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こんにちは!PR担当の冨田です。
ケップルは『Create New Industries 世界に新たな産業を』というミッションを掲げ、スタートアップエコシステムの発展に貢献するため、投資家・起業家を支援する多くのプロダクトやサービスを展開しています。そして、エコシステムにおけるさまざまな課題を解決すべく、ケップルの事業も多角化を続けています。
今回は、事業承継ファンドの投資先に向けたハンズオン支援を中心に事業を推進する岩田に話を聞きました。ぜひご覧ください!
岩田 愛 Ai Iwata
事業承継グループ ハンズオンSection
新卒で福岡銀行に入行し、営業店での個人・法人営業を担当した後、マーケティング部門にてデータ分析や販促企画等を担当。2019年にアクセンチュアに入社。マネージャーとしてプロジェクトチームをリードし、大手クライアントに対して基幹システム導入・業務改革・PMIの実行等を支援。2024年にケップルにジョインし、事業承継グループにて事業承継ファンドの投資先に向けたハンズオン支援を中心に事業を推進する。趣味は美味しい食べ物とお酒。平日は業務後たまに会社の人や友人と、美味しい食べ物とお酒を頂きながら会話する時間が幸せ。休日は美味しいものを求めて、都内を散策したり、国内を旅行したりしている。
中小企業の命綱をつなぐ—事業承継ファンドとは
私たちは、地域金融機関とタッグを組み、地域を支える中小企業の事業承継を円滑に進めるファンドを運営しています。オーナーの思いを繋ぎ、雇用を守り、企業や地域の成長を支えるというコンセプトに基づき、投資先の皆様と共に考え、共に行動することで、事業承継の手助けのみでなく、投資先の成長も支援しています。
投資先と共に走る、ハンズオン支援の現場
チームは役割に応じて投資戦略、ハンズオンSectionに分かれています。私はハンズオン担当として投資先のみなさまと毎日コミュニケーションを取り、業務効率化や事業拡大の支援を行っています。ハンズオンとはその名の通り、投資先に入り込んで実際に手を動かす伴走型支援のことです。システム導入から事業計画の策定、人事制度設計、アライアンス支援等、投資先に対して幅広い支援を行っています。例えば今の投資先ではじめに着手した社内のコミュニケーションツール導入では、複数のツールを比較し、投資先の方々と話し合ってツールの選定を行いました。今回のツール導入では“現場の使いやすさ”に論点を置いて選定しました。システム選定後の導入や社内への説明会、マニュアルの作成も私たちが行います。意識しているポイントとしては論点の設定はもちろんですが、どの取り組みにおいても投資先の方々の意見や想いを大切にすることです。
ケップルの事業承継の強み・特徴
スタートアップネットワークが生むシナジー
ケップルの強みは、スタートアップエコシステムの発展を支える中で培ったネットワークだと感じています。代表の神先をはじめ、多くの優れたスタートアップとのつながりがあるので、投資先のニーズに合わせて業務提携先をご紹介できます。実際、来週も投資先企業と提携候補企業をおつなぎする予定です。
投資先からの信頼を積み重ねる
投資先の従業員のみなさまからすると、事業承継後は突然株主がファンドになったり、社長が代わったりと、戸惑いや不安が多い状況だと思います。また、従業員のみなさまのことを考えての結果とはいえ、業務効率化に伴う業務内容の変更等、様々な変化に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。そんな中でも、投資先の方々の意見を尊重できるよう、しっかり対話をするようにしています。最近も投資先の役員陣と会議室で、小さい課題から大きい課題まで丸一日ディスカッションしていたりします。投資先のみなさまから学ばせていただくことも本当に多いです。業務後は一緒に食事をしたりお酒を飲ませていただきながら、お仕事以外の会話をすることもあります。私自身、「ファンドの人」ではなく、「投資先の従業員」としての姿勢や想いも持てるよう、投資先の方々から日々様々なことを吸収させていただいてます。
経営の全プロセスに関わる—成長機会は無限大
ケップルの事業承継ファンドは、数ある金融機関ファンドの中でも、かなり手厚くハンズオン支援を行っているファンドだと思います。投資先では、戦略立案から現場オペレーションまで様々な領域に関わる必要があります。法令等の専門知識が必要な領域や自分が詳しくない領域は、自ら勉強しながら進めなければなりません。その分、経営全体を俯瞰でき、実践で学べる環境だと実感しています。将来起業したい方や、家業を継ぐ予定の方にとっても、このファンドは「会社を丸ごと経営する」ような経験が積める場です。銀行や大企業では担当領域が限られがちですが、ここでは全方位に手を伸ばせる。若いうちから挑戦したい方にはぜひ知ってほしいフィールドです。
多様な産業へ、支援の輪を拡大
現在は製造業への支援が中心ですが、今後は業種を広げ、各地域の金融機関とも連携を強めて投資先を増やしたいです。投資先が多様化すれば、チームメンバーもさまざまな知見を吸収でき、グループ全体の成長機会が広がります。また、私は「外から助言する」よりも「自分の事業として責任を持つ当事者」でいる方が向いていると思っています。だからこそ、投資先一社一社が自分の勤務先であるように捉え、中に入りこんで行くスタイルは貫いていきたいです。もっと多くの業種で戦略設計から伴走支援までの経験を積み、自分も成長していきたいですし、ケップルの事業承継ファンドも投資先へ寄り添う姿勢を大切にしたまま、拡大していけたらとても嬉しいです。