※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。
QAチームのマネージャーである川村さんからバトンを渡されたのは、同じQAチームのNさん。入社してまだ6ヶ月(2025年6月時点)にも関わらず、テスト自動化やチームメンバーのサポートをしてくれたりと大活躍しているとのこと。kickflowへの入社の決め手や、どんなスタンスで仕事に臨んでいるのかを中心に、書いていただきました。
▼川村さんの記事はこちら
Reason(入社の決め手):現場の第一線で、QAを極めたい
実は、新卒で就職したのは空港のグランドスタッフで、ITとはまったく関係のない仕事でした。1年ほど仕事をしてみて、「将来を見据えて長く働ける仕事に就きたい」と思うようになって。そこで、少なくともわたしが生きている間は食いっぱぐれないだろう(笑)ということで、IT業界に飛び込みました。
転職したのは、いわゆるQAベンダーといわれる第三者検証を行なっている会社で、ここでは6年間、お世話になりました。すごく居心地が良く、仕事も好きだったのですが、自分で仕事を選んだり生み出せる環境ではなかったんです。加えて、マネージャーとしてではなく、「まだまだ現場でがんばりたい!」という思いが募って、転職を考え始めました。
kickflowのことは、Googleの求人検索で、偶然、見つけました。話を聞いてみたいな、というくらいの気持ちで応募したら、カジュアル面談から内定まで2週間で一気に決まったんです。驚くと同時に、このスピード感はいいなと思い、入社を決めました。ここまでトントン拍子にいくのは、もう運命だ(笑)って。
もうひとつ、面接で、マネージャーの川村さんとお話しできたのもよかったです。仕事内容のすり合わせをさせていただいて、これならキャッチアップもすぐにできそうだし、貢献できそうだと感じました。また、マネジメントではなく現場の実務をしたいという想いも正直に伝えたところ、「今回の募集は、現場で活躍していただく方を想定しているので大丈夫」と言ってくださり、安心して入社できました。
Job Details(仕事内容):サポートするのが、性に合っている
今は、テストの自動化に取り組んでいます。入社後にびっくりしたのが、kickflowの開発チームの開発スピードはとても速く、ほぼ毎日、新しい機能をリリースしていていること。これがもっと速くなっても対応できるよう、今は最優先で自動化を進めています。マネージャーの川村さんはもちろん、業務委託の方のご協力もあって、この記事がでる頃には、今期目標にしていた重要機能の自動化はすべて完了していると思います。
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仕事で気をつけていることも、やはりスピードです。たとえば、開発した機能に不具合があった場合、その日のうちに修正してもらう必要があるので、なるべく早く伝えるようにしています。リリースが遅れてしまいそうなときも同じように、「昼過ぎになりそうです」など前もって連絡します。小さなことではありますが、先んじて伝えておくことで、お互いに気持ち良く、また、スムーズに仕事が進められるのではと考えています。
ちなみに、川村さんの記事では「気配りがすごい」と言っていただけて、これ自体はとても嬉しいのですが、自分ではそう思っていなくて。強いて言うなら、誰かをサポートするのが好きなので、気配り上手に見えているのかなという気がします。
Feel Happy&Fun(やりがいやおもしろさを感じる瞬間):自動化とAIで、できることがどんどん増える!
手動テストで発見できなかった不具合を自動テストで発見できた瞬間は、とても嬉しいです。また、QAとして純粋に、リリース後の不具合が減っていくことに、やりがいを感じます。
最近は、AIを活用した自動テストの実装など、新しいチャレンジをさせていただく機会が多いのも、やりがいのひとつになっています。私はコードが書けないのですが、AIを使うことで、一部ではありますが、コードベースでの実装ができるようになったんです。Chat GPTの助けを借りつつではあるものの、コードもなんとなくわかるようにもなってきていて、AIを使えば自分でも手直しができるかも…! と、ワクワクしています。
ちなみに、コードベースにすることで、テストにかかる時間が1/3くらいにできたり、今はできないテストが実装できたりするので、徐々にコードベースに置き換えていけたらいいなと思っています。
(コードベースにすることで、メンテナンスがたいへんになってしまうかもしれないので、もちろん相談の上ではありますが…。)
Values(バリューを体現した行動):バリューに共感しているからこそ、体現できるようになりたい
正直なところ、自信を持って体現していると言えるバリューは、今はまだありません。でも、バリューにはすごく共感していて。HRTは常に意識していますし、わからないことがあった時は圧倒的当事者意識を思い出して、自分にできることが一つでもないか、と改めて考えるようにしたり。本当に少しずつではありますが、日々、反省しながら、体現できるようにがんばっています。
そのなかで、体現するのがむずかしいなと感じているのが、「高みドリブン(※1)」です。QAだと、バグを減らすことが目標のひとつになるのですが、完全にゼロにすることは、ほぼ不可能だと言われているんです。また、サービスの安定運用を目指す中で、無理なチャレンジをしてサービスに悪影響が出てしまったら、それこそ大問題です。そのため、必然的に無理のない範囲を考えることになります。挑戦しないわけでもないし、あきらめているわけでもないのですが、現実とのバランスを取りながら、より高みを目指すのが大事なのかなと思っています。
(※1)高ドリブン:「高み」という言葉に、「基づく」という意味の「ドリブン」を組み合わせた造語です。これからのkickflowは「今の自分たちにはキツイかも」と思うような目標達成を目指していきますし、チームや個人の単位でも同様に高い目標にチャレンジしてもらう必要があります。バリューとして意味することは「皆で同じ方向を向き、同じ目線で高い目標をたて、その高い目標から逆算して行動していこう」です。
Next Baton(バトンを渡す人):大谷 幸恵さん
最近、ヘルプセンターにAIサポートを早速導入してくださった、大谷さんにバトンを渡したいと思います。
入社してまだ3ヶ月なのに、かなり大きなアップデートを成功に導いていて、すごいリーダーシップと行動力をお持ちなんだなと感じました。また、ふだんから朝会や夕会でも、テクニカルサポート目線で仕様書レビューのコメントなどを積極的にしてくださっていて。どんな背景やご経験をお持ちなのか、ぜひお聞きしてみたいです。