング採用担当です。
今回は、法人事業部セールス部長の伊藤さんにインタビューを行いました。
IT業界での長年の営業経験を活かし、現在はセールスチームの中心として活躍されている伊藤さん。
これまでのキャリアの選択やマネジメントスタイル、そしてKIYOラーニングでセールスを行う上で大切にしている価値観について、お話を伺いました!
【プロフィール】
2025年1月入社。法人事業部 セールス部長。東京都出身。
趣味・好きなこと
最近は特にゴルフに夢中で、昨年は年間43ラウンドを楽しみました。男女プロゴルフ(PGA・LPGA)の大会視聴や、MLBの試合観戦も日課です。
休日の過ごし方
朝からPGAツアーやMLBを視聴しつつ、合間に掃除や家事をこなします。その後ゴルフ練習や家族との食事を楽しみ、日曜日はゴルフラウンドに出かけるのが定番です。
1日のルーティーン
朝はコーヒーを飲んで仕事をスタート、セールス部の朝会でメンバーの活動や商談状況を確認した後は、社内ミーティングや顧客との商談が中心となります。業務後は家族と食事をとっています。たまに前職の同僚やビジネス仲間と食事をしながら業界の情報交換をすることもあり、SaaSビジネスやIT業界の動向は常にチェックするようにしています。
キャリアの軌跡編|「厳しい環境で営業を極めたかった」伊藤さんが選んだ道
——新卒ではIT業界の法人営業を選ばれたそうですね。
はい、もともと営業に挑戦したい気持ちが強く、当時は「まずは厳しい環境で鍛えられたい」と考えて、SIer系の大手企業に新卒入社しました。周囲から「営業向き」と言われていたのもあり、人と話すのが好きだったので、営業職を軸に就職活動をしていました。
——その後、ベンチャー企業への転職を決意された背景を教えてください。
大企業に8年半ほど在籍する中で、「自分がいてもいなくても変わらないのでは?」と感じるようになりまして。もっと自分の力で売上や成果に直接影響を与えられる環境に身を置いてみたいと考え、ベンチャー企業への転職を決めました。
——2社目以降は、どんな業務に携わられてきたのでしょうか?
いわゆるスタートアップ〜ミドルベンチャーの規模感の会社が中心で、営業に加えてマーケティングやプロダクト企画なども担当していました。展示会の運営、広告運用、CRMツールの導入、クラウドサービスの商品企画など、「やれることは全部やってみよう」というスタンスの会社だったので、幅広く経験を積むことができました。
——担当された企業の規模変化や成長フェーズも経験されてきたとか。
そうですね。数十名ほどの組織だった会社が数百人規模へと成長していく中で、営業部門の責任者を任されていました。在籍中に、数年で売上が倍以上になるような企業成長を経験してきました。
当然ながら組織規模も変化があり、マネジメントとしても最初は3〜4名のチームからスタートして、最終的には50〜60名規模まで見ていました。フェーズが変わると、まるで別の会社にいるような感覚になることもありましたね。
「共感が確信に変わった」——MVVに惹かれて踏み出した、新たな挑戦
――KIYOラーニングに入社を決めた理由ついて、教えてください。
社会貢献性の高い事業内容とミッション・ビジョン・バリューへの共感が決め手でした。
正直に言うと、最初からそこを軸に考えていたわけではなくて、結果的にKIYOラーニングがそうだった、という感覚が近いかもしれません。
ただ、自分の中では「チャレンジできる環境」や「成長フェーズにある会社」で働きたいという想いがずっとありました。実際、今のKIYOラーニングは、法人事業をより安定的に、かつ力強く拡大していこうというタイミングにあります。その点にまずは魅力を感じたのが大きかったですね。
その上で、事業内容を知る中で、「教育」という領域を通じて、結果的に社会にポジティブな影響を与えられることにも気づきました。
またMVV(ミッション/ビジョン/バリュー)の内容にも非常に共感できて、挑戦する土壌としても、価値観の面でも惹かれる要素が揃っていたと思います。
――MVVについては、伊藤さんご自身の価値観とも合っていた部分が大きかったのでしょうか?
そうですね。当社のMVVに掲げられている「チャレンジ」「チームワーク」「期待を超える姿勢」「自走力」などは、これまでのキャリアで大切にしてきた価値観と重なっていて、納得感がありました。実際に入社してみても、当事者意識が高く、互いに支え合う風土が根づいていて、共感した理由にしっかり実感を伴っています。
――現在の業務を通じて、どのような社会的意義を感じていますか?
