こんにちは!KIYOラーニング採用担当です。
今回は、執行役員 兼 法人事業部長の渋谷さんにインタビューを行いました。
これまで多様な業界、企業で経験を重ね、現在はKIYOラーニング株式会社の法人向けeラーニング「AirCourse」を主軸とした人的資本活用プラットフォーム事業の成長を事業責任者としてリードする渋谷さん。
そのキャリアの軌跡や、マネジメントに込めた思い、そしてKIYOラーニングで働くやりがいについて、じっくりお話を伺いました!
【プロフィール】
2023年1月入社。執行役員 兼 法人事業部長。名古屋出身。
趣味・好きなこと
スポーツ観戦(特にラグビー)、釣り、トレーニング(健康維持のためのジム通いとジョギング)
休日の過ごし方
ラグビーシーズン中は、午前中にジムで汗を流したあと、秩父宮ラグビー場で試合観戦。その後は友人と立ち飲みを楽しみつつ散歩して帰宅。夕食は家族と一緒に過ごすのが定番コースです。
1日のルーティーン
朝は早起きして、午前中の会議までに自分の仕事に集中。日中は顧客との打ち合わせ、社内ミーティングや事業全般に関連する業務に取り組み、帰宅して家族と夕食を共にします。週3日程度は夜にジムへ。無理なく体調を整えることを大切にしています。
キャリアの軌跡——金融からベンチャー、教育プラットフォームへ
――まずはこれまでのご経歴について教えてください。
子どもの頃から学生時代までラグビーに打ち込み、社会人になってからも草ラグビーを続けていました。チームで戦うという経験は、今の仕事観にも通じている気がしますね。
キャリアとしては、投資銀行からスタートし、その後、電子マネー系ベンチャー、クレジットカード会社、通販、商社など複数の業界、ジョイントベンチャーの経営も経験してきました。特に印象に残っているのは、30歳前後で関わった電子マネーのスタートアップです。
――特に印象的だった出来事や成長のきっかけはありましたか?
その当時、まだ日本では電子マネーサービスが始まっていない中、「日本に新しい支払い手段“電子マネー”の文化をつくる」というミッションのもと、営業・企画・マーケティング・業務設計・システム企画など、本当に幅広い領域を担当させてもらいました。30代前半で部門長や新規事業の責任者を任されたことで、事業開発や営業に加えて、マネジメントも早くから経験を積むことができました。
「情熱をもって挑戦する人にチャンスを」——受け継いだマネジメント哲学
――渋谷さんがマネジメントにおいて大切にされている考え方はありますか?
30代前半のときに一緒に働いていた役員の方から、強く影響を受けた言葉があります。
「情熱をもって挑戦する人にはどんどんチャンスを与えて、自分はそれをサポートする」という考え方です。
当時まだ経験も浅かった自分をマネージャー、さらには部長に抜擢し、事業推進を任せてくださった当時の経営メンバーには、今でも深く感謝していますし、尊敬しています。
当時は分かっていなかったのですが、後から当時のことを聞くと、リスクをコントロールしながら、「人を育てること」に重きを置いていたと知りました。自分が事業リードする立場になった今、改めて考えると簡単に実行できることではないことだと実感しています。
このことは今も私のマネジメントの軸になっていて、
日々の業務にあたり、以下の3点を意識するようにしています。
1.事業・組織を次のフェーズに着実に進化させるための柔軟な組織づくり
2.チームメンバーの強みを活かせる環境づくり
3.情熱をもって挑戦する人を全力でサポートすること
事業の成長に合わせて組織と個人が成長を実感できる土壌を整えるのが、事業責任者としての自分の役割だと考えています。
KIYOラーニングを選んだ理由
――そんな中でなぜ、KIYOラーニングへの入社を決めたのでしょうか?
大きく2つの理由があります。
1つは社会貢献性の高さ。
シンプルに、「学びを革新し、誰もが持っている無限の力を引き出す」というミッションに共感しました。私自身が長くマネジメントを経験する中で、人材育成に関して苦労してきたからこそ、誰かの学びや成長を支える事業に携われることにやりがいを感じます。
もう1つはプラットフォームビジネスの魅力です。
eラーニングによる社員研修・人材育成に限定することなく、顧客企業の人的資本活用を総合的に支援していきたいと考えています。プラットフォームを通して様々な事業領域へ拡張し、成長できるポテンシャルのあるビジネスモデルだと感じました。
――現在のお仕事では、どのようなやりがいを感じていますか?
