【開発秘話】Next.js×Laravel×AWSで挑んだ大規模リプレイスの裏側とは? | システム本部
KIYOラーニング株式会社のページをご覧の皆さま、こんにちは。技術広報メンバーの大原です。今回は「開発秘話シリーズ」第5弾として、当社のオンライン資格講座サービス「スタディング」に関連するWeb...
https://www.wantedly.com/companies/kiyo-learning/post_articles/960442
こんにちは、KIYOラーニングの技術広報担当の大原です。
今回の社員インタビューは、オンライン資格講座「STUDYing(スタディング)」の開発チームで活躍するエンジニアで、影のムードメーカーでもある幸田さんです。
はい、幸田と申します。出身は福井県で、2024年1月にKIYOラーニングへ入社しました。現在は「STUDYing(スタディング)」の開発チームでエンジニアとして働いています。
趣味はNetflixやYouTubeで海外のキャンプ料理動画を見ることで、最近は運動不足解消のために夜のウォーキングやジョギングも日課になっています。以前はライトノベルをよく読んでいて、今でも活字に触れるのは好きですね。
京都のIT系専門学校を卒業後、大阪のSES企業に新卒で入社しました。最初の数年は社内でWebシステムの受託開発に従事し、その後は客先常駐を経験。そこでチーム開発の面白さを改めて実感し、もっと多くのチーム開発に関わりたいという思いから転職を決意しました。
転職を機に上京し、2社目でもWebシステム開発を担当しました。人員削減の影響もあり業務量は多く大変でしたが、その分インフラ領域など今まで触れてこなかった分野に携わることができ、大きな学びがありました。ただ、激務だったことや「開発して終わり」ではなく継続的にサービスを育てたいという思いから、3社目へ転職しました。
3社目では自社のメール配信サービスの開発を担当し、ちょうど複数の新規サービス立ち上げのフェーズに関わることができました。新しい挑戦の機会が多く、多様な経験を積むことができた一方で、「さらに別のサービスにも挑戦したい」という気持ちが強くなりました。社内で配置転換を希望するか転職するかを悩んだ末、最終的にチャレンジを求めて当社に入社しました。
当社を知ったきっかけは、テレビCMで「スタディング」を目にしたことでした。サービスの将来性を感じ、「これからさらに成長していきそうだ」と興味を持ったのを覚えています。
転職活動では「自社サービスの開発に携われること」を重視していました。その中でも、自分にとって身近で知名度のあるサービスに関わりたいという思いがありました。
最終面接で綾部代表と直接お話しした際、「この会社なら安心して挑戦できる」と感じたことが最終的な決め手です。他にも複数の企業で最終面接まで進んでいましたが、その中でも一番強く惹かれたのが当社でした。
入社直後に、スタディングを構成するWebシステムのひとつを全面リプレイスするという大きなプロジェクトに参加しました。プロジェクト自体が技術的な課題の多いチャレンジでしたし、同時に既存システムを理解しながら新しい構成をキャッチアップする必要もあり、最初は本当に苦労しました。ただ、その経験のおかげでシステム全体の理解が一気に深まり、今の業務にも活きていると思います。
やはりユーザーからのフィードバックを直接見られることですね。リリースした機能に対して「便利になった」という声が届くと、自分の仕事がユーザーの学習体験に直結しているんだと実感できます。
また、当社では生成AIをはじめ新しい技術の活用にも積極的で、技術的に刺激がある環境で働けるのは大きなやりがいです。
印象的だったのは、スタディングの字幕機能の開発です。もともとAirCourseには先行して開発した字幕機能があり、その際はAWSのサービスを使っていました。スタディングではさらに精度の高い仕組みを目指し、社内で初めてOpenAIのWhisperというモデルを採用しました。新しい技術を取り入れるチャレンジングな取り組みでしたが、実際にユーザーに使っていただき「役立った」という反応をもらえたときは、大きな達成感と同時に強い励みになりました。
まず、複数のサービスが同時に成長していることです。その分、開発チーム内でも多様な知見が生まれ、エンジニア同士で日常的に学び合える環境があります。担当領域は異なっても、新しい技術や開発手法を共有する文化があるので、自然と視野が広がるのは大きな魅力だと感じています。
次に、生成AIをはじめ新しい技術を積極的に取り入れている点です。ツールや外部サービスも柔軟に導入できる風土があり、常に新しい挑戦にトライできるのが面白いところですね。最近では試験導入していたコーディングエージェント「Claude Code」を本格導入し、チーム全員で利用を始めました。コードの生成だけでなく、コードレビューや設計の補助、仕様の調査などに活用できるため、開発のスピードも精度も高められると実感しています。
さらに、IT以外の専門資格に触れられるのもこの会社ならではです。中小企業診断士や行政書士といった分野の知識を得られる機会があり、エンジニアとして働きながら自分の知識の幅を広げられるのは大きな刺激になっています。社内でも実際にスタディングを利用して資格取得に挑戦しているメンバーがいると聞いており、学びの文化が根付いていると感じます。
率直に言うと、今後のキャリアについてはまだ模索中です。元々はマネジメントの道に進もうと考えていましたが、当社で働く中で「スペシャリストとして技術を深めるのも良い」と思うようになり、自分に合う方向性を探しているところです。
ただ、どちらの道を選ぶにしても「教えること」には関わっていきたいと思っています。後輩やチームメンバーに技術を伝えるのは得意だと感じていますし、そのスキルをさらに磨いていきたいです。
技術領域では特にインフラに関心があります。AWSやパイプライン構築などの領域を深掘りし、今後専門性を高めていくならインフラを自分の強みにしていきたいと考えています。
スタディングやAirCourseといった自社サービスを一緒に盛り上げてくれる人ですね。単に機能を作るだけでなく、「使う人にとってどう便利になるか」を考えられる人だと嬉しいです。
さらに、ユーザー目線でサービスを捉え、課題に気づいたら積極的に提案できる人。そしてチームの中で周囲を巻き込みながら行動できる人と一緒に働けたら、きっともっと面白いことができると思います。
今回のインタビューでは、幸田さんのこれまでのキャリアや、スタディング開発チームでのやりがいについて伺いました。入社直後から大規模なリプレイスや新機能開発を任されるチャレンジングな環境の中で、ユーザーの声を励みに成長を続けている様子が印象的でした。
新しい技術を積極的に取り入れ、複数のサービスを展開しているKIYOラーニングは、エンジニアとして挑戦を続けたい方にとって大きな可能性を感じられる場所だと改めて感じました。幸田さん、インタビューにお付き合いいただきありがとうございました。
それでは次回の社員インタビューをお楽しみに!