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【システム本部勉強会】第91回~第100回

KIYOラーニング株式会社のページをご覧いただいている皆様こんにちは。
技術広報メンバーの宗像です。

システム本部が独自に活動している「勉強会」の第91回~第100回の内容を簡単に紹介させていただきます。今回で勉強会の実施が記念すべき100回目を迎えました!

以前にも勉強会について紹介するストーリーを公開していますので、まだの方は以下のリンクから是非一度ご覧ください。

システム本部の勉強会を紹介します | システム本部
KIYOラーニング株式会社のページをご覧いただいている皆様こんにちは。技術広報メンバーの大原です。今回はシステム本部の組織・文化紹介シリーズの第一弾になります。記念すべき第一弾はシステム本部が独...
https://www.wantedly.com/companies/kiyo-learning/post_articles/393997


【第91回】
開催日:2024年03月13日(木)
講師:スタディンググループ所属エンジニアTさん
テーマ:ガラケーの思い出

■ガラケー時代
携帯電話の普及率が一人一台に達していない時代。
iモード開始によりコンテンツと課金システムが提供された。
この時期CP(コンテンツプロバイダー)事業会社が出現し、公式サイトなどのWEB自社サービスでマネタイズを簡単に出来るようになった 。

■mixiの登場
2006年サービス開始。1つのサービスで、1000万人の利用者を集めたのには驚いた。
mixiはデザインも優れていた。

■スマホの登場
iPhone3Gの発売から5年でスマホの普及率がガラケーを上回った
技術の進歩によりビジネスモデルも変化し、モバゲー(ガラケー版)やiモードも終了。CP事業会社大手も倒産した 。
携帯電話・通信技術の進化により、ビジネスモデルは変化するが、そこにはビジネスチャンスはある。

■感想
講師の体験談が興味深かったです。新しい技術を取り入れて時代の変化に対応する必要性を感じました。



【第92回】
開催日:2024年03月27日(木)
講師:スタディンググループ所属エンジニアWさん
テーマ:マイナンバー

■マイナンバー制度とは?
日本における、社会保障、税、災害対策の効率化を目的としています。
それ以外には使用出来ない。

■マイナンバーカードとは?
顔写真と12桁の個人情報が記載されたICチップ付きのプラカード。
オンラインで身元確認や電子署名が可能で公的個人認証を行うことができる。
健康保険証利用が出来たり、確定申告が楽になるなどの利点がある。

■マイナポータルについて
オンラインサービスのポータルサイト。ログインにはマイナンバーカードが必要
行政手続き、個人情報管理、健康・医療関連サービス、災害時の情報サービス、通知サービス子育て支援サービスなどが行うことができる

■感想
利用促進も進んでおり普及率が高いことに驚きました。今後も対応サービスが増えるようで、まだマイナンバーカードを持っていないので作ろうと思いました




【第93回】
開催日:2024年04月10日(水)
講師:AirCourseグループ所属エンジニアMさん
テーマ:読みやすいコードを書くために必要なこと

■なぜ読みやすいコードは必要か
・コードを書くよりも読む時間の方が多いから。多くの人が自分が書いたコードを読む
・コードが読みにくいと時間の浪費や、バグの増加に繋がる

■読みにくいコードのパターンを紹介
・名前の意図がわからない
・ネストが深い
・多くの事をやりすぎている関数

■コードを読みやすくするには
・ネストが深いコードの場合→早期リターンで解消する
・多くのことをやりすぎている関数→責務毎の関数に分割する
・小さな関数が大量にあると複雑になるが、迷うなら分割した方がよい
・コードを読む人に対して思いやりを持つ。ボーイスカウトルール「来た時よりも美しく」を意識する
・読みやすさを実現するためコーディング規約の制定や静的解析ツールの導入などを検討する

■感想
コードの「可読性」や「メンテナンス性」を改めて意識したいと思える内容でした。
他人に説明できるコードや、ボーイスカウトルールを守ることでコードの品質を向上させていきたいです




【第94回】
開催日:2024年04月24日(木)
講師:AirCourseグループ所属エンジニアYさん
テーマ:海底ケーブル

■海底ケーブルとは
世界に400本以上、国際通信の約99%が利用。衛星通信に比べて、有線の方が安定、大容量化がしやすい

■歴史
1850年 イギリスとフランスの間にドーバー海峡横断電信ケーブルが敷設。
1858年 - 大西洋横断電信ケーブルが敷設されるが故障。
1878年 - 太平洋横断電信ケーブルの敷設が開始され、1902年に開通。
1871年、長崎-上海間の電信ケーブルが開通。
1906年、日米間で太平洋横断海底ケーブルが開通。

