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【Leader Interview】ファンド運営を支えるプロフェッショナル/スタートアップエコシステムの発展に向けた組織づくり

こんにちは!ケップルPRチームです。

ケップルは『世界に新たな産業を Create New Industries』というミッションを掲げ、スタートアップエコシステムの発展を目指し、投資家・起業家を支援するさまざまなプロダクト・サービスを展開しています。

エコシステムの課題解決のために必要な事業を次々と生み出すケップルの重要なサービスの一つ、ファンド運営のサポートを担っているのが「Fund Accounting Division(ファンド決算チーム)」です。日本経済の発展のためスタートアップへの期待が高まっており、スタートアップへ投資する投資家(VC・CVC・事業会社など)の数も右肩上がりに伸びている昨今、ファンド決算チームへのお問い合わせやご依頼も増え続けている状況です。

今回は、昨年秋にこのチームのリーダーに着任した実森・林の2人に、仕事のやりがいやチームの強み、今後の目標などについていろいろと話を聞きました。ぜひご覧ください!

これまでの経歴とケップル入社の経緯について教えてください。

実森:新卒で事業会社に入社したのですが、数年後、結婚を機に退職しました。当時は結婚と同時に退職するという風潮が強かったんですよね。やはり仕事がしたかったので、派遣で働きはじめたのですが、私には物足りなかったんです。改めて正社員の仕事を探していたときに創業間もないサイバーエージェントに出会い、経理として入社しました。

次々と会社を立ち上げて仕組みを作っていくことに、たくさん携わらせてもらいました。しかし、上場して20年くらい経つと0→1ではなく1→2を産み出すフェーズになってきました。私は0→1をみんなで一緒に作り上げていくことが好きで、やりがいを感じていたので、また新しいことにチャレンジしたいと考えました。

そして、19年間務めたサイバーエージェントを退職し、2019年にケップルに経理としてジョインしました。ミッション・ビジョンに共感し、まだ組織ができあがっていないケップルの体制づくりに挑戦したいと思ったのと、仕事も頑張りながら子どもとの時間も大切にしようと考え、ケップルを選びました。社会に貢献できる事業を推進している会社だと感じたのも大きな理由のひとつです。

林:私は大学で簿記の資格を取って、会計の仕事に就きたいと考えました。純粋な経理業務だけでなく仕事の幅を広げたいと思って、会計系のアメリカのコンサルティングファームに新卒で入社しました。そこで主にSAPを使った経理業務の構築や提案を3年ほど経験しました。その後、システム寄りではなく会計そのものに深く関わる仕事を経験しようと思い、外資系の医薬品医療機器メーカーの経理に転職。財務会計業務に一から携わりました。そして、ある程度会社経理全体をみれるようになり、次はFP&A(Financial Planning & Analysis)の勉強をしたいと考えたんです。

産休育休を経て、米国の保険代理店に移り、FP&Aの仕事に就きました。その後、コロナ禍もありリモートワークもできる会社で仕事と子育てを両立しながら、これまでの経験も活かして新たなキャリアを築きたいと思いました。そして、これからよりよい社会をつくっていこうとするスタートアップやそれを支援するファンドに関わる業務に魅力を感じ、2021年にケップルに入社しました。

ファンド決算チームの業務内容について教えてください。

実森:私たちのチームは、お客様のファンド運営のミドル・バックオフィス業務全般を担っています。決算書の作成やその手前にある決算書を作るための記帳、ファンドのさまざまな帳票の作成やファンドに出資してくださっているLP(Limited Partner)への報告書提出、入出金対応など、担当業務はお客様のご要望に応じて多岐に渡ります。

林:投資先の資料集めや、スケジュールに沿って次のアクションを促すなど、ファンドを運営されているお客様が、純粋にソーシングや投資活動に注力できるように、その他の業務を引き受けています

この仕事のやりがいや面白さ、チームの強みとは?

林:お客様の役に立っていることを実感できると嬉しいですね。また、ファンド決算は一般事業会社とは異なる知識も求められますが、自分の知識や経験が増えてきて自身の成長を感じられるのは楽しいです。決まった仕事をするのではなく、新しいことを学びながら自分なりの色を出して、みんなで作り上げていけるのはやりがいを感じます。私自身、経験を重ねても常に変化に柔軟に、フラットに仕事をしていきたいと考えているので、それができるのがこのチームやケップルの魅力や強みだと思います。

実森:私も経理としてケップルに入社して、1年後に今度はファンド決算の事業が立ち上がることになって自分から手を挙げました。今はファンド決算と経理を兼務していますが、新しい知識を吸収してできることが増えていくことに喜びを感じます。それも自分ひとりでなく、チームで助け合い共に成長しながら取り組んでいくことが好きで、今それが出来るチームになっていることが嬉しいです。

林:そうですね。助け合うのが普通だし、メンバーみんながとても前向きです。忙しくても自然と協力しあえる雰囲気があるのがこのチームの強みですね。

ケップルはスタートアップエコシステムにおいて、どのような影響をもたらしていると思いますか?