今は、事業の成長を更に加速させている段階で、組織もプロダクトもどんどん進化しているタイミングです。
その中で、マーケティング・営業・カスタマーサクセス・オペレーション・プロダクト企画等の組織能力をより強固にしていくこと、プロダクトそのものの価値をさらに高めていくこと、メンバーの成長を後押しすることなど、一つひとつの取り組みに手応えを感じています。
――どんなときに「やれている」と実感しますか?
やはり、当社のサービスを選択いただくお客様が着実に増えていること、当社のサービスがお客様の実現したい社員研修や人材育成に活用できているというお声をいただいたとき、お客様の声を取り入れてサービスに反映することでさらにお客様に喜んでいただけたときですね。
現場と密につながりながら改善サイクルを回せるのは、非常にやりがいがあります。
――社内の雰囲気についても教えてください。
KIYOラーニングには、ミッション・ビジョン、そしてコアバリューに共感して入社された仲間が多くいます。“想い”を共有するチームとともに、日々試行錯誤しながらお客様にとって価値のあるサービスを届けていけること自体が、大きなモチベーションになっています。
渋谷さんにとっての「コアバリュー」とは?
――KIYOラーニングのコアバリューについて、どのように捉えていますか?
コアバリューは、単なるスローガンではなく、仕事や組織運営の基盤として、社員1人ひとりに浸透することが重要だと考えています。私はコアバリューを“立体的に”捉えていて、仕事に取り組む際の姿勢や行動にどう落とし込まれているかが重要だと思っています。
――具体的には、それぞれどんな風に捉えていますか?
4つのコアバリューについて私はこのように考えています。
- チームワーク:強い組織をつくるための土台
- オーナーシップ:チームワークという土台の上で、一人ひとりがプロフェッショナルとして自分の仕事に責任と誇りを持つ
- カスタマーサクセス:全社員が同じ方向を見て目指す目標
- イノベーション:カスターサクセスを実現するために必要不可欠な取り組み
――メンバーとの関係性も含めて、大切にしていることはありますか?
はい。ミッションやコアバリューに共感し、情熱を持って仕事に向き合っている仲間がいることは、本当に大きな力になっています。それぞれ表現の仕方やスタイルは違っていても、根っこにある「想い」が一致している。そういう組織はやっぱり強いと感じますね。
社内の雰囲気について教えてください。
――KIYOラーニングの社内の雰囲気について、渋谷さんはどんな印象をお持ちですか?
全体的に落ち着いた雰囲気で、それぞれが自律的に自分の役割をきちんと理解しながら仕事を進める組織だと感じています。それでいて、周囲への配慮や連携も欠かさない。そういったバランス感のある社員が多いですね。
――最初から馴染みやすい雰囲気でしたか?
実は入社当時は少し戸惑いもありました。前職までは結構ワイワイガヤガヤした環境で働いていたので、オフィスがとても静かだな、と感じました。「どのくらいワイワイしていいんだろう?」と最初の頃は少し様子を見ていた部分もあります(笑)。
しかし、しばらくすると“メリハリ”であることに気が付き、集中する場面とコミュニケーションをとる場面がしっかりと使い分けられているのだと理解しました。今では、法人事業部のメンバーも増えて、“法人事業部門らしい活気ある雰囲気”が自然と生まれてきています。真面目さとエネルギーがちょうど良く共存していて、個人的にはとても働きやすい環境だと感じています。
最後に、これから挑戦したいことを教えてください
これまで培ってきた事業開発や組織づくりの経験を活かして、より多くの人が学び、活躍して、成長を実感できる場を広げていきたいと思っています。そして、誰もが安心して挑戦していけるような環境を作っていきたいですね。
渋谷さん、ありがとうございました!
渋谷さんのキャリアやマネジメント原点をお伺いし、「情熱をもって挑戦する人にチャンスを」の力強さと、それを次の世代へつなぐ真摯な姿勢が伝わってきました。
一人ひとりの強みを活かしながら、組織とともに成長していく——そんな文化がKIYOラーニングの魅力のひとつだと私も感じています。
少しでも共感いただけた方は、ぜひエントリーをお待ちしています!