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パーパス経営を導入してどんな未来を目指す?

こんにちは、広報担当の山下です!

弊社は2023年12月で第10期に突入いたしました。
また、代表取締役のインタビュー記事を公開して約4年半が経っているということもあり、これを機に最新版のインタビューを取り直すことにしました。
JOINT CREWが目指す方針や、代表取締役・村越の経営理念に少しでも共感いただければ幸いです。

以前の記事 【代表取締役インタビュー】創業ストーリーと今後の展望について

さて、前回の記事では、JOINT CREWの創業にまつわる二つの想いを紹介していました。

  • ITを通して自分たちはどんなことができるのか?を追求して、カタチにしていきたいという想い
  • もっとエンジニアファーストを軸にした会社を作りたいという想い

当時、村越はその二つの想いから、エンジニアの働き方の選択肢を広げ地方創生を促進することや、将来の担い手である子どもたちに向けたサービス開発を実施していく、と公言していました。
では数年経った今、実際にはどのような活動が行われてきたのでしょうか?

これまで取り組んできた活動のご紹介

村越:活動を行うにあたって一番軸としてきたものは、働き盛りの世代の選択肢を増やすということです。
社外向けには、病児保育支援サービスの『くれいしゅ』による育児家庭へのサポート。社内向けには、結婚や出産、介護といったライフイベントで起きる環境の変化やワークライフバランスへの考え方の変化などに対応できる仕事の環境作りを行ってきました。

山下:例えば、私がエンジニアと事務職を兼務させていただいていることも、その環境作りの成果といえますか?

村越:キャリアに関してはそれもあるね。山下さんから会社経営の裏側の仕事に興味があると相談を受け、ならば工数の半分を管理部に身を置いてみようかとか。そういった機会を社員に与えられているのかな、と思います。
あとは、はぐくみ基金※1の取り組みもそう。あれはまさに、貯蓄に対する選択肢を持たせることに繋がると考えています。蓄えた貯蓄を年金で受け取りますか?もしくは年金以外で積み立てますか?って、どちらも一長一短があるんだけど、将来受け取るお金に関しても年金以外にも選択肢はあるんですよと。貯蓄においては副業の制度も加えているんですが、それも選択肢を持たせたいといった思いから追加したものですね。

他にも、地元に戻りたいという社員や、家庭の事情で実家に帰る社員に対して、働く場所は変わっても仕事内容は変わらずJOINT CREWで仕事を継続してもらえているというのも実績としてご紹介できる事例の一つです。

(※1)詳細は 節税に資産形成も可能!?退職金制度のご紹介 を参照。

エンジニアファーストに考える

村越:エンジニアが挑戦したい技術にキャリアチェンジできるようにというのは、意識して取り組んでいます。『キャリアチェンジ』って聞くと大きく捉えちゃうかもしれないけど、例えば、もともとバックエンド開発をしていたエンジニアにフロントエンドの開発を任せたりとかね。経験はないけど、これからこの領域を経験したいと希望を持つ社員にできるだけその希望を実現できるように伝えています。

ただ、そう言われても担当プロジェクトを何でも選択できるわけではないじゃん?と思いますよね。それは確かにその通りで、それぞれが思うがまま好きなプロジェクトに参加するといった選択肢は優先順位の一番には置けていないです。プロジェクトの受注状況やシフトできるタイミング、組織の意向も考慮しなければならず、社員の中にはジレンマを感じている者もいると思います。ただ、我々が選択できる範囲の中で、その人に寄り添った提案をするよう意識しているということを理解してもらえたらなと思っています。

仕事を通じた社員の存在意義、パーパスの導入

山下:新しく実施したことでいうと、第9期からパーパス経営を導入しましたよね。

村越:そうですね。パーパスは、企業の存在意義だったり志だったりを指す言葉なんですが、企業のビジョン実現に向け、行動をより具体化していくために必要なものだと思い設定しました。また、設定した理由は他にもいくつかありますが、その中でも特に、社員が当社に所属している存在意義についてもっと当事者意識を持ってほしいという思いが大きいです。

山下:『世の中の課題解決のための繋ぎ手となる』というパーパスですよね。由来についてお聞きしても良いですか?

