「最近の若手は、言われたことしかやらない」 「うちの社員は、どうもモチベーションが低くて困る」
僕がコンサルタントとして全国の地方企業を回っていると、経営者やマネージャー陣から、ため息混じりにこんな愚痴を聞かされることが本当によくあります。
もしかすると、今この記事を読んでいるあなた自身も、職場で上司から「もっとやる気を出せ」と発破をかけられ、プレッシャーを感じているかもしれませんね。
株式会社勝継屋(かつぐや)代表の福成です。
2025年5月の弊社ブログでも書きましたが、僕はこういう「部下のモチベーション問題」に直面したとき、経営者に対してあえて非常に厳しい言葉を返します。
「『やる気のない人間』なんて、この世に存在しません。部下のやる気がないのは、100%、上司であるあなたのせいです」
今日は、「今の仕事にどうしても情熱が持てない」「頑張れない自分はダメな人間なんだろうか」と自分を責めてしまっているあなたへ。
僕たち勝継屋が最も大切にしている「動機づけ設計」という文化と、人が爆発的な熱量で動き出す組織の本当の姿について、本音で語りたいと思います。
1. 「やる気のない人」という幻
そもそも、人間は誰しも「成長したい」「誰かの役に立ちたい」「認められたい」という根源的な欲求を持っています。
入社初日から「絶対にサボってやるぞ」「会社に損をさせてやるぞ」と企んでいる人なんて、一人もいません。
最初はみんな、目を輝かせて「ここで頑張ろう」と思っていたはずなのです。
それなのに、なぜ人は「やる気のない社員」になってしまうのか?
答えは簡単です。
「今やっている目の前の苦労が、未来のどんなワクワクする景色に繋がっているのか」を、上司が示せていないからです。
「とりあえずこのエクセルを埋めておいて」 「今月の売上目標は達成しろよ。理由は会社が決めたからだ」
こんな風に、背景も目的も語られず、ただ「作業」や「数字」だけを上から降ろされたら、誰だって心は死んでいきます。
それは本人の性格が怠惰だからではありません。人間として極めて正常な反応です。
部下のモチベーションが上がらないのを「あいつはやる気がない」「ゆとり世代だから」と個人の資質のせいにするのは、マネジメント側の完全な怠慢だと僕は断言します。
2. 精神論を捨てろ。「動機づけ」は設計(デザイン)できる
では、どうすれば人は自ら燃え上がり、動き出すのでしょうか?
気合と根性で「頑張れ!」と叫ぶこと?
飲み会を開いて愚痴を聞くこと?
違います。
僕たち勝継屋が、クライアントである地方企業の組織改革に入るとき、あるいは自社のメンバーと向き合うときに徹底しているのが「動機づけ設計」です。
動機づけは、自然発生するのを待つものではありません。
意図的に「設計」するものです。
具体的には、「会社の壮大なビジョン」と「個人の日々の業務」に、太くて強い橋を架ける作業を指します。
例えば、地方の小さな町工場で、毎日同じ部品を削り続けている若手がいるとします。
ただ「部品を100個作れ」と言えば、それは苦痛な単純作業です。
しかし、「この部品は、世界中の命を救う最新の医療機器の心臓部になる。俺たちのこの町から、世界の医療をひっくり返すんだ。君のその1ミリの精度が、誰かの明日を創っている」と本気で語り、その成果を正当に評価する仕組み(人事制度や称賛の場)を作ったらどうでしょうか。
目の前の作業の意味が変わり、彼の目つきは劇的に変わります。
「社長、この工程、もっとこう変えたほうが精度上がりますよ!」と、自ら提案してくるようになる。
「旗(ビジョン)」を立て、それを日々の「仕組み」に落とし込む。
この動機づけ設計こそが、僕たち勝継屋が地方企業に提供している真の価値であり、僕たち自身が最も大切にしているカルチャーなのです。
3. 勝継屋の文化。僕たちは絶対に「個人のせい」にしない
この「動機づけ設計」の思想は、当然、勝継屋の社内にも深く根付いています。
