弊社では「本社から半径2.5Km圏内に住む正社員を対象に住宅手当を支給する。」という補助制度があります。
今回はこの制度の利用者として感想と利用方法について紹介します。
利用方法と対象者について
結論から言うと条件は下記4点を全て満たす事です。
引っ越しの場合でも現在お住まいの住居がある場合でも準拠していれば対象となります。
- 雇用契約が正社員である事。
- 居住物件が本社から半径2.5Km圏内にある事。
本リンクのGoogleマップを利用し、本社~自宅までの距離を計測する
①マップ上の本社所在地にピンが立っているので、ピンを右クリックして「距離を測定」を選択
②検索ウィンドウで《自宅住所》を検索、ピンが立つので右クリックして「ここまでの距離」を選択
③本社~自宅が2.5Km以内であれば手当支給対象となる - 自治体に住所の異動届(転入/転居)を行っている事。
- 居住物件が賃貸物件(シェアハウス可)である事。
※要入居契約書類提出
居住物件が自己所有や実家(親族宅含む)の場合は支給対象外となる。
目的
- 自社業務や学習支援制度利用での通勤時間をより短くし、通勤ストレスを緩和する事で生産性向上等を促進する。
※学習支援制度については別の記事がございますのでぜひご覧ください!
- 就業形式としてリモートワーク比率が増加、他者とのコミュニケーション機会が減少している中、本社にて他社員と対面で会話する機会を増やし、コミュニケーション不足の改善及び社内交流を促進する。
実際に利用しての感想
正直に言って感想は「もう本当に助かる。」しかありません。
元々地元にずっと住んでいた私は土地勘も薄いので会社が近いのは安心ですし、
都心なので車無しでも近くで生活に必要な物が揃うのも助かります。
感想だけでは伝わりにくいと思いますのでどれぐらい助かるのかについて記載します。
都内で一人暮らし、実際にかかる費用は?
生活費・固定費は以下の通りです。(執筆者の場合)
大体の金額ですが、、、見返すと思っていたよりかかっていて冷や汗しか出ません。
私の場合はここから奨学金が12,500円のほか個人で入っている保険等があるのですがこれは人によると思いますので省きます。
食費についてはどんなに抑えても25,000円くらいが限度だと思います。
私は一人で外食はほとんどしないので自炊7割・外食3割(日々の昼食がコンビニ)くらいです。
見てわかる通りかなりの金額です。
そんな中での家賃補助は、特に実家からの独立や地元からの上京を検討されている方にとっては、生活のスタートを安心して切るための心強い支援になります。
補助の対象は、1Kには限られていないのでワンルーム(1R)も含まれます。
都内23区内の1Rの平均家賃は約75,000円前後なのでより抑えたい方は1Rもいいですね。
自分が引っ越す際は1Rはあまり見ていなかったのですが最近はデザイナーズマンションなども増え
よりおしゃれでロフト等が活用されて広い物件もありますね。
こちらも補助を活用すれば、平均から見ると実質負担は5~6万円台になります。
ここまででもわかると通り、めちゃくちゃお財布が助かる制度です。
さらに本社への通勤や学習時に行く場合、距離が近いのも非常にプラスです。
補助なしで60,000円の物件に住むと…
都内で家賃60,000円程度の1Kまたは1Rの物件を探す場合、補助なしだと飯田橋からは約8〜10km以上離れるエリアが現実的になります。
実際にこの家賃帯で住めるのは、以下のようなエリアになります。
- 板橋(板橋区役所前・十条)
- 荒川(町屋・西日暮里の北部)
- 中野(中野坂上〜野方方面)
- 練馬(江古田・練馬・光が丘)
- 足立区・北区(赤羽・王子など)
特に1Kでは都心部では物件数が限られ、駅徒歩10分以上・築年数が古めの物件が中心となる傾向みたいです。
1Rの場合でも条件の良い物件は限られ、通勤には片道40〜60分の電車通勤が必要になります。
これが今の物件だと本社まで一駅なので片道15分・20分(徒歩分込み)で着くというのも魅力です。
実際の通勤先は参画先や勤務形態にもよると思いますがフルリモートだとしても魅力は
大いにあると思います。
まとめ
「会社の近くに住む」ことは、単なる通勤の便利さを超えて、働きやすさや暮らしやすさに直結します。
生活費の支援だけでなく、毎日の時間の質も向上させる近隣住宅補助制度。
これから上京を考えている方、実家から独立を考えている方、ぜひ制度を活用してください。