村越:パーパスを決めるとなったとき、社名に込めた思いを振り返りました。創業当時、自分は、こういう状態に、こういう集団になりたいって思いを持って会社を作ったよね?って、創業の原点があることを思い出したんですよね。それを言語化したものが『世の中の課題解決のための繋ぎ手となる』。
そういった話をパーパスを通じて社員に共有することはできたのですが、今更ながらもっと早くから伝える機会を設けるべきだったなぁと思っています。

山下:パーパスを設定したことで、今後、社員にどういった考えを持って活動してほしいと思っていますか?

村越:そうですね、社員には、自分が何の繋ぎ手であるかを明確に持ってほしいなと。
さらに言うと、自分だけではなく周りの人は何の繋ぎ手なのか、もしくは何の繋ぎ手になろうとしてるのかを知り、またその意識を持つ集団であることに誇りを持ってほしいなと思います。

(下図)弊社のパーパス概要資料

これらを踏まえて、代表取締役としてすべきこと

村越:組織全体の状態確認、これが代表取締役として僕がやっていることです。
とは言っても、基本的には組織が僕抜きでも自走するように促しているので、管理業務はほとんど他の社員に委譲していて、僕がやっているのは代表としての決断や意見を求められたとき、介入が必要だと感じる時にテコ入れする程度のものです。

そのため、既存事業とは別にメインの活動内容を会社の未来に繋がる開拓に取り組むようにしています。
最近の事例では、新潟県の長岡市役所で非常勤職員に就任したこと。非常勤職員という立場から、地方行政様や地方の起業家などと対話させていただき「地方が抱える課題や実現したいこと」を共に考え伴走するといったDXコンサルティングを行っています。
他にも岩手の一関、埼玉でも同じように開拓先を広げ、まずは私をはじめとしてBabyTechと受託事業の販路拡大が繋がると良いなと考え活動しています。

僕は、成長を求めることを社員に課しているので、会社では僕自身が一番学習し続けなければいけないと感じています。今は、会社が成長するために自分が何を学ぶべきなのか?何をすべきなのか?と、ひたすらに追い続けているところです。

今のJOINT CREWに必要なこと、その後の未来図

村越:第一に、人的資本経営をより意識しないといけないなと思っています。
大前提としてなぜこれが必要かというと、今の日本は、30年〜40年前と違い労働人口が減少している問題を抱えていて、人員減少の対策を代替えの採用で満たすようにしようといった考え方自体を変えなければならない時代になったんですよね。人を材料資源ではなく、資本として扱う。さらに言うと、人それぞれの生まれもっている特性を活かしたポジションに適切に采配してあげるということを、最低限実施する必要があると思っています。

ただ、特性を活かしたポジションといっても、得意なことがやりたいこととイコールではないこともおおいにあると思います。あなたの気質を考えるとマネジメントが良いのでは?と助言や指摘を受け拝命したとしても、ふと、なぜこの仕事を担当しているのだろう?って思ってしまう。
既定路線のまま同じ業務を担当したほうが良い人もいるだろうし、同じ技術職の中でこれまでと異なる技術に挑戦していくでも、職種自体と変えるジョブチェンジをするでも、納得感を持って仕事に取り組んでもらうために、社員それぞれが自己分析をし、自己認知した上で様々なことに挑戦していくというのが必要な段階だと思っています。

そして、ビジョンである『日本の子供たちを笑顔にする』をIT技術を持って追求していくこと。
人生や生活のあらゆる場面で選択肢を持ちながら働くことができる環境を作り上げる、働く両親の笑顔がその子供たちの笑顔につながると僕は考えています。また、親になりたいけど、金銭的な事情などでそれを諦めてる人がいる場合は、その方々に対しても選択肢を届けられるようにすること。いろいろな角度から、ビジョンの実現を目指しているところです。

最後に、読者に伝えたいこと

村越:JOINT CREWは世の中の課題解決の繋ぎ手集団です。労働人口の減少、地方の人口流出、少子高齢化、子育て無理ゲー社会や可処分所得の低迷など、日本が抱えるさまざまな社会問題をITの力で解決に結びつけようとしています。

弊社では、同じ志を持って行動できる仲間をまだまだ必要としています。この記事を読んで共感された方は、ぜひ、ITスキルや営業力、マーケティング能力など、あなたが持っている強みを弊社で活かしてほしいなと思っています。

お会いできる機会を楽しみにしています。

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