6月12日、東京都千代田区のUZABASEの本社オフィスで「Server‐Side Kotlin Meetup#12 with Kotlin Fest 2024予習会」が開催されました。Server‐Side Kotlin MeetupはサーバーサイドKotlinユーザーのためのコミュニティで、2〜3か月に1度、情報交換を目的としたハイブリッド型のイベントを開催しています。justInCaseTechnologiesは、2022年から運営企業としてイベントをサポートしています。この日は、オンラインとオフラインの合計で約40人が参加しました。
目次
1 【6月22日開催】Kotlin Fest 2024の予習の場に
2 Server‐Side Kotlin MeetupとjustInCaseTechnologies
【6月22日開催】Kotlin Fest 2024の予習の場に
今回は、サブタイトルに「with Kotlin Fest 2024予習会」とあるように、6月22日に開催を控えた「Kotolin Fest 2024」とのコラボイベントとなりました。
Kotlin Festは「Kotlinを愛でる」をビジョンに、Kotlinに関する知見の共有と、Kotlinファンの交流の場を提供する技術カンファレンス。日本Kotlinユーザーグループが主催しており、Kotlin関連では国内最大級のイベントとなっています。
第1部のLT大会では、Kotlin Fest代表の長澤太郎氏による「『Organizerが語る!Kotlin Festを楽しむためのKotlin知識』 + Q&A」、Kotlin Festの運営メンバーであるShoco Sato氏による『Kotlin Fest運営のこだわりポイント』、Kotlin愛好会の運営の他、書籍『Kotlin サーバーサイドプログラミング実践開発 』の著者でもある竹端尚人氏による『Server-Side目線で見る、 Kotlin Festの楽しみ方』の3つの講演が行われました。
Kotlin Fest代表を務める長澤氏は、約5年ぶりとなるオフライン開催への意気込みや、開催にあたってさまざまな課題(会場はどこにするか、定員は何名にするか、どんな企画にするか)があったことなどを紹介し、「(参加者に)帰りの電車の中で『Kotlin好きだな』と思ってもらえれば成功」、とその目標を語りました。
第2部では、第1部の登壇者らによるパネルセッションが行われました。参加者からも多くの質問が寄せられ、セッションは大いに盛り上がりました。第3部のオフライン限定懇親会にも参加者の多くが参加し、会場は終始、和気藹々とした雰囲気に包まれていました。
イベント全体を通じて登壇者からはイベントに懸ける熱意が伝わってきましたし、一般チケットはすでに完売ということで、久々のリアル開催への期待の高さが感じられました。
Server‐Side Kotlin MeetupとjustInCaseTechnologies
前述の通り、当社は2022年の第1回から運営企業として「Server‐Side Kotlin Meetup」の運営をサポートしています。そもそもKotlinはチェコ共和国の首都プラハに位置するソフトウェア開発企業であるJetBrainsが2011年にリリースしたJVM(仮想マシン)上で動作するオープンソースのオブジェクト指向プログラミング言語で、Androidアプリケーション開発における公式言語のひとつとして、Google社が正式に採用していることでも知られています。
「Server‐Side Kotlin Meetup」は、当初、Android(モバイルアプリ向け)のイメージが強かったKotlinが、Server‐Side(バックエンド)でも活用できることをアピールすることを目的に始まったもので、現在は㈱スマートラウンド、㈱マネーフォワードと当社の3社が運営企業に名を連ねています。
Kotlin を採用している当社としては、エンジニアの知識のアップデートに加えて、イベントを通じてKotlin と当社を紐づけることで、Kotlinに関心のあるエンジニアに広く当社を知ってもらう機会にしたいという想いもあります。
Kotlinは、Javaに近い言語ということで、もともとJavaを使っていた人にとって馴染みやすく、Javaに比べて短くてシンプルなプログラムで実装できる利点もあります。
今後も当社では、Server‐Side Kotlin Meetupのサポートを通じて、知識のアップデートや企業としての認知度向上に取り組んでいきたいと考えています。