■世界シェア
市場規模:109億ドル
シェア:サブコム(米)4割
NEC(日)3割
アルカテル・サブマリン・ネットワークス(仏)2割

■保守と修理
常にモニタリングされていて、問題があればすぐに調査が行われる
自然災害、物理的ダメージ、施工ミス、老朽化、海洋生物の影響

■感想
衛星通信などよりも、海底ケーブルといった有線通信の市場規模が今後さらに拡大するという点は意外に感じました。普段はあまりハードウェアに関連する情報に触れる機会が少ないため、興味深い内容でした。



【第95回】
開催日:2024年05月08日(水)
講師:AirCourseグループ所属エンジニアTさん
テーマ:記録媒体の歴史

■ 1800年〜
パンチカードシステム、カメラが登場

■ 1800年代中盤
レコードの登場。音声の記録、再生が可能。エジソンが開発

■ 1950年〜
ディスク記憶装置(HDD)、フロッピーディスク、VHSが登場

■ 1990年〜
CD、フラッシュメモリ、DVD、Blu-ray Disc、SSD、MDの登場

■感想
みたことがない機器が多くあり、現在のような記録媒体になるまでの進化に面白さを感じました。



【第96回】
開催日:2024年06月12日(水)
講師:スタディンググループ所属エンジニアKさん
テーマ:良い感じのPythonの書き方

■Pythonの概要
・1994年にグイド・ヴァンロッサム氏が開発。
・シンプルで読みやすい
・ライブラリが豊富で、フレームワークも充実している。
・クラスプラットフォームに対応している。
・シンプルに書ける。書いたらすぐに動かせる(ビルド不要)
・インデント(空白)でコードブロックの範囲を示す。
・簡潔さと豊富なライブラリで、素早く強力な開発が可能。

■基本原則
PEP8スタイルガイドの原則に従う。
・インデントはスペース4つ
・1行は79文字を超えないようにする
・関数や変数の名前は一貫した命名規則に従う
・必要に応じてコメントを適切に使用(過剰なコメントは避ける)
・標準ライブラリのインポートを先に書き、サードパーティのライブラリのインポートは後に書く。

■ユニットテスト
・組み込みモジュールのunittestのTestCaseクラスのサブクラスを定義して利用するのが一般的。
・各テストメソッド名は test_ で始める必要がある。
・setupやtearDownメソッドをオーバーライドして利用可能。
・assertEqual、assertTrueメソッドを利用した検証が可能。
・外部のAPIやデータベースに依存するテストを書くときは、unittest.mockモジュール(モック)を使う。
・モックを使うと外部APIやデータベースに依存しない、独立したテストコードを書くことができる。

■共同作業
・venvと呼ばれるツールを使って、隔離された仮想環境を使用して開発する。
・プロジェクトごとに独立したPython環境を作成し、依存関係の衝突を防ぐことができる。
・requirements.txtには、依存パッケージのバージョンがリスト化される。pip install -r requirements.txtコマンドで必要なパッケージの一括インストールができる。

■まとめ
・生成AIとデータ分析に強い(豊富なライブラリ)
・シンプルで読みやすい
・学習コストが低い
普段プログラムを書かない方にもぜひ使って欲しい。業務の効率化などに利用できるため。

■感想
Pythonの歴史や、ループ文や関数などコーディングに関する内容が勉強になりました。AI系のサービスだとPythonが使われるケースも多いので、知識はつけておきたいなと感じました。



【第97回】
開催日:2024年07月10日(水)
講師:QAグループ所属エンジニアNさん
テーマ:ソフトウェアテストの7原則

■ソフトウェアテストとは
・意図したとおりに動作することを評価・検証するプロセス
・バグを阻止したり、パフォーマンスを向上させたりすることができる
・JSTQBのシラバス内に存在する「ソフトウェアテストの7原則」を紹介

■原則①「テストは欠陥があることは示せるが、欠陥がないことは示せない」
・テスト対象の「欠陥がある」ことは示せても、他に全く「欠陥がない」ことは証明できない
・テストの目的を明確にして目的にあったテスト計画、テスト設計、テスト実行を行う。

■原則②「全数テストは不可能」
・「ソフトウェアの性質やリスクなどを勘案し、実施可能なテスト範囲に絞り込んで実施することが重要」
・「テスト技法」を利用することで効果的・効率的なテストが行える
・QAテストではペアワイズ法(オールペア法)、ディシジョンテーブルの技法を使用している

