インタースペースでは社員の成長を後押しするさまざまな制度があります。 今回はその中の一つ、「コーチングマラソン」についてご紹介します。
コーチングマラソンとは
半年間を1サイクルとし、コーチングの経験がある人事メンバーと毎月1回面談を実施し自己成長を促す人事制度になります。 現在、第7回を終了し、累計131名(重複あり)の応募実績がある人気の人事制度です。
半年間の流れは、
- キックオフとしてキャリアカウンセリングを行います。 キャリアプランや大切にしたい価値観などを深堀りし、半年後に到達すべき目標を設定します。 例えば昇格したい、社内表彰を獲りたい、業務の●●ができるようになりたいなどです。
- キックオフ後は月に一度の人事との定期面談でその進捗状況や、次になにをすべきかなどを考え、翌日以降の日々の業務に活かしていきます。
- 最後の面談は半年間を振り返り、どんな成長が得られたか、今後どう活かすかなどを考えて1サイクルが終了となります。
どんな志向の社員が参加するのか
端的に言うと「変わりたい」という強い思いのある方です。 昇格したい、市場価値を上げたいなど人によってさまざまですが、上司から言われたから参加するではなく、自発的な変わりたい思いを持った社員から応募をもらうことがほとんどです。
実際の声
やっていて感じること
私たちのやりがいに近いのですが、コーチングマラソン終了後、実際に参加してもらった社員が目標を達成したり昇格・社内表彰をされたりすると人事としても非常に嬉しい気持ちになります。もちろんやり抜いたのはその社員ですが少しはお手伝いできたのではないかな?という気持ちになります。
また社員自身のやりがいやキャリアを良くするためには事業の視点が重要だと理解してくれる社員が多いなと感じます。どうしても日常業務は目の前の仕事や目標を追うことが多くなります。そのため月に一度、鳥の目で考えてもらうことで事業との繋がり方が見えてきやすいのかもしれません。
今後の展望
今後もより多くの方をコーチングマラソンを通じてて支援していきたいと考えております。変わりたい・成長したいと感じるタイミングは人によって異なりますので、そのタイミングでいいので、気軽に人事部に声をかけてもらえればなと思います。またコーチングができる人が社内に増えたらいいなと思います。これは人事部内だけではなく人事部外も増えたらいいなと思います。コーチングは社員にとって建設的なコミュニケーション手法の1つです。それができる人が増えたらもっといい会社になるのではないかなと思います。
コーチングマラソンの取り組みは、 2024年にHR’s SDGsを通じた持続可能な企業と個人の成長を加速させる取り組みに光を当てる「HR’s SDGsアワード」で優秀賞を受賞しました。社員のために始まった取り組みが世の中から評価されとてもうれしく感じています。今後も社員の成長を後押しする仕組みづくりを行っていきたいと思います。