もし、勝継屋のメンバーのパフォーマンスが落ちていたり、元気がなかったりしたとき。
僕は絶対に「お前、最近やる気ないな」とは言いません。
僕がまず疑うのは、「自分自身のマネジメント」と「会社の環境」です。
「僕が彼に、勝継屋が目指す『日本をクライマックスへ』というビジョンを語り切れていないのではないか?」 「彼自身の個人的な夢や目標と、今の業務が上手くリンクしていないのではないか?」 「挑戦を称賛し、失敗を許容する心理的安全性が、今のチームに欠けているのではないか?」
原因は常に、環境と設計の側にあります。
だからこそ、僕たちは徹底的に「対話」をします。
上司と部下という縦の関係ではなく、共に日本を変える野武士としての横の関係で、今何につまづいているのか、どうすればもう一度火がつくのかを一緒に考え、仕組みから変えていきます。
「自分たちなんて」という呪縛を解き放つのは、クライアントに対してだけではありません。一緒に働く仲間に対しても同じです。
誰もが自分の可能性を120%信じきれる環境を創ること。
それが、代表である僕の最大の仕事だと思っています。
4. 自分を責めるのは、もう終わりにしませんか?
今、この記事を読んでくれているあなたに伝えたいことがあります。
もしあなたが今、仕事への情熱を失い、「自分はダメな人間だ」と責めているのなら。 どうか、自分を責めるのは今日で終わりにしてください。
あなたが燃えられないのは、あなたが悪いのではありません。
あなたが命を懸けてもいいと思えるだけの「大きな旗」と、あなたの努力が正しく報われる「設計」が、今の環境にないだけです。
僕たち勝継屋は、2030年までに全国230社の地方企業と伴走し、1兆円の経済を動かすという途方もないビジョンを掲げています。
地方から日本をひっくり返す。
この国の未来に、もう一度熱狂を取り戻す。
この大きな旗の下でなら、あなたのそのくすぶっている情熱は、必ず大きな炎に変わるはずです。
僕たちは綺麗なスーツを着て安全圏から指示を出す集団ではありません。
泥にまみれ、経営者の「懐刀」として現場に飛び込み、自らも「恥をかきながら」前へ進む野武士集団です。
誰かに管理されるのではなく、自分自身の動機で動き、世の中に圧倒的なインパクトを残したい。
そんなヒリヒリするような、けれど最高に面白い環境が、ここにはあります。
5. まずは、あなたの「モヤモヤ」を聞かせてください。
もし、このストーリーを読んで少しでも心が動いたなら。
「動機づけ設計が機能している組織で働いてみたい」「自分の情熱の火を、もう一度燃やしてみたい」と思ったなら。
まずは、カジュアルにお話ししませんか?
志望動機なんて、綺麗に作らなくて構いません。
今の職場に対する息苦しさや、あなたが本当はやってみたいこと、過去に情熱を注げた瞬間のこと。
そんな、あなた自身のリアルな想いを、僕に直接ぶつけてください。
僕も、勝継屋が目指す未来と、まだまだ整っていない創業期ならではの泥臭いリアルを、包み隠さずお話しします。
あなたとお話しできる日を、心から楽しみにしています。
[👉 「今の環境を変えたい」「もう一度熱く働きたい」方、まずはカジュアル面談へ]
【勝継屋のカルチャーと思考の背景を知るために】 勝継屋が地方企業の組織をどう変革しているのか、代表・福成がどんな哲学で経営に向き合っているのか。さらに深く知りたい方は、ぜひこちらのブログやnoteもご覧ください。
- 【ブログ】部下のやる気がないのは誰のせいか?(2025/05/17) ※今回の記事の原点です
- 【note】“イエスマン”ばかりの会社は弱い──「社長、こうしたいです」が飛び交う組織が最強になる理由
- 【note】「地方だから無理」と言った瞬間、未来は閉じる。「地方だからできる」を証明し続ける。
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