お客様は、社員一人ひとりの学びや成長の機会をどう作るかを真剣に考えており、私たちのサービスを「従業員への投資」として導入してくださっています。特に、コンプライアンス研修やハラスメント対策、階層別研修など、会社として対応が求められるテーマへのニーズは多く、組織の基盤強化にも直結する取り組みです。そうした場面に伴走できることに、大きなやりがいを感じています。
「上からの言葉をそのまま伝えるのではなく、自分の言葉で腹落ちさせてから伝えたい」マネジメントに対するスタンスとこだわり
――これまでのキャリアのなかで、マネジメントにはどのタイミングから携わってこられたのでしょうか?また、その際に意識されていたことがあれば教えてください。
30代前半、2社目に在籍していた頃、プレイヤーとしてある程度経験を積んだ上でマネジメントを経験しました。最初の頃は、できるだけ現場に近い立場でいたいという気持ちが強く、あまり上下関係の壁をつくらないよう意識していました。「会社に言われたから」といった伝え方は、プレイヤー時代自分自身があまり納得感を持てなかったこともあり、そうならないよう心がけていました。
その後、部長や取締役といった立場に変わる中で、当然求められる視点も広がっていきました。ただ、根本的には「メンバーが集中して仕事に取り組める環境を整える」という考え方は変わっていません。営業であれば成果が成長の実感につながりますし、その成長と企業価値がうまくリンクしていくような状態をつくることが、マネジメントの役割だと捉えています。
――そのようなマネジメント観に影響を与えた人や出来事はありますか?
いろんな方の良いところを少しずつ参考にしてきたので、一人に絞るのは難しいのですが、特に印象に残っているのは、長く一緒に働いた上司の存在です。
その方は、上からの指示やプレッシャーを受け止め、ご自身の言葉で適切に現場に伝えてくれる人でした。当時はそこまで意図を汲みきれなかったのですが、後に自分が近い立場になったときに、あのとき守ってもらっていたんだと実感しましたね。
――伊藤さんご自身も、現場と経営の間でバランスを取ることを強く意識されている印象です。
そうかもしれません。自分の中で一度しっかり噛み砕いてから、納得できる形で現場に伝えるようにしています。フラットな関係性も意識していて、「役割や立場で接し方が変わる」というのはなるべく避けたいと感じていますし、そのようにすることで、自然と周囲との信頼関係も築きやすくなると個人的に感じています。
理想の組織像について
──伊藤さんご自身が考える「理想の組織」についてもお伺いさせてください。
はい、私自身が大事にしている考え方のひとつに「三方良し」があります。もともと「三方良し」という言葉には、売り手・買い手・世間の三者にとって価値あるものを、という考えが込められていると思います。KIYOラーニングの法人事業においては、売り手は我々で、買い手は導入企業。そして「世間」にあたる部分は、事業そのものの社会貢献性だと感じています。
たとえば、スタディングやAirCourseを通じて、学ぶ機会を提供し、個人や企業の成長を支援している。そうした活動の積み重ねが、結果として社会全体への貢献につながっていると考えています。
──特にAirCourseは、「人的資本の活用」といった観点からも注目されていますよね。
はい、まさにそうだと思います。
AirCourseを導入することは、企業が社員の学びに投資するということでもあります。
学びによって個人のスキルが向上し、それが企業の成果に還元される――その循環が生まれれば、導入企業にとっても、社員にとっても、そして社会にとっても価値のある取り組みになると思っています。
──では、そんな組織の中で、伊藤さんが「一緒に働きたい」と感じるのは、どんな方でしょうか?
やはり、自分の成長と組織の成長をリンクさせて考えられる人ですね。
「学ぶこと」や「挑戦すること」を自分のキャリアアップだけでなく、チームや会社への貢献とつなげて考えられる方。そういう方と一緒に働けたら、自然と信頼関係が生まれて、強いチームになると思います。
伊藤さん、ありがとうございました!
これまで多様な環境で経験を積んできた伊藤さんのお話からは、組織や人と真摯に向き合ってきた姿勢が強く伝わり、特に「現場に近い視点」と「経営の視座」の両方を大切にしながら、信頼関係を築くマネジメントスタイルがとても印象的でした。
「営業として、社会にどんな価値を届けるか」を常に考え続けている姿勢にも、誠実さと責任感がにじんでいました。
少しでも共感いただけた方は、ぜひエントリーをお待ちしています!