林:目まぐるしく移り変わるスタートアップエコシステムに何か足りないものがあればビジネスとして補ったり、スタートアップと投資家をつないだり、エコシステム自体をより良いものにすることに貢献できているなと感じます。そのことでモチベーションも上がりますし、もっと頑張っていきたいと思うことができます。

実森:投資家の方々はたくさんいらっしゃるのですが、ミドル・バックオフィスをできる人がいないため投資できない、そのためにファンドが作れない、その結果として成長資金を必要とするスタートアップにお金が回らないという状況が実際に起きているんですよね。そこをケップルがバックアップすることで、起業家に資金が回って新しいビジネスが生まれ、経済が循環していくということを支援できていると考えています。就職活動中の娘がいるので、スタートアップエコシステムがさらに盛り上がって、就職先がどんどん増えていくことにも貢献したいと思っています(笑)

ケップルではどんなキャリアを積んでいけていますか?

実森:まずはファンド決算ですね。経理経験者なので決算書の成り立ちや法令などがあることは念頭にありましたが、どの法令のどの条文を根拠として決算書を作成するかなど詳しく深堀しながら、ナレッジを積み上げてきました。ファンド決算ではなく、ケップル経理としては、組織づくりにも関わらせてもらい、株主総会など今までやったことがなかった業務も担いました。ケップルでは部署に縛られず、自分次第でいろいろなことにチャレンジできるんですよね。

林:リーダー職についてからはマネジメントに携わるようになり、メンバーが働きやすい環境づくりにも挑戦しています。元々モチベーションの高いメンバーが揃っているので、メンバー同士がコミュニケーションしやすいように声を掛け合い、チームがよりよい雰囲気となるよう働きかけるように心がけています。例えばスケジュールを先手で引いて、みんなが動きやすいように準備をしておくなど、しっかりやっておくようにするのが自分の仕事だと思っています。

実森:私も、みんなが感謝を伝え合ったり、それぞれが意見を発信しやすい環境となるように、日々率先して行動するようにしています。

リーダーになって、より意識していることは?

林:自身がPlayerとして手を動かす実務よりメンバーの完成させてくれた資料のレビューや、スケジュール管理、お客様との窓口となることの比重が大きいので、木を見て森を見ずとならないように、俯瞰して仕事内容やプロジェクト全体を見られるよう意識しています。

実森:そうですね。あとは、ファンド決算チームがどうあるべきか、チームとしてどう会社に貢献できているかを考えなければならないと思っています。常に意識できているかといったらまだまだな部分もありますが、大事な視点だと考えています。

お二人が感じる、ケップルの魅力について教えてください。

実森:熱量の高いメンバーが揃っているところですね。そういう組織で働きたいと思っていたら、ぜひケップルにジョインしてほしいです。また、働きやすいところも魅力です。在宅勤務と出社を主体的に選択できる「ハイブリッドワーク」を導入しているので、仕事を頑張りながらも子どもと過ごす時間は増え、娘は喜んでくれています。

林:ケップルは、自分がやりたいと思うことが尊重され、楽しみながらいろいろなことにチャレンジできる環境だと思います。いろいろな職種の年齢層も幅広いメンバーがいて、フラットにコミュニケーションを取れる雰囲気も魅力のひとつです。会社としても、スタートアップエコシステム全体の発展に貢献することを目指していて、今注目されている領域でこれからもどんどん新しいことに取り組んでいけそうだとワクワクしています。

前職のメガベンチャーや外資系企業を経て、ケップルに来てみての感想は?

実森:前職でもスタートアップが急成長していくところを経験していますが、実は今のほうが早いうちから制度が整っているという感覚があります。自主的に勉強会や共有会を開いたり、学びの姿勢もあって、ある意味良いとこどりのスタートアップだと思います。

林:私は外資系企業の日本進出の立ち上げを経験しているので、組織や仕組みを作り上げていくことにも携わったことがあり、あまりギャップはなかったですね。むしろ実森さんと同じく、意外といろいろと整備されているという印象でした。事業の性質上、経験者も揃っていて、落ち着いた雰囲気だと感じています。

どんな人がケップルにマッチすると思いますか?

実森:自分で考えて自分で実行できる人ですね。そして「やってやろう」という気概のある人。

林:変化に柔軟に対応できて、新しいことにチャレンジしたい方にはぴったりの会社だと思います。

今後のご自身の目標について教えてください。

実森:お客様がどんどん増えていっても、しっかりと対応できるよう、チーム全体のスキルアップに貢献していきたいと考えています。さらに効率的に業務をこなせるより強い組織にすることが目標です。あとは自部署だけでなく会社全体でフラットな組織づくりには引き続き取り組んでいきたいですね。

林:私はこれからも変化を受け入れて、必要なものを吸収し続けられる自分でいたいと思っています。みんなが学び続けられるよう、チームとして成長を続けることに貢献していきたいです。

未来のメンバーに向けた一言を!

林:「女性だからここまでのポジションで」というような、いわゆる「ガラスの天井」はケップルにはないです。個人が尊重されていて、本当に自分がやりたいと思うことをやろうと思えばできる環境が整っています。

実森:年功序列も男尊女卑も存在しない会社です。未来志向で挑戦を恐れず、熱量の高い方に飛び込んでいただけたらとても嬉しいです。

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