■原則③「早期テストで時間とコストの節約」
・なるべく早い段階で欠陥を潰し込むと節約につながる。
・V字モデルの概念図、ソフトウェア開発201の鉄則の紹介

■原則④「欠陥の偏在」
・欠陥はありとあらゆる箇所に均一に存在するのではなく、ある部分に集中している
・機能の複雑さ、過去の欠陥傾向や、類似システムの欠陥を参考にして、重点的にテストを行う箇所・配分を決めれるのが理想

■原則⑤「テストの弱化」
・同じ観点のテストをするだけでなく、新しい視点・内容のテストを考えなければ、新しい欠陥は見つけられなくなってしまう

■原則⑥「テストはコンテキスト次第」
・ソフトウェアが使われるコンテキストによって、テストの方法を変える必要
・QAテストでは「テスト種別」として分類しテストを行っている

■原則⑦「欠陥ゼロの落とし穴」
・欠陥ゼロにしたとしても、使いにくいシステム、ユーザーのニーズや期待を満たさないシステムが構築される
・仕様通りの確認だけでなく、ユーザーのニーズや期待を満たせているのか妥当性を確認することも非常に重要

■感想
テストについて知らない技法や普段やっているテストに該当するものがあり新たな知見を得ることができました。まだ実践できていない手法や考え方があり、開発に活かしていきたいと思える内容でした。



【第98回】
開催日:2024年07月24日(水)
講師:スタディンググループ所属エンジニアUさん
テーマ:Slidev使ってみた

■Slidevとは
・Slidevは開発者向けに設計されたスライドツール。
・Markdown記法でスライドを作成できる。
・Webページで出来ることは基本的に出来る。
・Vueコンポーネントを使ってスライドを作成できる。

■Slidevの特徴
・Markdownで記述
・VScodeで書ける
・Gitで管理出来る
・ホスティングサービスにデプロイ可能
・Markdown内にHTMLやVueコンポーネントを埋め込める
・UnoCSSでスタイリング
・コードだとエラーメッセージも自動で出る
・Mermaid.jsを使って、フローチャートや図も簡単に表示できる

■使ってみて感じたこと
・慣れればパワポよりも簡単に書けそう、・日本語のドキュメントも多いので学習しやすい
・Gitで管理出来るので、複数人でも作業しやすい
・Vue.jsの勉強になりそう

■使ってみて感じたデメリット
・一定の学習コスト
・パワポ形式のエクスポートはできない

■感想
パワポ作成が苦手なので、Slidivを試してみたくなりました。Vue.jsの勉強にもつながる点が大きなメリットだと感じます。



【第99回】
開催日:2024年08月14日(水)
講師:スタディンググループ所属エンジニアKさん
テーマ:フロントエンド周りの情報共有

■Ant Designとは
・中国のアリババ社で開発したUIフレームワーク
・マイナーバージョンアップが高い頻度で行われてる
・ドキュメントは英語、中国語が多いので、調べる際は翻訳が必要そう

■Material UIとは
・Googleが提唱したデザインのコンポーネントライブラリ

■Jestとは
・Javascriptテスティングフレームワーク
・スナップショットテストができる
・Unit Testのカバレッジレポートが出力できる

■Storybookとは
・ReactやVueなどUIコンポーネントのカタログをブラウザ上で確認できる
・実装中に今あるUIコンポーネントから使えるものを探すのに役立つ
・UIコンポーネントに対して,UnitTest,Visual regression testを実施できる

■感想
Storybookがブラウザでチェックできる点やVisual regression testできたりと便利そうだなと感じました。



【第100回】
開催日:2024年08月28日(水)
講師:スタディンググループ所属エンジニアUさん
テーマ:クリティカルシンキングに関して

■クリティカルシンキングとは
・批判的思考を指すが、逆張りとは異なる
・事実と矛盾する事はないかという考え方を基とする
・思い込みしている事から疑い、思考を進めていく

■ロジカルシンキングとの違い
・ロジカルシンキング→物事に筋道を立てて、各要素別に分類・分解して思考を行うこと
・クリティカルシンキング→物事の前提の正誤を検証後、その事象の本質を見極めていくこと

■クリティカルシンキングを行うための必須要素
・目的は何かを常に意識
・誰にでも思考の癖はあることを前提として思考を進める
・常に問い続ける

■感想
クリティカルシンキング(批判的思考)を実践する事で、より効果的な問題解決や意思決定が出来ると学びました。また日々のニュースや記事に対して疑問を持ち、分析する習慣を付ける事で、この思考スキルを高める事が出来ると感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後も定期的に勉強会の様子をお伝えしていきますのでお楽しみに!

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